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2023年エッセイ

今年やったこと、ハマったこと、考えたことなどを書きました!


商業デビュー

今年一番の出来事といえばコレです。
子どもの頃から文章を書くのが好きで、将来は文筆家に憧れていたので出版社から商業本をリリースできるとなった時は本当に嬉しかったです。
家族、友人、職場のみなさん、フォロワーさんなどなど、たくさんの方に喜んでいただけて、頑張ってよかったなーという気持ちです。
出版をサポートしていただいた方々には感謝の念が耐えません。

商業版の本を手に取った時、その厚みや立派でぴかぴかな表紙に感動しました。
自分の名前がAmazonにあるのも不思議な心地ですが、誇らしいです。

表紙イラストについては2冊ともビジュアルの方向性についてオーダーを出させていただきました。
せっかくなので表紙に込めた意図についても書き残しておきます。

2時間でクリエイティブコーダーになる本」の表紙イラストはゆめつきママ先生 @yumetsukimama にご担当いただきました。

2時間でクリエイティブコーダーになる本

以下、私から出させていただいたオーダーを一部抜粋します。

  • 本書はこんな本です

    • プログラミング初心者さん向けの本で、プログラミングで絵を描いたり、簡単なアニメーションを作ります

    • 「仕事のため」「勉強のため」というよりは「趣味のため」のプログラミングをガイドしています

  • 表紙のイメージ

    • 女性、中高生、趣味がほしい大人など幅広い方に手にとってほしいです。プログラミングに対する「男性がやるもの」「仕事でやるもの」「学校のお勉強」「パソコンオタクがやるもの」イメージから脱却したいです

    • 女性・中高生の間で少女漫画的な質感がトレンドなのかなと思っているので、そのようなイメージでお願いできると嬉しいです。参考画像として渋谷109のwebサイトやグラフィックを共有します

    • 同人誌版の表紙をオーダーした際は「気軽にプログラミングできることをアピールしたいので飲み物やお菓子を楽しみながらPCに向かっている女の子」でお願いしていました。今回の表紙も「気軽にプログラミングに取り組める」「アート作品を楽しくつくる」ことをアピールしたいです

…という、細かいわりに方向性が何ひとつ明確でないオーダーをゆめ先生にばっちり形にしていただけて、本当に頼もしかったです。
また、イラスト確定後にデザイナーさん側で表紙全体のデザインもしていただいたのですが、タイトルの「2時間で」のところに時計のモチーフが組み込まれているのがおしゃれすぎてビビりました。これがプロの技…

チャットAIよ、この世で一番美しいデジタルアートを創造せよ!」の表紙イラストはα先生 @10000feeeeet にご担当いただきました。

チャットAIよ、この世で一番美しいデジタルアートを創造せよ!

以下、私から出させていただいたオーダーを一部抜粋します。

  • 本書はこんな本です

    • 「AIに日本語の文章で指示やお題を出して、その文章からプログラムを書いてもらい、そのプログラムを実行して出てくる絵やアニメーションにツッコミを入れる」という内容になっています。いわゆるAIイラストを扱った本ではありません。

    • この本の最終的な目標は「この世で一番美しいデジタルアート」をチャットAIに生成してもらうことです。ネタバレですが、そのようなすごい作品は生成できませんでした!

    • 本書の中でのチャットAIは全体的にポンコツです。国旗など答えがわかりやすいお題もハズしています。ポンコツなAIから何を引き出せるか、現状どのようなことができるのか、今後どのようなことに使えそうかを考える内容になっています。

  • 表紙のイメージ

    • チャットAIに対して「この世で一番美しい〜」という問いかけを繰り返すことから、白雪姫の女王をイメージしています。どこかにりんごや鏡のモチーフを入れていただけると嬉しいです

    • オチとしてはチャットAIで「この世で一番美しいデジタルアート」が完成するには至らなかったので、イラストのテイストも重厚すぎない雰囲気でお願いします

    • 今ちょうど格闘ゲームが流行っているので、ストリートファイター6でいうとジュリ・マノン・キャミィのような華やかなイメージを参考にしていただけるとよさそうです。あまり詳しくなくて恐縮ですが、流行りでいうとギルティギアもイメージ近そうです

というわけで、格ゲーに造詣の深いα先生の手によって高飛車そうでありながらどこかポンコツそうな女王様が爆誕しました。
大きめの革ベルトとそこにホールドされているムチがまさに格ゲーっぽくてかっこいいですよね!
実はキャラ設定画も事前にいただいたのですが、こういった資料が見られたのは作者特権でしたね!
そしてこちらもイラスト確定後にデザイナーさんの手によって女王様らしくめちゃエレガントな書体でタイトルロゴを入れていただいています。雰囲気ぴったりですよね!

