ボルテ上手い人に1ヶ月間教えていただいたら剛力羅合格できた話【SDVX | SOUND VOLTEX】
どうも、その辺で音ゲーをやっている者です!
突然ですが、『SOUND VOLTEX』というゲームをご存じでしょうか?
……多分この記事を開いてる方は大体少しはやり込まれてる方かなと思うのでその辺は省略しまして、今回は「つまみがボロボロすぎた自分がどう助言をいただき剛力羅に合格したか」を話していきます!
魔騎士辺りでつまみでガチ苦戦されてる方とかは参考になるかなと思います!
最初に簡単に当時のスペックを記してから初日のこと、それ以降のこと、そして合格のことを書いていく流れになります。
そして最後に感想と、お師匠ことかねこさんにインタビューをし〆ようかと思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです!
(例によって10000字超えてしまってるので適当に飛ばし飛ばし読んでください笑)
(※曲名にリンクがついてるものは譜面サイトにつながってます。いつも譜面を作っていただきありがとうございますm_ _m)
1:ちゃんと始める前―つまみなんてクソだよクソ
まず自分について、実は8年くらい前にボルテをやってました。
今までやってこなかったタイプの音ゲーで「たっのし~~!」ってテンション上がってました。当時は弐寺(※beatmaniaIIDX)とチュウニズムと掛け持ちしてましたがボルテも入れようか悩んでたくらいには楽しかったです。
しかし、そんなテンションも長く続かず、ある1譜面があまりにも難解すぎて「このゲームムズすぎるな…」と思いやめてしまいました。
そう、『Issen(EXH)』です。
オールつまみ譜面で何やっても光らない・コンボがつながらない・ゲージが伸びない…当時の自分には意味不明な譜面でした。
今思えば「お前ピーキーすぎんだようっせ他出来ればええわ」と開き直れば良かったのですが、なぜか当時はそうならず、気付けばフェードアウトしてました。
その後も弐寺×ボルテイベントの際に解禁効率の都合上なんとなくやっては魔騎士合格まで少しずつ地力を上げていったのですが、相変わらずつまみはよく分かりませんでした。
何やってもコンボが切れる、切れた理由はよくワカラン、コイツは理不尽だからクレ積みまくって慣れるしかない―しかし、結局一人ではこの不可解な仕様を理解する機会は訪れませんでした。
そりゃ面白くないわけで、長くは続きませんでした。
(ちなみに「調べれば記事も出るし一発で解決できたのでは?」と後になって気付いたのですが、やっぱりアホなんだなぁと痛感しております…)
2:そうだ、上手い人に教わろう
さて時は進み今年の夏休み。なんだかんだで音ゲーインフルエンサー(弱火)をやってるのもあり、せっかくなので何か企画をやってみようと色々考えてたところ、白羽の矢が立ったのがボルテでした。
今ならつまみの苦手を少しでも克服して、1ヶ月で地力が伸びれば同じ苦境に立たされてる方にも参考になるかもしれない……!つまりWin-Winや!
そんな感じでボルテの知り合いの方に企画書を渡してツテを探していただいたところ、興味を持っていただいたのがなんと、かねこさんでした…!
(2023年KAC優勝・そしてプロリーグで活躍されているすごいお方です!)
(どうでもいいですがお知らせを聞いた時丁度名古屋旅行中で朝のコメダ珈琲本店にてコーヒーを堪能していたのですが、いやぁめっちゃルンルンになってました笑)
ちなみに内容は、
・初日のみ現地指導
・あとはリザルトを提出しながら課題曲をいただく
こんな感じで進めていきました。
しかし、この時は知る由もありませんでした。
想像以上にハードな研鑽になることを……!
