出会い頭に天気の話をする人とは仲良くなれない
だいぶ昔の話なのだけど、本屋に行ったら「会話力を上げる」みたいな本が平積みされていたので読んでみた。なんで読んだのかは今思い返してみてもよくわからないが、コミュニケーション能力に自信がある自分との共通点を探したんだと思う。
ただ、たまたま開いたあるページを見て、その本をそっと置いた。自分が絶対にやらないことを書いてあったから。それは何か。
「会話に困ったら天気の話をしましょう」
曰く、これ以上無い共通の話題だとかなんだとか(失望しすぎてあんまり覚えていない)。
自分は会話のときに天気の話題を出されるのが本当に嫌いだ。特に初対面だったり出会って日が浅い中で対面したときにこの話をされたら本当に萎える。
率直にいってこの話題の何が楽しいのかわからないし、広がる気もしない。「今日は暑いですね〜」って言われても「いや、別にそうでもないっす」って答えてやったらむこうはどう切り替えしてくるんだろう、とかいつも思う。まあ実際にやったことはないが。
天気の話というのは万人とでもできるけど何にも中身の無い、けどその人のパーソナルな部分に迫りすぎない安牌な話題なので使われがちなのだと思うが、自分としては最初にこの話をする=「私はあなたに興味がありません」の意思表示だと思っている。
別に天気以外にも話す話題なんて掃いて捨てるほどあると思うし、身につけているもののことや最近の仕事のこととか、探せば色々あるだろう。それをしないで天気の話に持っていくということは、つまりそういうことなんだろうなと思う。だから自分は絶対に会話の中で天気の話はしない。
なので、僕と関わりたくないと思ったら会った時に天気の話をしてください。
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