そんなこんなで世に出たはいいのですが、やはりPRが難しいですね…。
そもそもクリエイティブコーディングという言葉を知らないとたどりつけないかもしれないな〜と考えています。
これについては自分がもっと「こういうことをやってるんです!」と色んな方面に広く深く発信していくしかないと思っています。
来年の課題ですね。がんばるぞ。

技術同人誌の話

今年は5月の技術書典14、11月の技術書典15にオンライン参加しました。
その中で技術同人誌を合計で2冊リリースしました。

1冊目は商業本の底本にもなった「チャットAIよ、この世で一番美しいデジタルアートを創造せよ!」です。

チャットAIよ、この世で一番美しいデジタルアートを創造せよ!

チャットAIがホットだったので、その知名度を利用してクリエイティブコーディングやジェネラティブアートを広めたいという意図で執筆しました。
「とにかくたくさんの人にクリエイティブコーディングを知ってもらう必要がある!」と考えていたので、171ページの技術同人誌(PDFファイル)を無料配布しました。
結果、技術書典14の会期中に300冊の頒布を達成できたため、目的は達成できたと思っています。
名前だけでも覚えて帰ってくださいね!
そういうアツい気持ちで無配にしたものの、171ページもあるわ画像は多いわで推敲がめちゃくちゃ大変でした。

表紙イラストは斎賀小春さん @saigaKobaru にご担当いただきました。
「この世で一番美しい」を追い求める存在である白雪姫の女王と、彼女の「うまくいかなさ」を表現していただいています。
周りに散りばめられたメイクツールは「試行錯誤」を表現されているそうです。かっこいい…
本書のテーマとリンクしたドラマが込められていてグッときました。

2冊目は「クリエイティブコーディングの参考書」です。

クリエイティブコーディングの参考書

大学などのクリエイティブコーディングの授業資料を調べ、授業の傾向や課題(宿題)の対策方法をまとめた技術同人誌です。
数年前から調べたい、まとめたい、書きたいと思っていたネタでした。
確認してみたところ資料集めは昨年12月から、執筆は今年7月末からやっていました。自分的には超大作です。
今までは自分の作品や文章などを並べた同人誌しか書いたことがなく、参考文献を大量に扱う同人誌は初めてでした。
それゆえに執筆コスト・推敲コストが高く、とにかく大変でした…
その苦労があってか、技術書典の「第7回 刺され!技術書アワード」の「刺さる部門」のファイナリストに選出していただきました!

残念ながら受賞は逃してしまいましたが、そもそもファイナリストに選出していただくこと自体が初だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです!!
ちなみに刺さる部門とは下記のような部門だそうです。

広く一般にはウケないかもしれないが、深くニッチな技術への愛情・情熱を感じる書籍や、誰かに届いてほしいと感じる刺さる技術書に送られます。

技術書典「第7回 刺され!技術書アワード」開催のお知らせ - 技術書典ブログ
https://blog.techbookfest.org/2023/11/06/tbf15-award/

今はニッチでも……タフにがんばるぞ!!
次は受賞を狙いたいです!

表紙イラストはスエハラくん @goto_130 にご担当いただきました。
弊サークルにおいては「デジタルクリエイターが紙の手帳に立ち向かってみた」の表紙イラストもご担当いただいたので2度目の登板となりました。ありがたや…
Lo-Fi hiphopのサムネイル風で、PCに向き合っている女の子というオーダーを出させていただきました。
ポップでかわいく仕上げていただきました!
そして、表紙の全体的なデザインも参考書風にしてみました。オビの文字がやたらデカいところがこだわりポイントです。

技術同人誌はBOOTHでお取り扱い中なので、ぜひぜひのぞいてみてください!