3:なんで切ったか分かりますか?―衝撃の初日
そんな感じで迎えた8/3(土)講座初日。チュウニズムの配信を終えた自分はそのままボルテ配信を準備し、かねこさんをお迎えすることとなりました。(正直かなり緊張していたと思います笑)
何度か音ゲーのコーチングを受けたこともあり「まぁこんな感じになるかな」とふんわりイメージしていたのですが、実際の内容は結構ハードでした。(当たり前ですが初回から結構厳しめに見ていただいたかねこさんには感謝の言葉しかありません。)
大分しごかれたので自分自身恥ずかしくなり詳細は省きますが(もちろんキチンと見直しましたが)、その中でも印象的なのが表題の言葉です。
配信の中でGAMBOL(dfk SLC rmx)という極つまみ譜面を練習していた部分があるのですが、その中で言われたのが「なぜ今切ったのか自分で考えているか、分からなければ譜面サイトでキチンと見なさい」でした。
質問される度に、今まで全然考えてこなかったので正直「ワカラン…」と焦りながらもなんとか答えを絞り出すやり取りもあったかと思います。
結局、その時はレベル13の『WobbleTangleFestival (EXH)』と レベル11の『凛として咲く花の如くスプーキィテルミィンミックス(EXH)』まで遡り、つまみというのは持ちっぱなしじゃなくて回して移動させるもんだ、というところから見直すことになりました。鍵盤地力だけある人あるある、「鍵盤地力があるからつまみのレベルが追い付かず、つまみは何となくで鍵盤だけでゲージを誤魔化しちゃうヤツ」です。
…つまみの正しい回し方など詳細は動画を観ていただくとして(多分10分くらいとかその辺だったはず)、コーチング後の帰り、ウニ配信で一緒にやってた人に話しながらじっくり考えました。
なぜこう言われたんだろうとか色々整理しましたが、その時の自分に足りないものはこれだと分かりました。
足りなかったもの1:譜面をキチンと見るクセ
音ゲーマーは上手くなるために普段から譜面研究してるんだから当たり前だろって言われそうですが、1ノーツ単位で丁寧に見るクセのことです。
例えば、後でまた登場する『dignity(EXT)』のこの部分。
最初の配信の時もやったのですがなんで切ってたのかずっと分からずにいました。
それがハード粘着前に改めてゆっくり落ち着いてみた時に、青つまみの折り返しの間隔が異なることに気付いたんですよね。雑に見てたせいで等間隔だと思い込んでたので、いい発見になりました。
そんなに大事なことか?…と言われると身も蓋も無くなってしまいますが、このサイクルを細かい単位で見るってなるとまだ十分にやりきれてなかったなと気づきました。
チュウニズムで言うと「なんでここJUSTICE(赤グレ)出したのか」って、分かんない場合は何となくで流しちゃってたんですよね。
これを本当に理不尽な場合を除いて自分なりに考えて口に出す。そして次やる時に違うやり方をし改善に努める。「言語化→修正→達成」のサイクルの、言語化の部分がより意識できるようになりました。
足りなかったもの2:正しく粘着する
そしてもう1つ、自分に足りないと感じたのが「キチンと修正する形で粘着する」です。
自分の場合、とにかく色んな曲をローテーションして数をこなすことが大事だと考えていたのでそれまで1つの譜面に対してそんなに深く見ることが無かったなと思います。
これはチュウニズムでの苦い思い出が起点にあって、初代の譜面を適当に粘着したせいで間違って指が動いてしまい全然出来なくなってしまったことがありました。(おのれエンドマークと炎上め…)
なので、分かる譜面は出来るしワカラン譜面は出来ると認識するまで放置する傾向でした。
それがこの講習を経て、譜面を繰り返しやる際に以下を意識するようになりました。
[1]まず2~3回プレイする
[2]やった後は
・すぐ直せるミス
・譜面見直して運指組まないと分からないミス(≒適当になってるところ)
