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乳頭温泉 妙乃湯に泊まった感想

はじめてNoteで記事を書きました。クロッシュと申します。

昨日今日と僕ヤバの市川パパの実家のモデルとなった乳頭温泉 妙乃湯に行きました。1泊2日と短い間でしたが最高の温泉宿であり、Twitterだと体験談を上手く伝えにくかったためこちらに書きました。

場所は秋田のかなり山奥にあり、自分は鉄道から最寄りの田沢湖駅に降りてバスで約50分かけて行きました。バスに乗ってる途中田沢湖やいくつかの温泉宿やスキー場があり、もし2,3泊の予定だったら行ってみようかなと思いました。

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↑着いた時の玄関前の様子がこちら。大雪でしたが、旅館の人曰くこれでもまだ小降りな方だとか

2階の一部が改装中のため一部シートがかかっており、昼間に工事をしているみたいでした。

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↑こちらが泊まった部屋。本来は2人部屋なだけあって1人だとかなり広い。夕飯後に旅館の人が布団を敷いてくれましたが、コタツを全く動かさず隣のスペース(写真でいうとコタツの左側)に敷かれてました。

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↑こちらが窓からみた景色。旅館の人がこの部屋は特に景観が良いと言ってましたが本当にその通りでした。1枚目の写真の下側に赤くなってる所がありますが、これは妙乃湯の温泉がそのまま流れてて岩や地面が変色して赤くなっています。

温泉宿なので、ここからは温泉の話をします(写真が無いですがご了承ください)。

最初の宿の説明で温泉の地図を渡されましたが、初見でいきなり違和感を感じました。

入り口は向かって手前が女性用、奥が男性用、そして20時で男女の入り口が入れ替わる。ここまでは温泉宿あるある

しかし、男女ともいくつかの温泉がありますが、

地図を見るに奥で合流してるんです。

しかも隣に「混浴」と書かれてました。

そう、ここの温泉、奥が混浴になっています。とはいえ実際には夫婦や家族で一緒に入ってるとこしか見た事が無く、乳頭温泉で乳頭はそもそも見る気になりませんでした。

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ちなみにのりお先生が描いてたこちら↑はおそらく混浴風呂の最奥の露天風呂をモデルにしたのだと思います。この風呂は最下部で外まで温泉が流れており、先程の景観の写真1枚目の下側につながってます。

全部で7つ温泉があり、1日目の夕食前、夕飯後、2日目の朝食前と3回に分けて入りました。1回目は入り口奥から入りましたが、入っていきなり露天風呂に出ました。つまり脱衣所出ていきなり外なので猛烈な寒気が裸体を襲い、あまりの寒さに何も考えず即露天風呂に入りました(かけ湯も無かったしシャワーも奥の方にあってそのままだと寒いからとにかく温まりたかった・・・)。温泉は7つありますが、温泉の種類としては「金の湯」「銀の湯」の2種類あります。細かい成分とか書いてありましたが、感覚で言えば「金の湯」やや濁ってて熱めで特に源泉が湧き出てる所は火傷するレベルで熱かったです。一方「銀の湯」は透き通っていてそれ程熱くなかったですが、「金の湯」とは違った匂いがして温泉出てからも若干匂いが残ってました。ちなみに最初に書いた混浴露天風呂とあまりの寒さに慌てて入った露天風呂はどちらも「金の湯」です。

露天風呂の奥に行くと更に脱衣所があり、その奥に室内風呂がありました。石風呂と書かれており、下に小石が大量に敷き詰められてました。足ツボマッサージを兼ねてるらしく、歩くと足が痛くなりました。

ちなみに1回目の夕飯前に入った時は自分と壮年の方しかおらず、石風呂に入ってた時に合流して話し合う仲になりました。壮年の方は地元で妻と一緒に車で来たらしく、妙乃湯を含め周辺の温泉巡りをしていた所らしいです。

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↑こちらが夕飯。最初に撮りましたが、これでも全体の半分も出ておらず相当量も種類も豊富でした。山奥の温泉宿ですが食べ物は海の幸の方が多かった気がします。

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↑中盤に出てきた茹でたほうれん草にダシ醤油をかけた物。

他にも沢山撮ったけどグルメレポートではないので全部は載せません。温泉の話に戻します。夕飯後はあまりの食事量と酒のおかげでしばらく寝ていて2回目は23時半ぐらいに入りました。が、ここでトラブル発生・・・

タオルがありませんでした(体ゴシゴシしたり出る時に体拭くようの)。

泊まった部屋が元々2人用の為浴衣やバスタオル等2セットづつ押入れの中にあり、その中にタオルも2つ入っていると思ってました。1回目の入浴時にタオルとバスタオルを持参して入浴後は「使用したタオルはここへ」と書いてあった籠に両方入れました。2回目にもう1セットのタオルを使おうと思ってましたが、

タオルと思っていたのがタオルではなく白い足袋でした。

バスタオルは2つあるのにタオルが1つなのが甚だ疑問だったが、考えても仕方ないのでとりあえずフロントへ行行きましたが閉まってました。深夜だからか1階の浴場以外は真っ暗でした。

どうしようもないので部屋に戻ると、運良く宿の関係者の男性とすれ違いました。事情を説明してしばらく待ち、タオルを持ってきてくれました。

先程書いた通り20時で男女の入り口が入れ替わっており、2回目入った時は脱衣所出てすぐは室内温泉で比較的暖かかったです。そのすぐ外は露天風呂で寝湯なのかやたら床が浅くて横になれるスペースがありました。スーパー銭湯でよく見る寝湯は背中以外温泉に浸かってないため冬だとかなり寒いですが、ここでは横になれるスペースが上半身あたりで斜めがかっていて肩から下は温泉に浸かれるぐらいありました。

露天風呂の奥は先程説明した混浴露天風呂になっており、思いっきり吹きさらしになってる「金の湯」と屋根があって一応雪はかからない「銀の湯」がありました。混浴風呂に若干ながら男なら必ずあるであろう淡い期待をしていましたが、実際に居たのは1回目で一緒だった壮年の方でした。少しばかりお話をして2回目は終了、就寝しました。

翌日、というより本日早朝に3回目、朝風呂を堪能しました。この時間に入ろうと思ったのは露天風呂の景色が開けて綺麗だろうと考えたのと、貸切露天風呂を予約してたからです。貸切露天風呂は混浴露天風呂の隣にあり、7つの温泉の中では最奥に位置してました。(山や林に囲まれてるけど)綺麗な景色が観れるだろうなと思って入ってみたら、あたり一面分厚い雪の壁でした・・・温泉自体は「銀の湯」で底が見えるぐらい透明でした。隣にシャワーがありましたが「凍結しているため利用できません」と貼られてました。雪国ならではの貼り紙ですね。

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こちらが朝食↑、他にも納豆や温泉卵などご飯に合うものが盛り沢山でした。朝食後偶然にも1回目、2回目と一緒に入った壮年の方とお会いしました。チェックアウト直前だったらしく縁を感じました。

その後身支度を整えチェックアウトしました。ちょうどタイミング良くバスが来て、早く駅に到着しました。


重ねて書きますが、短い間ながら充実した温泉旅行を楽しみました。長文ながらここまで読んでいただきありがとうございます。


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