新作「余命一週間」&今後について

どうも、シナリオに苦戦している恋歌と申します。
久々にnoteを開きました。お久しぶりです。

今回の新作「余命一週間」は、以前公開していた「一週間」の設定やら話の展開を全て変えて再公開しようとしている作品になります。
(要は新作に近い作品になります)


新作「余命一週間」のテーマ

今回のテーマは、「誰かを応援することってどういうこと」です。
地下アイドルグループ「花籠の乙女(はなかごのおとめ)」の中でも、特に「高瀬百合(たかせ=ゆり)」を推しているDKが、主人公「水瀬祐樹(みなせ=ゆうき)」になります。
3つのEND+αのそれぞれで、色々な性格の水瀬祐樹くんが登場します。阿呆になったり、真面目に考えたり、ころころ変動する祐樹くんをお楽しみください。
阿呆な祐樹くんに至っては、「こいつ阿呆だな」って思っててください。

新作「余命一週間」の裏側の話

実は、ノンフィクションに近いフィクション作品になります。
少し前までとある中堅歌い手の方を応援していたのですが、
(※諸事情により名前は伏せさせていただきます)

地下のライブハウスに行って、その人のファンの方々と様々な話をする度に、持っている知識の量の差に、その人に費やしている時間や金額の差にいつも劣等感を抱いていました。

というのも、その人を応援していた期間が彼女らに比べて短く、かつ、私自身の家がお金の使い方や時間の使い方に比較的に厳しい家庭で、頻繁にライブ会場に足を運んで、ライブ物品に金銭をあまり費やせないという事情がありました。

その人は誰に対しても優しく接してくれていたのですが、人に比べてあまり知らないが故の「語れない」劣等感などにずっと悩み、担降り(=ファンを辞めること)する流れになりました。
(※担降りした時、親は喜んでいたのを忘れないでしょう……笑)

だからこそ、主人公の祐樹くんを真っ当な道に導こうとする「先生」のセリフに力を入れています。

微ネタバレになりますが、好きなセリフを置いておきます。

先生「というか、推しって言葉がよく分からねぇが、お前の中でそんな軽い気持ちなのか?」
水瀬祐樹「……はぁ?何言っているんですか」
先生「お前が無理してないならいいけど、推しってそんな簡単に変わったり、増えたりするもんなのか?その人の推しだって宣言したから推しって存在になるのか?」

複数のアイドルを推す祐樹くんに向けて
※開発中のセリフとなるため、変動する可能性はあります。

先生「そんな欲望のままに買っていったら、いつかお前は破産する。破産したら、大事な人に大事な時に物を支払ってあげられなくなるんだよ」
水瀬祐樹「……彼女とか、俺にいないのですが」
先生「彼女じゃなくても、家族でもなんでも。そんな目先の話じゃなくて、もっと遠くの未来の話だったとしても。破産したら、他人だけではなく、お前自身にだって投資できなくなるんだぞ、それで本当にいいのか」

散財に散在を重ねた祐樹くんに向けて
※開発中のセリフとなるため、変動する可能性はあります。

前回の悪誰でいうところの上代桃矢(かみしろ=とうや)くんや、夕暮れシリーズでいうところの天利理子(あまり=りこ)ちゃんみたいな立ち位置ですね。
だめ主人公を導く存在を尊く感じてしまう、今日この頃です。

今後について

この新作「余命一週間」が無事に完成し、修正が落ち着いてきたら、ノベコレから活動拠点を移そうと思います。

今までティラノビルダー&ティラノスクリプトにお世話になった身でこういうことを言うのは大変恐縮ですが、作品作りを始めた当初と色々と事情が変化していったことが一番の要因です。

ノベコレに作品を登録することで多くの人と知り合って仲良くなり、自分の世界が広がっていきました。

しかしながら、リアルが多忙になってきたこと、思うような作品のクオリティーにならずジレンマがあったこと(絵しかりシナリオしかり)、何より他のツールを触ることでもっと自分の可能性を広げたくなったこと、が挙げられます。

創作自体を辞める訳ではないので、リアルが落ち着いたら、作品作りを再開したいなと思います。

なので、温かい目で見守っていただけますと幸いです。

たくさん文字を打って疲れたので、今回はここまで。See you!



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