・練習を重ねて押せるようになるタイプのミス
・現時点だとどうしようもないもの
に分ける
[3]前者2つは譜面サイト見るなりして取れるところまで頑張り、3つ目は頑張るけど最悪後で戻ってきた時でいいやで開き直る(あまり固執しても良くない)
厄介なのが2点目の部分で、ここを適当にやると(特にボルテの場合)押せるパターンが増えない、出来ないものは出来ないまんまで如実に出るんですよね。ボルテの場合、低難易度で出ていたパターンが高難易度でハンドスピードが速くなって登場することも多いので、低難易度がしっかりしてないとグラついてしまいます。
今までは何となくで流してしまってましたが、講習を機により意識して練習できるようになったかなと思います。
…とまぁそんな感じで、改めてボルテの技術と共に音ゲーのやり方とも見直すきっかけとなった日となりました。
これを境に、2日目からキチンと練習するようになりました。
4:とにかくつまみと少しでも仲良くなろう
さて、つまみと仲良くなるにはどしたらいいものか…
とりあえず13のつまみレーダーが大きいヤツを片っ端からやってくことにしました。と言ってもキチンとやり込む前提なので6~7譜面だったと思います。
やったものリスト
(※下線がついてるのはリンクつき)
凛として咲く花の如くスプーキィテルミィンミックス(EXH11)
ヤサイマシ☆ニンニクアブラオオメ(EXH13)
WobbleTangleFestival (EXH13)
Bioslaves[EXH14]
MARENOL[EXH14]
天狗の落とし文 feat. ytr(EXH+13)
この中だと特にお世話になったのはワブル(EXH)と天狗(EXH)でしたね。
つまみしか無いパートが多くつまみに集中できたので、余計なことを考えずにフィードバックが出来たんじゃないかなと思います。
(あくまで自分がやったのがこれ、というだけなのでもっといい練習譜面があるかもしれません)
そしてこの配信でIssen(EXH)もついにハード完了!
とにかく焦らずつまみに対して冷静に処理できるようになり取りこぼしも挑戦前の半分くらいまで減らせました。
長らく付きまとった亡霊にようやくひと蹴りつくことができ勢いも増すことになります。
5:かねこさんからのお題1-鍵盤地力を上げる
つまみもある程度なんとかなってきたその頃、かねこさんからお題が3つ飛んできました。
デストロイマーチ(EXH16)
Second Heaven GravityPfArrange(MXM16)
スペクトラム(MXM16)
上から順番に「白とFXの絡み・様々なパターンの鍵盤・ワンハンド系統+FXの絡み」と、それぞれ特徴の異なる譜面がお題として出されました。(この時あらゆる譜面をポンと思い浮かんで提示されるかねこさんはボルテの生き字引ですやんと尊敬度爆上がりしてました)
これくらいの鍵盤ならなんとかなるやろ~って高を括ってやってたのですが、思った以上に全然押せてない。
AAA(970~)は乗ったけどAAA+(980~)は所々押せてないところがあって出来ない~と、結構苦しみながら合間合間で練習してました。
結局最終的にはセカ天コスモとスペクトラムはAAA+達成、デストロイマーチは変な押し癖がつきそうだったのでAAAでおしまいという所までいきました。
コイツらいい練習曲してるなと改めて思いました。
6:ワンハンドを極めるなら~アレでしょ!
で、つまみは多少出来るようになったので次は「鍵盤+つまみ」の練習。つまりワンハンドとハンドトリップです。
となると、最適となる練習譜面は……!
そうです、「多少荒療治だけど『dignity(EXH)』で練習しよう!」になりました!
嫌でもワンハンドしまくれば結構身体になじんでくれるはず!
事前に譜面研究は入念にやっていて、ラスト以外はなんとか身体に染み込ませることが出来ました。なるほどなるほど、ハンドトリップってそういう時にやるのか…!
そして結果は…大勝利!
