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【桜花賞PARTⅣ】【G1競馬予想】

【はじめに】

いよいよ明日と迫った今年初クラシックの桜花賞。

これまで月曜日から位置取り、ラップ傾向、必要能力、レース傾向と分析を重ね、前回のPARTⅢで経験値を踏まえて候補馬を決定いたしました。

今回はいよいよ最終見解として枠順も加味して印をつけていきます。

【参考:前回までの考察】


【予想印】

◎マルターズディオサ
枠順は3枠5番。2番内にスマイルカナがおり、1番内にはサンクテュエール。
その間の内ラチ沿いから悪くて1頭分外のポジション取りには困らなそう。
そこから14番のミヤマザクラまで本馬の前に位置取る馬も居なさそうなことからスムーズな競馬となる。
そしてこれまでの実績は最上位と見ている。サフラン賞ではマジックキャッスルの勝ちパターンをまくり切り、前走チューリップ賞では内伸びが顕著だった阪神でベストパフォーマンスを見せたクラヴァシュドールを抑え込み完勝だった。
競馬は「~だろう」「~かもしれない」で予想を組み立てていくのが楽しいのだが的中させるためには実績を見つめなおすことがまず第一である。
展開、馬場など「この馬にとってはこれがベスト」のような希望的観測を入れずに出走馬の中で一番安定して強い馬はどれかと聞かれればマルターズディオサだ。馬券としても本馬を軸として組み込む。

○レシステンシア
枠順は大外枠の8枠17番。
阪神JFではテン3F33.7秒の出脚で他馬を圧倒した。
そもそも逃げ脚質の馬は展開に左右されることが多くハイペースになると
脆いという印象があるが本馬はその印象が当てはまらない。
ハイペースこそがこの馬の真骨頂であるし、事実ハイラップで逃げて上がり最速を使った。そのペースを作れるという意味で単純に強い。
最終追い切りも栗東坂路を馬なり49秒台で悠々こなし絶好調。

▲ミヤマザクラ
前走までは前傾ラップの中先行して持続的な脚を使えるか懐疑的だったが
東京の長い直線で見せたパフォーマンスで払拭した。
前走は初輸送も控えていたため最終追い切りは多少馬体減少の恐れもあり
抑え目の印象だったが今回はメイチ仕上げで臨む今回は上昇幅も大きいはず。
あまり人気はしていないが一発は十分見込める。

△①デアリングタクト
前走のエルフィンSで見せた圧巻の末脚。ただ実のところはかなり早めのペースを刻んだ前目が潰れたところをスタミナとスピードの絶対差を見せつけたレースという私の見解。
2走目ということ、若干の出遅れから落ち着いて早めのペースの先団に追走できたこと、勝負所で松山Jの合図に応えすぐに反応できたこと。
以上の点から2走というキャリアでも買い目に入れたい一頭となる。
もちろん頭で突き抜ける可能性も高いがキャリアの浅さの不安が拭えないため4番手評価とする。

△②クラヴァシュドール
レシステンシア、マルターズディオサと共にこれまで王道路線を安定感のある実績でこなしてきた本馬。
しかしハーツクライ産駒ということもありベストはマイルよりもう少し長いところかと思っている。
オークス、秋華賞と本格化が進んでいく中で重い印を打っていくことになるだろうがここでは5番手評価。

☆マジックキャッスル
この馬の最大の魅力は後方から見せる一瞬の切れる末脚かと思われがちだが実のところはファンタジーSで見せたようなレシステンシアが引っ張った緩みないペースで進んでも最速の上がりでゴール板までたどり着く持続力だと思っている。流れたペースの中4コーナーからまくり気味の展開になれば能力が生きそう。
コース適性も母ソーマジックが桜花賞3着と血統的にもある。

穴エーポス
前走フィリーズレビューのパフォーマンスを見て桜花賞でも買いたいと思わされた一頭。
馬込みをものともせず割って入ってきた直線での精神力の強さ。
しかし大外18番からということでかなり厳しい枠順であることは間違いないがスタート直後隣のレシステンシアが前に行ってくれる関係でスムーズに内側に入れるような展開で脚を溜められれば前走の再来もある。


【まとめ】


◎マルターズディオサ
○レシステンシア
▲ミヤマザクラ
△①デアリングタクト
△②クラヴァシュドール
☆マジックキャッスル
穴エーポス

【買い目】


◎○⇒◎○▲△☆穴 馬連11点
◎○⇒◎○▲△☆穴⇒◎○▲△☆穴 3連単60点

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