クリエイティブコーディングを広めるための模索、模索、模索

今年はTwitter(現X)がいよいよかとなったこともあり、MisskeyなどのSNSにも手を出すようになりました。

私がMisskeyを始めたのがちょうどMisskey.ioのユーザ数が10万人突破したあたりでした。
滝のように流れていくローカルタイムラインにリアクションシューティングしてはオモシロ〜とか思っていたのですが、それだけ大量のつぶやきが流れてくるのにクリエイティブコーディングの話が全然流れてこないことに気がついて、これはやっぱりもっと頑張らないとね、と思った次第です。

Misskeyを見ても、例えばバルーンアートのお写真や料理のお写真はそのすごさや大変さが素人でもなんとなく推し量れるので、素直に感動できるんですよね。
しかし、クリエイティブコーディングって詳しくない方が見たとしてもどこが大変かわかりにくいよな、と思っています。
しかも今だとAIアートの話もあって、なおさら大変ポイント・こだわりポイントが伝わりにくいよな〜と考えています。

だからこそ、クリエイティブコーディングをちょっとでも知ってもらうこと、まずはそこから始まるのではと考えました。
Misskeyでかわいくてムチムチの女の子の絵が人気で注目を浴びやすいのは……もうそれは…仕方ないから!そこと覇権争いはできないから!だからまずはちょっとでも知ってもらおう…と、小さなステップを重ねることにしました。
その一環で、先述のとおりチャットAIにクリエイティブコーディングをさせる技術同人誌を執筆し、無料配布しました。
今まで接点のなかった方にもクリエイティブコーディングを知ってもらえるように、私が今年やったことは他にもこんな感じです。

MisskeyでつぶやきProcessing

先述のとおり、Misskeyにアカウントを作ったのでMisskeyでもクリエイティブコーディングの話を発信していこうと思いました。
MisskeyはつぶやきにMarkdown記法が一部使えるので、つぶやきProcessingをソースコードハイライター付きで投稿できるんですよね。

見映えがするのでちょこちょここういった形式で投稿していました。リアクションがつくのも楽しいですしね…
ローカルタイムラインは本当に誰でもが見てくれるので、街角で作品を展示していたら誰かひとりくらい足を止めてくれるかも…という気持ちでした。

DLsiteで技術同人誌を頒布

今年からDLsiteでもサークルデビューしました。

Twitter(X)に名前を書くだけで凍結することでおなじみ、R-18の同人誌やゲームが中心の作品委託サービスです。
評論本や技術同人誌も頒布されていたので、思いきって弊サークルもDLsiteで頒布することにしました。
もしかしたらBOOTHや技術書典の利用者とは異なる層にアプローチできるかもしれないと思ったからです。

セールやクーポン配布が頻繁に行われるため、そういったキャンペーン中にお手にとっていただいているようです。ありがたいことです…
DLsite上で感想レビューをいただいたこともありました。いただけるとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。
(実はDLsiteはレビューを書くと得するシステムになっているため、作品レビューが活発なようです。運営が上手だな〜)

DLチャンネルというまとめ記事作成サービスにクリエイティブコーディングの話を投稿したりもしました。

とにかくクリエイティブコーディングとまったく接点がなかった方の目にとまってほしい、まずは「こういう文化もあるんだな〜」と知ってほしい…と思いながら書きました。
その結果、先ほど述べたとおり、DLsite上で少しずつお手にとっていただいたり、サークルをフォローしていただいたりしているようです。

DLsiteをサークルとして利用している感想として、BOOTHなど他のサービスよりも良い意味で厳格だと感じました。
サンプルのチェックに数日かかったり、頒布物の値段を変更すると「サークルの信用に関わるからほどほどにね(要約)」といったメールが担当者さんのお名前付きで届いたりなどなど…
セクシーなものと自由な表現を守り扱うサービスとしてのオーナーシップを感じます…

Twitter(X)で名前を出したりリンクを貼ったりするだけで凍結リスクがあるサービスなので、Misskeyでもっとアピールしていきたいです。
とはいえ、最近はMisskeyも放置気味なので、まずはそこから力を入れていきたいですね。

クリエイティブコーディング漫画とクリエイティブコーディングカフェシリーズ

クリエイティブコーディング漫画が読みたい!!無いなら作りたい!!!
もう何年も前から考え続けています。

オタクなので2次元のキャラクターがクリエイティブコーディングをしているところが見たいというのがまずひとつ。
そして、「スポーツ漫画に憧れて部活に入った」「アニメに影響されて楽器を始めた」的な現象をクリエイティブコーディングでも起こしたいな、それでクリエイティブコーダー人口が増えたらいいな、というのがひとつ。

シナリオをず〜〜〜っと頑張って考えているのですが、これがなかなか難しい…
「とにかく短くても、拙くてもいいからまずはネームだけでも切ってみよう!」と思って描いたのがアマビエ漫画です。