ハード挑戦時はラス前の直感じゃ絶対に押せない地点までどれだけゲージを残すかに専念していたので、ラス前以外はほぼ問題なく押せるようになったかなというところまで伸びました。ラス前はゲージを飛ばして耐えたゲフンゲフン
ちなみにこの日は4時間くらいガッツリやってたのですが、
・気分転換に魔騎士の他のコースを受けたら以前120%くらいだったのが160%までいけるようになったこと
・ガニメデ赤が970乗ってハードできたこと(承認欲求目的で粘着しました笑)
・ボルフォースが16になりコーラルになったこと
いいことづくめでわっしょい!と有頂天になってました。
7:かねこさんからのお題2-いやコレムズいが
まぁ井の中の蛙ということわざがあるように、自分の中にいた天狗もお題のおかげですっかり鼻が根元からボギっと折れました。短かったよ無敵時間。
Blacksphere(EXH16)
Squeeze(EXH16)
両方ともイヤらしい譜面なのですが、特にBlacksphereの方がトンデモなくムズく、つまみと鍵盤の絡みに関するあらゆる部分がワケワカランとなりました。いやこんな動き知らんぞ。
初日は撃沈、その後1週間かけてAAA+まで伸ばしましたが、これSまで行けるんですかね…?というくらいに認識力と技術力が足りなかったのでおしまい。
それでもホントにいい感じに苦しんだなーと、いい思い出になってます。
ちなみに後日かねこさんから「ボルテの基礎が詰まっている」と言われ、改めてやってて良かったなと思います。
8:ボルフォースの誘惑―「得意」の結晶体は甘美なもの
ほぼ同じ時期、フォロワーさんのリザルトに「ボルフォースTOP50表」というのを見つけまして、「これは進捗管理に使えそう!」と、活用してみることにしました。そしてボルフォース上げをモチベにボルテをやってました。画像は合格10日前のヤツです。
しかし1週間後、何か違和感を覚えるようになり、たまたまインペリアルの人と話す機会があったので相談してみたところ「やっぱり」となりました。
初心者~中級者のボルフォースは、「得意の詰め合わせ」になりがちだと。
.当たり前な話になりますが、ボルフォースというのは現時点で難易度・スコアに応じ算出された値のうちTOP50を抽出したものです。
それは「得意」を示すものとしては十二分に使えます。しかし、裏を返せば「苦手」は(詰めない限りは)顔を出さないものです。
ボルフォース上げを目標にすると自然と得意な傾向の強い譜面を選ぶようになり、苦手でも練習すればあとあと役に立つものは後回しになりがちです。
もちろん、最高難易度以外ボルフォースが対象にならない場合は特定の曲が居座り続けるためそれを詰めないと伸びない都合上その曲をやらざるを得なくなります。
しかし、自分みたく現時点の難易度が後々高難易度に塗り替わる時期の場合、頑張ってボルフォースのために詰めてもいずれ枠から追い出されることになります。
つまり、ボルフォースに囚われすぎると上手くなるための本質を見失うことになるなーと気づいた、ということです。
自分の場合はワンハンドとノーツ・ピークが出来る方だったのでそっちばかりやってましたが、気付いてからはつまみ(特に15とか)をプレー時の習慣に入れるようになりました。
ちなみにこの時期にやってたことはこんな感じでした。
・15をウォーミングアップで1~2曲やる(Sが理想)
・16と17を半々ずつ、基本的にボルフォースに乗るまでやる
・18は特攻、映え意識
・ウォーミングアップに魔騎士の残りの段位を埋めていた時期もあった
なので、プレイした曲数で言えば80くらいでしょうか。全体的に2回はやっていたのでそんなに多くはない感じです。
9:剛力羅受験前―どれ受けようか
そしていよいよ8月も末。受験に向けて対策をしようとかねこさんに相談しましたが回答は「3曲目が一番マシそうなものを選ばれるとよいかと思います」……というわけで、自分なりに考えることにしました。
真っ先に候補に挙がったのが「Innocent Azure(MXM)」回でしたが、2曲目の「MiLK(MXM)」をやったところあまりにもボロカスだったのでパスすることになりました…いやナニアレ。
そして流れ着いたのが「ネメシス(EXH)」回。ワンハンド強めで地力的に大丈夫かなーということで、とりあえずネメシスをハードして準備万端。
翌日、いよいよ剛力羅受験となりました。
10:剛力羅合格―泥臭くても合格はしたぞ
そして8月31日。剛力羅受験してきました。結果は…!
うおおおぉぉぉぉ受かったぞおおおぉぉぉ!!
