見出し画像

センスと強いと弱い

上手いやつが強い。
下手なやつが弱い。

これが正解と言う人もいると思う。
でも俺は違うと思う。もちろん上手いやつは下手なやつよりも勝利への道は近いと思う。

じゃあ下手なやつが勝つにはどうするか

俺は馬をやってて上手いとは思ったことは1度もない。じゃあ下手なりに何をするか。何を考えて騎乗するかが大事になると思っている。
どうすれば下手でも上手いやつに勝てるのか。
それの答えはただ1つ。上手いやつ以上に考えて乗ればいい。
それに馬術は馬が良ければいい成績は残せる。
でも俺はいい全日本で勝てるような馬には乗っていない。俺は貸与馬戦でいい馬に乗っている人にどれだけいい勝負ができるか。それを考える。

じゃあどんな考えをすればいいのか。

このコース図。真ん中に1番、左に2番、右が3番、というコース。

今回はこのコースで2番の入りが難しいという相談を受けた。その人は、2番を斜めから入ると言った。いい馬だとそれをしても障害は落とさないだろう。しかし貸与馬戦はそれをしてしまうと絶対ミスをしてしまう。
馬の状態、自分の技術、馬場の状態、障害の高さなど全ての情報を処理してコース走行をする。それはかなり難しいことだ。

上手くてこの処理をはやくして実行できるやつがほんとに上手いやつだと思うし、下手でもこの処理が早ければただ上手いやつよりもいい結果は必ず出せると信じている。

どんなスポーツでも正解はないんだ

正解は人それぞれあるし、今回相談してくれた子は俺が言った情報と他の情報を織り交ぜて使ってもいいし俺の情報を使っても使わなくてもいいと思う。だってそれは人それぞれ自分に合う合わないがあるのだから。

だからこそもっともっと強くなれる。

これからもっともっと経験を積んで行けば色んな自分に合うものにも合わないものにも出会うと思う。だからもっともっと色んな経験をしていきたいし、この経験を色んな人にしてもらいたいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?