お話としてはまとまったものの、なんか話の出し方がわざとらしかったかな…という反省もあり…
次はもっと上手くやりたいです。

いわゆる進研ゼミの漫画のように「クリエイティブコーディングをやるだけで人生大成功!順風満帆!だからキミもクリエイティブコーディングを始めよう!!」という路線にはしたくないな…と思っています。
そういう目線でクリエイティブコーディングを広めたいわけではないんですよね…お話作りって難しい…

漫画のシナリオはそれはそれで考えつつ、シナリオをあまり作り込まなくても世界観が展開できる単発ネタも作ってみることにしました。
それが「あったらいいな!クリエイティブコーディングカフェ」シリーズです。

絵を描くのは苦手なので、VRoid Studioでキャラクターを造形してVRM Posing Desktopでポージングさせて画像を作っています。
こうして作ってみると、やはり「顔の絵」って偉大です。
情報の流れやすいSNS上でも顔があると目にとまりやすい印象があります。
そういうメリットを考えてもやっぱりクリエイティブコーディング漫画…作りたいですね…

そんなこんなで私がホニャホニャやっていたらセンバクさんがクリエイティブコーディング漫画を描かれていました。さすがです…!

という感じで今年もクリエイティブコーディングを広めるために様々な模索をやってきました。
来年も引き続き色々やってみたいです!

ハマったものや気になるものの話

今年は仕事も創作活動も色々やらせていただきましたが趣味も充実してました。

ZINEを買いにいこう

今年は吉祥寺ZINEフェスティバルやデザフェスに初めて行きました!あとマジで久々に同人誌即売会にも行きました。
吉祥寺ZINEフェスティバルは3回ほど行きました。

同人誌やZINEってやっぱりいいですよね…
個人・小規模だからこそできるこだわりや熱量が最高です。
自分のツボとピタッとあう作品や作家さんに出会った時、自分と同じものを好きな誰かがこの世界にいる幸せ、誰かと感性を分かち合える幸せを味わう瞬間がたまりません。
「自分も何か作ってみたいな」とエネルギーをおすそ分けしてもらえるのも好きです。

今年は本当にフカフカフーさんのZINEに衝撃を受けました。
たまたま吉祥寺ZINEフェスティバルで手に取ったのがきっかけだったのですが、偶然の出会いでこんなに自分のツボそのものをドンピシャでおさえた作品・作家さんに出会えるなんて…と感動しました。

王様戦隊キングオージャーと技術の話

今年は特撮にもめちゃくちゃハマりました。
現在放送中のスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」については今までの特オタ人生の中でもドドドドハマりました。
こんなにキャラグッズを次から次に買ったのは初めてですね…

クールで強くて知性的だけど口下手なオタクで常に仕事に忙殺されているリタ・カニスカというキャラクターが最推しです!

お話としては戦隊のお約束を踏襲しつつ、完全に架空の世界のお話となっています。
「チキュー」という星を舞台に5つの王国の王様たちが活躍する英雄譚です。
バックグラウンドが違うキャラクター同士が、王様として民を守る使命を背負いながらも少しずつ絆を深めるドラマとなっています。

政治や国際社会の描写のために架空の世界観や国、文化をまるごと創造してしまう表現力の高さに驚かされました。
例えば、それぞれの王国は気候や地形、建物、主要産業などが大きく異なります。王様たちや民衆の衣装も国ごとにテイストから違います。
そんな壮大な世界観を表現するために、巨大なLEDディスプレイによるバーチャルプロダクションやUnreal Engineなどが活用されているそうです。

番組の放送開始当初は「予算大丈夫?」がTwitterトレンド入りしたこともありました。特撮を見慣れてるオタクたちですら動揺するほどのリッチな画作りなんです。
そして何より、こういった大がかりなVFXが週一の子ども向け番組で展開されていることが衝撃でした。
「新しい技術の投入やチャレンジをしてでも伝えたいことがある」という熱意が伝わってくる作品だと思っています。

シナリオやキャラも面白く、毎週の楽しみになっています!
技術的チャレンジへの評価も含めて、星雲賞あると思ってます。少なくともノミネートはいくのではないでしょうか…
今年はウルトラマンブレーザーも社会人あるある的な面白さがあって良かったですし…星雲賞メディア部門へのノミネートが確実そうなのはキングオージャー、ブレーザー、シン・仮面ライダー、ゴジラ -1.0、あとガンダム水星の魔女あたりでしょうか…漫画部門は出会って4光年で合体とちいかわ(島編)あたり大穴で…

