AviUtlのテキストオブジェクトの長さを文字の量に応じて自動で変更させる方法

【忙しい人のための結論】
①テキストオブジェクトを作成
②[オブジェクトの長さを自動調節]にチェックを入れる
③テキストの末尾に<w*数字>を入力する
 ※数字は好きに入れて良し
以上

おはこんにちばんは。

調べても全然出てこなくて、何とか探し当てる事が出来たので自分用にまとめておく。

テキストを表示する時間を自動で調整したいなぁ、と思ったのが始まり。

最初に目を付けたのは勿論[表示速度]の項目。[オブジェクトの長さを自動調節]にチェックを入れた状態でこの値を0以外に変更すると、オブジェクトの長さが自動的に変更される。

これに関してはかなり有名だと思われる。文章を読む限り「これで良いのでは?」と思われるかもしれないが、これには一文字ずつ表示されるというデメリットがあるのだ。

上記の設定だと徐々に文字が表示されてしまう。やりたいのは最初から全て表示させ、尚且つ長さを自動調節してほしいのだ。長いのであれば長い時間表示して、短いのであれば短い時間表示する。単純な事である。

「う~ん、調べてもイマイチ情報が出てこない…実は常識レベルの話なのか…?いやそれでも普通は出てくるだろう…でも出てこないのは検索能力が欠如しているから?」

などと1人で無駄な事をぐるぐる思考し続けながら調べていると唐突に答えは出てきたのだ。

残念だがどこのサイトを参照したか忘れてしまったのだが…どこかのWikiみたいなところだった気がする。

そこを参照するには、制御文字を使用するとの事。なるほど制御文字?<w>や<c>などの簡単なのは覚えているが…他にも有益なものがあったのか?と驚きつつも読み進めていると

「制御文字のウェイトにアスタリスクをつけます」

という感じの文章が出てきた。なるほどアスタリスクか!と思いつつ実戦。何故か出来ない。

何でだよと思っていたら、アスタリスクの後に数字を入れるとの事。そもそも数字を入れているのが普通なのでこれは完全に自身の無能が露見しただけだった。

という事で<w*1>と入力すると、問題なく動作してくれた。ちゃんと確認してはいないのだが、とりあえず小数点第二まで対応している。素晴らしい。

因みに実際に動作している動画は以下を参考にどうぞ。

これが出来た時は本当に感動したし、自分の愚かさを恥じた。このソフトに対して無知すぎると。

そしてとどめを刺される。この仕様、

普通に説明書に書かれていたのであった。

以下引用

表示ウェイト
<w[待機時間(秒)]> ※時間の前に'*'を付けると表示した文字数を掛けた時間で待機します
例 : <w5> <w0.5> <w*0.2>

exedit.txtより

ここで悟った。

全人類よ。毛嫌いせずに説明書を読め。とりあえず読め。知った気になってはダメだ。嫌かもしれないけど読め。

確かAviUtlを知って10年ぐらい経つ筈なんだけど、まだまだ素人なんだな…

ググる前にまず手元から確認しよう。

以上。

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