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プライベートケア(介護保険外)サービスに向いている人

「プライベートケアに向いている人」などいるのだろうか?
そう思いつつ、考えてみました。

プライベートケアサービスについて

プライベートケアサービス(介護保険外サービス)は、自前のれんくる調べによると依頼のTOP3として「通院付き添い」、「庭仕事」、「買い物代行(同行)」となっています。

介護士さんが訪問介護や施設介護で行っていることと同様のサービスを自費で行うのでは?と考える方も多いかと思いますが、実際のお困りごととしては「今まで自分で出来ていたことができなくなったこと」が多く、それが通院であり庭の手入れであり、買い物なのです。

そういった意味では介護保険外サービスと言ってしまうとイメージとの相違が出てきてしまうこともあり、私が使っているプライベートケアサービスの方が適切だと感じることが多くあるのです。

プライベートケアサービスに向いている人に話を戻しますが、介護サービスの経験があり、その事業所や施設で適切にサービス提供を重ねてきた方は介護士としての資質が備わっていると思っています。

それが、ツイートした6つの「・」の内容です。

ツイートの内容

私の知り合いの介護士さんの多くというかほとんどが、優しくって献身的で…と文句の言いようがない方々で、そんな方々にはプライベートケアの世界でも活躍してほしいなーと思っていたりします。

ただ、後半の「◎」については、個人事業ならではというか、営利を追求するからこそなかなか慣れなく、そこが重要な部分だと思っています。

◎サービスの対価を追求できる
◎自分の価値を高く保てる

自分のプラケアサービスは、そのまま対価として金銭を受け取ることになります。決められた月給を得られる雇われの身ではないので、提供するサービスの内容や質がそのまま収入に繋がってきますし、サービスの低下は集客にも差が出ることになります。

自分を安売りしないで

また、自分のサービスが利用者にいくら喜んでくれたからといって、安売りしたりボランティアのような考え方で対応してしまっては、そのビジネスやサービスは長く続かないでしょう。そして、自分のサービスは唯一無二であり、常に自分のサービスが向上するような手段や考え方を講じることが必要です。自分の価値を常に高く保って、利用者に対して満足感を与えられることが必要となります。

ここでいうプライベートケアサービスはビジネスとして捉えていますので、各々が設定する収入が得られないのであれば、何か策を講じたり、自身の考え方を見直す必要があると思います。

多くの介護士さんに伝えたい

多くの介護士さんはプライベートケアサービスのための資質(・の項目)を多くが持っており、すぐにでもサービスを始められるかもしれません。ただし、2つの◎の項目を併せ持つことが重要となってきますので、事業を始めながらでも自身のサービスの価値を高めつつ、見合った対価を追求できるマインドを持っていてほしいのです。

私の反省点

という私も、プライベートケアサービスの開業当初は自分のサービスに自信がなく、実質的な安売りをして自分の価値を下げてしまいました。それは、ある意味での保険(低価格)だったのかもしれません。でも、それでは対価を追求することもできないですし、自分の価値自体も高められないんですよね。

モチベーションは何?

そして、自分の価値を高めるモチベーションとなるのは、利用者の笑顔と提供経験による成長と自信です。一気にではなく徐々に成長していくことも、発展途上であるプライベートケアサービスには有効なのではないかとも思っていますので、焦らずじっくりと、このプライベートケアサービスの波に乗っていただきたいと思います。

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