当時の動画はこちらです。
以下感想。
なおウォーミングアップの時はファスト寄りだったりと大分変な調子でした。多分夏バテのせいだな、うん。
1曲目:フォニィ[MXM]
ワンハンドの中では覚える部分が多かったものの、本番は思ったよりいい感じに動かせたので75%フィニッシュ。スコアも959と上々。
2曲目:WONDER_WOBBLER[MXM]
これが超絶事故って14%まで撃沈。原因は途中のつまみ部分が完全に頭バグったことですね。色の認識が完全に真逆になってました。
よく生き残ったなってくらいひどかったですが生きてたのでヨシ。
3曲目:ネメシス SDVX Edit[EXH]
2曲目の事故もあって全体的に調子を崩してると考え、判定値はそのまま。とにかく鍵盤だけは落とすまいと必死に食らいついてました。つまみが完全にワンテンポ遅れたりと「お前予習したんだよな?」ってくらいお粗末になってましたが、ラストのラクなところまで行った時は「俺の勝ち!」って喜んでました。
まぁ最後は華麗にクリアして合格!と行きたかったですが、現実はそこまで上手くはいかないもんですね。成し遂げたんでヨシ!ではありますけども。
11:やってみた感想
というわけで、1ヶ月におよぶボルテ鍛練は剛力羅合格という形でいったん幕を閉じました。
・最終ステータス
まずは、1ヶ月のプレー回数は128回でした。8/30のデータが228で8/3が100程度だったのでそれくらいでしたね。
8月下旬は関西旅行に行ってたのですが、合間を縫ってやってたら50回もやってました笑
次に、ボルフォース。
雰囲気「17でAAA+ハードか、16AAA+ハードかな~」って意識しながらやってた感じですね。平均値のことを考えると16S・17AAAを狙ってくことになるんでしょうけど、それするくらいなら18特攻も入れた方が良いか……。
まぁ当たり前ですが鍵盤譜面は自然と上位に行きますね。灰燼赤フルコンしたかったなぁ。
・講座の感想:上手い方が見ているだけですげぇ安心感ある
そして、かねこさんから教えていただいた感想は上記の通り。
まず1点めは「分からなかったらすぐ聞ける&信頼度MAXの回答が返ってくる」こと。
さすがに頻繁に聞くのは申し訳ないと思い週1程度でしたが、どうしても分からないことを聞けるのは大きかったのと、経験者からのアドバイス(それもトッププレイヤー!)をいただけることで安心して練習が出来るのは強かったです。
あとは1か月間の期間が決まってたので「やるからにはとことんやって聞くぞい!」とモチベが上がってました。
2点めは「本質を見失っていないか常に考えることができた」こと。
例えば今回の場合だと「つまみが出来ないのに鍵盤譜面だけやってて悦に浸ってないか?」「明らかに分かってないところがあるのに放置していいのか?」と言った感じですね。
初日にかねこさんから「なぜ〇〇なのか」を考え続けることを徹底的に刷り込まれたので、キチンとバランスよくつまみ、ワンハンド、鍵盤…と出来たと思います。かねこさんが後ろにいたからこそより緊張感を持ってプレーできたかなと思います。
…まぁ意識してたからこそ時折「よし、これは俺がやりたいから〇〇する!」と言って道草を食っていた時があったような気がしなくはないですが笑
そんな感じで、この講習を通じて自分がいかに「適当に(後で説明します)」音ゲーをやっていたかということ、そしてボルテが楽しいゲームであることを教えていただいたかねこさんには感謝の言葉しかありません。本当にお忙しい中、こんな未熟者の私に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ボルテ自体は剛力羅合格をもっていったんライトプレーに戻りますが、また「暴龍天が欲しい!」と思うようになったらまたガッツリやるかもしれません。他の音ゲーやゲームでやりたいことがたくさんあるので、が主な理由ですね。特にチュウニズムは直近ガチめになってますので。
余談ですが、「ここまで来たからいったんセーブして別のゲームをやろっと」という発想は以前は無かっただけに、割とすっぱり距離を置こうと思ったのは意外でしたね。