キングオージャーでのUnreal Engineの活用を見ていると、UEとLive2Dが今の2大「食いっぱぐれない技術」なのかな…と思ったりしています。
どちらもやったことがないので触るくらいはしておきたいです。

格ゲーと格ゲーイベントのクリエイティブ

今年はストリートファイター6が発売され、まあ〜ハマりました。
非常によくできた商品で、1人で遊んでも楽しく、誰かと対戦しても楽しく、キャラを愛でても楽しく、プロプレイヤーやチームを応援しても楽しく…コミュニティの形成が上手すぎるんですよね。
近年はスマブラもちらちらやっていたんですが、スト6の方が上達が早かったために打ち込むようになりました。
スト6の大会観戦もよくやっていて、SFLやCPTは配信を固唾を飲んで見守っていました。推しチームはCAGです。あとSS熊本は地域貢献までやっていてありがたいなぁと思いながら見ていました(学生時代を熊本で過ごしたため)。

そういった格ゲー界隈で気になっているのが、イベント等での「クリエイティブ」と呼ばれている活動です。
ざっくり言うと動画制作やロゴ・ビジュアルの作成など、デザインやアートの領域からイベントやコミュニティに貢献する活動のようです。

個人的に注目しているのはスマブラの大型コミュニティ大会「篝火」です。
篝火は毎回オープニング映像やロゴデザインに力が入っているため、勉強になるなぁと思いながら拝見しています。

イベントの1日目の結果が2日目のオープニング映像に反映されているという非常にパワフルで情熱を感じるつくりとなっています。

ゲームイベントとクリエイティブについては下記の記事がとても参考になりました。
こちらの記事がきっかけで「クリエイティブ」という活動を知りました。

格ゲーのコミュニティ大会で考えてみても、動画制作、写真撮影、ロゴデザイン、グラフィックデザイン、掲示物やスコアなどのインフォメーションデザインなどなど、クリエイティブが関わるところは多々ありそうです。
他にも動画の配信や映像のスイッチングなどのテクニカルな部分や、実況解説や通訳などのトークにまつわる技術など、様々なスキルが求められる現場だと推察しています。
かつ、そういったスキルを持っているだけでなく「格ゲーが好き」という気持ちや、ルール把握のためにある程度のプレイングスキルも大事になってくるはずです。
そして何より、イベントへの愛がないとやっていけないでしょう。
そうなってくると一人ひとりの人材がめちゃ貴重なはずで…つまりはこう!

格ゲーイベントと人材のベン図

「格ゲーが好き」という状態でさらになんらかのスキルがある状態ってめちゃくちゃ奇跡の人材だろうなと思います。

自分も格ゲー(もっと大枠でいうとeスポーツ)に関心があるため、こういったクリエイティブの活動に憧れを持っています。
自分の手持ちスキルを考えるとクリエイティブコーディングが一番ウェイトがデカいわけですが、とはいえ「web制作や動画制作の現場で実戦投入できるか?」の観点で検討してみると、まだまだ精進が必要だろうなと思っています。
クリエイティブコーディング自体はリアルタイムにデータを反映してアニメーションやグラフィックを生成することに長けているため、状況が刻々と変化するイベントとの相性は良さそうとは思っています。
データビジュアライゼーションの領域を開拓していくのもありかもしれません。
また、動画制作やwebフロントエンドのスキルを活かしていく道もあるかもしれません。

来年、eスポーツイベントに関わるチャンスがあればいいなと思います。
ゲームも好きだけど、ゲーマーも好きなので!
頑張っている人たちの情熱を照らしたいという気持ちがあります。

今年もよくがんばりました

今年は商業本も含めて1年中執筆しまくっていました。去年いいめのキーボード買っといて本当によかった…
合間で展示作品の制作、依頼を受けてのNFTアートの制作、インタビューの回答などなど執筆以外もたくさん頑張った年だったなぁと思います。
その影響で個人としての作品制作のペースがちょっとだけ落ちてしまったので、バランスをとりながらやっていきたいです。
適度に休憩しつつ、創作活動を続けていきます!

本当に仕事も創作も趣味もよく頑張ったので年末年始はおいしいものを食べたりたくさん寝たりいっぱいゲームしたりして英気を養おうと思います!
みなさま良いお年を!

Processingとp5.jsとクリエイティブコーディングが大好きです。 めちゃくちゃ元気!