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【司法書士試験】模試受験の心構え

お疲れ様です!
れんとまんです。

本試験の日程が発表されましたね。

本試験まで残り3か月。
本番に向けて、模試を受験する機会が多くなると思います。

模試は本試験と同様の問題を解ける最大のチャンス。
独学で挑戦している人にとっては、唯一のチャンスと言っても過言ではありません。

私もこのnoteにおいて、独学者にも是非模試は受験してほしい!と訴えてきました。

今回は、そんな模試をより効果的に受験するために考えるべきことをまとめてみたいと思います。

毎度のことながら、私自身の経験に基づいた主観マックスの記事になりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

①時間の使い方を身に付ける。

これは以前にも書いたことがありますが、模試を受験する一番の目的は試験時間を体に染み込ませることだと思います。

特に午後の部において、限られた時間をどのように使うかが合否を分けることになります。

択一の解くスピードを早くしてみたり、択一と記述の解く順番を変えてみたり…
模試を受験する機会が数多くある場合は、成績を無視して色々試してみるのも良いかもしれません。

また、試験時間だけではなく、起床時間や昼休みの時間の使い方なども、本番同様にシミュレーションしておくと良いと思います。

本番起きるべき時間に起きて、本番と同じ時間から始め、昼休みも同じ時間とる…

試験開始時間とは別に、着席しておくべき時間(着席時刻)もありますので、注意が必要です。

個人的に特に注意していたのが、お手洗いに行くタイミングですね。
(以下お手洗いの話が続くのでご注意ください!)

受験者数が多い会場だと、トイレが混んで休み時間に自由に行けないことも想定されます。

私は、着席時刻も踏まえて、本番において何時までにお手洗いを済ませておくべきか予め逆算しておき、模試のときもその時間にトイレに行くようにしていました。

試験時間中にお手洗いのために席を立つ余裕は無いと言っても過言ではないので、地味に重要です。

(色々計算してはいたものの、結局本試験では午前も午後も試験時間中にお手洗いに行ったのですがね…)

めちゃくちゃ余談ですが、お餅や大福を食べるとトイレが遠くなるらしいです。

1回試しに大福を食べて映画を観たことがあるのですが、途中全くトイレに行きたくならなかったので、本当に効果があるのかも…

気になる方は、模試の際に試してみると良いかもしれません。

②復習までが模試!

時間も使い方を身に着けることが一番の目的とは言ったものの、当然各肢を解けたか、理解できていたかを確認することは重要です。
問題として正解できたかだけではなく、各肢それぞれをチェックするようにしましょう。

模試は各予備校が力を入れて作っていますので、多くの問題が本試験においても出題可能性がある良問です。
細かくしっかり見直しておく必要があります。

一方で、見直す中で

こんな論点テキストや問題集で一度も見たことないぞ!?

っていうものも稀に存在します。

正直なところ、直前期に入ったこの時期に新たな知識を定着させることは一苦労です。

また、直前期に入って初見の論点が出てくるって、精神的にも参っちゃいますよね。

この初見論点をどうするのか、結構重要な問題です。

覚えるのか、諦めて捨てるのか…
私自身は次のように考えていました。

直前期に初見な問題は2つに分類できる!


直前期に初見である論点について、大きく2つに分けていました。

  1. 直近の法改正や判例に関わる問題

  2. それ以外

本当にざっくりですが、1についてはしっかり覚えて、2については参考程度に解説を読んで終わらせていました。

本試験においてもそうですが、捨て肢とまでは言いませんが、"分からなくても正解できる"という肢は存在します。

要は重要度の問題ですので、2については

これだけ沢山してきた自分が見たことないということは、覚えなくて良い論点なんだな

と割り切ってしまって良いと思います。

逆に1については、触れる機会が限られている重要な論点の可能性がありますので、しっかり勉強しましょう。

模試によっては、解説の中で"近年新たに出てきた論点"を一覧にして掲載してくれていることもあります。
併せてチェックしてください。

③結果に一喜しても一憂しなくて良い。

よく"模試の結果に一喜一憂するな!"って言われると思いますが、

喜ぶのは良くないか?
って思っている人間です。

慢心しなければ良いのです。

一方で、一憂は絶対不要です。

今回は苦手な問題が多く出たんだな…
と思って、切り替えてこれまでどおり勉強すれば良いのです。

結果に不安になって、これまでの自分の努力に否定的になる必要はありません。

そもそもの話、全く勉強が足りていない人は、模試の結果に一喜一憂できる段階に到達していないわけです。一喜一憂ということが頭に浮かぶ段階で、勉強は足りています。

あとは本番をどのようなメンタルで迎えるかだけだと思って、自分を信じて引き続き勉強しましょう。

最後に

繰り返しにはなりますが、模試を受験する一番の目的は試験時間を体に染み込ませることだと思います。

司法書士試験の合否は、知識量が足りていることは大前提ですが、その中で"限られた時間で早く正確に問題を処理できるか"という、処理能力が問われます。

この処理能力がある人でも、"自分が何にどのくらい時間が掛かるのか"は体感してみないと分からないものです。

模試を使って時間の使い方を覚えつつ、知識の整理をして一石二鳥といきましょう!

それでは!


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