お前とガチるのは今じゃないけど、遠くないうちにまた会おう。
12:おわりに―ボルテはいいゲームだよ
とここまで長々と書いてしまいましたが、最後にこのゲームに対する印象を書いて終わりにしたいと思います。
改めてちゃんとやった感想は「ゲームって頭使うな~~」です。
IQ2でも出てこないバカの発言ですが、ボルテを通じてゲームに対するモノの考え方を変えるいい機会になったかなと思います。
今までは直感に全振りして音ゲーとか色々ゲームをやってまして、頭を使うがものすごく苦手なので「直感が分からなかったら直感が分かるまでやる!」的なことをやってたんですよね。感想のところで言った「適当にやってた」、ということです。
しかしこの感覚はボルテでは全く通用しませんでした。
このゲームは「こう押すときはこうなるけど、その前はこう押さないと後につながらない」や「ここはこういう風にしないとエラーが出てしまう」など、他の音ゲー以上に考えるべき事が多いです。つまり直感じゃ絶対に出来ない部分が結構ある。
それを直感で押し切ろうとしても無理なんですよね。「÷」が何をするのかの意味を知らずに計算をしようとするくらい無謀なことです。
それを講習初日で打ち砕かれ、やってくうちに改めてゲームに対する考え方が変わるいいきっかけになりました。ゲームをバカにしちゃいかんぞよ。
そういった意味で、ボルテはいいゲームだったなと思います。本当にありがとうございました。
…と言った感じで今回は終わりにします!
また暴龍天を目指そうと思った時にでも記事を作成していきますので、下記URLからX(旧Twitter)をフォローしてお待ちいただければ幸いです。
あとは(放置気味になってますが)音ゲーへの考察を書いたシリーズを出してますので、良ければそちらも呼んでいただければと思います!
(最後の方に少しだけ有料ゾーン作りましたので、もし応援したいという方はポイと投げていただけると嬉しいです。大したことは書いてません)
おまけ1:かねこさんへインタビュー
ここまで全部自分の感想だったのですが、同じく企画に参加いただいたかねこさんはどう思われていたのか。簡単にですがインタビューしました!
1:今回この企画を引き受けた理由がありましたら教えてください。
15分程度のものはあったものの長時間のコーチングはやったことがなかったので、感触をみてみたいと思いました。
剛力羅合格という明確な目標もあったので、策を考えやすそうだなと思いました。
2:正直最初のレク会(8/3)の時の印象はどうでしたか?
チュウニズムの地力のおかげか普通の鍵盤はかなり捌けていたものの、やはりツマミや片手が苦手そうでした。
さらに、具体的な技術よりも、成長のための考え方とか改善法をアドバイスするほうが大事だなと思いました。
しっかり考えてもらうために少し厳しめの指導をしましたが、結果的にとても良い方向に進んだようで良かったです。
3:最終的に剛力羅を受かりましたが、その時の気持ちを教えてください。
思ったよりもすんなりいってうれしかったです。おめでとうございます。 課題曲に取り組み、自分の頭で考えながら練習していただいた成果かなと思います。
4:最後に、この企画に参加いただいた感想を良ければお聞かせください。
魔騎士〜剛力羅くらいの方に教えて実際に伸びたという実績ができ、お互いにかなり良い経験だったのではないかと思います。
ボルテはもちろんただ遊ぶだけで楽しいですが、少し頭を使ったり研究しないと成長できない要素も多く、今回その辺りもお伝えできたかなと思っています。
同じくらいのレベル帯で悩んでる人はごろごろいると思うので、有料コーチングなんかも全然いけるんじゃないかなと思いました。(実際にやるかは不明です。)
リオールさん、改めてありがとうございました。
かねこさん、ありがとうございました!
自分自身も多くを聞き出せず「聞いとけばよかったかな~」という部分はありますが、その辺は自分でなんとか考えていこうと思います!
おまけ2:そういや鍵盤どうやって上手くなったんだよって話
投稿後、RTされた方のコメントを巡回していたのですが、気になるのを見つけたので紹介。
すみません。自分もそうです。
元々鍵盤ゲー自体やってるのもありましてある程度は出来る(白鍵オンリーだったら大体捌ける、とか)感じからスタートしています。
ただ、ボルテの場合白鍵+FXがあって、これに関しては16でも怪しいものがあるレベルからのスタートでした(量子の海のリンドヴルム[EXH]とか押せねぇよバカって罵ってたレベル)
せっかくなので、この辺の絡みに慣れるためにやったことを書いておきます。(本編で記した意識を活用した内容になってます)
1:ギリギリ分かる譜面を選ぶ
95%とかほぼ分かってる譜面の精度上げをやっても効果は薄いので、80%の確率で分かる譜面を選びます(押せたり押せなかったりする譜面)
今回の場合だと「デストロイマーチ(EXH)」がそんな感じでした。
2:押せてる時の自分をイメージする
例を挙げましょう。これはラストにあるなんかすごい配置です。
鍵盤慣れはもちろん、FX慣れもしてないとこの形は押せません。
なので、まず形を思い出して(思い出せない場合は譜面サイトを見て)、「こうしたら叩けるんだろうなぁ」と運指をイメージします。
この場合だと「D(右薬)→FX-R(右親)→C(右人)→B(左人)→FX-L(左親)→A(左薬)」ですね。
3:あとは出来るようになるまでやる
そして、イメージできたらそれがスムーズに出来るまで練習しました。
まずはとにかくゆっくりでもいいので運指を動かす。分かってきたら指を速くして課題曲のbpmに追いつくまで練習する。
大体こんな感じです。
ただ、ボルテから音ゲーを始められた方だと鍵盤の地力もない状態でスタートすることになるので、取り組むべき鍵盤のパターンが増えてしまうことは否めないです。
4:鍵盤地力が足りないと思った方向けの自分なりのアドバイス(魔騎士向け)
ここからは自分なりのアドバイスになりますが、「鍵盤に集中できる譜面を選択して練習する」が一番良いかなと思います。
自分のボルフォースの上位にある鍵盤譜面は基本つまみがシンプルなものばかりになるので、練習にオススメです。(特にQMAのヤツとレヴィアタンは◎)
鍵盤とつまみの比重がコロコロ変わる譜面だと鍵盤のフィードバックに集中できないため、ノーツレーダーで「NOTE・PEAK」に偏り「TSUMAMI」が薄い譜面を選ぶといいでしょう。
ところで、ここまで鍵盤の技術面に関して何も書いていないわけですが、「ゼロからピアノを始めた人間が技術を教えただけで『エリーゼのために』が弾けるか」が回答になります。
ここに関してはどうしても「慣れ」と「時間」が関わってきます。時間をかけて、少しでも押せるパターンを増やしていくしかありません。
なので冒頭のコメントに対する返答は「体験記として十分に書けてませんでしたすみません」になります。
自分なりに取り組んだことは書きましたが「いやお前出来る目線じゃねーか」とツッコまれても仕方ないのは承知しています。
ただ、練習への意識と言ったことは参考になるかと思うので、取り入れていただければ幸いです。
おまけ3:今回の挑戦でハマった曲
もう1つは、今回練習段階で見つけてめっちゃテンションが上がった曲があったので紹介します!
Yoohさんの『Tribal Trial』です!
Yoohさんのこの系統の楽曲だとすぐパッと出てきたのがチュウニズム『Elemental Ethnic』。うっひょ~ノリノリだぜ~~って感じのジャングル感(語彙力)が好きなんですよ(多分ジャングル違いですがHommarjuさんの『Jungle Eater(IIDX)』も好きです)
それで、「ワンハンド濃いしなんか練習になるんだろうな~」って選んだわけですが、後半の「パーパパッパパッパッパッパッ~」の音がドストライクに刺さっちゃって……音フェチじゃないですが音の性癖的なモンってあるなぁとすっかりハマってしまいました。ふとした時にあのフレーズが流れるくらいにはすっかり刷り込まれたな~と思います。
他にも「あ、かゆきさんめっちゃ楽曲提供してるやん!」や「あ、この人チュウニズムで見かけたことある人だ!」など、楽曲を探してる時に色んな発見があって楽しいですね。
みんなで作るボルテだからこそ、色んな発見があるのかもしれません。
おまけ4:配信やってて思ったこと(有料部分)
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