Tour box Eliteを触ってみた
Camp fireでTour box Eliteのコーナーがあったので、早速支援してみたのが、2022年3月。それから約4ヶ月後の7月下旬にようやく本体(とケース)が届きました。
早速、それぞれのボタン等への印象を述べたいと思います。
なお、本体そのものへの感触については他の方が感想を述べられていると思いますので割愛します。
各ボタンやダイヤル等への印象
ノブ(Knob)
数値の変更や移動を感覚的に実行できる。本体に手を添えた時、人差し指と親指で挟むことになるので、一番安定的に操作ができる。
なお、ノブをボタンとして押すこともできるのだが、ボタンが硬いため、そこへの割り当ては使用頻度の低いものが良さそう。指に結構力を入れる。
十字キー:上・下・右・左(Up, Down, Right, Left)
ノブの真下にあり、数値の変更と同レベルで変更回数の多いものを割り当てると便利になる。なお、十字キーハブは初期設定でモニターの右下に表示されるので、ショートカットを覚えられていない人はよく使うものをこの4箇所に集めると使いやすくなる。
サイド(Side)
一番押しやすいボタン。押した時の音も一番大きい。サイドと十字キーの組み合わせが安定的に押せるので、そちらへの割り当ても、比較的使用頻度の高いものを採用すると吉。
トップ(Top)
サイド同様押しやすいボタン。また、押した時の音はサイドより控えめ。ボタンの幅は広いので、ノブに添えている人差し指を少しずらすだけで押すことができる。とはいえ、サイドと比べ指の移動が発生することは間違いないので、サイドよりも使用頻度の低いものを割り合えるといいかもしれない。
ダイヤル(Dial)
ノブと同じ働きをするものだが、左端にあるがゆえに、ノブを摘んでいる時を基本姿勢とすると、その時ダイヤルは掌の真下にあることとなる。つまり、ダイヤルを操作しようとしたら、一度ノブに添えられている指を外す動作が発する。ワンアクション分の動作をすることになるのだ。そのため、ダイヤルに割り当てるものは、ノブよりも比較的使用頻度の低いものが良さそうだ。
なお、ダイヤルもノブ同様ボタンとしての機能があるが、ノブより押しやすく、操作音もノブより大きい。
スクロール(Scroll)
ダイヤルより操作がしやすい。また、上下の動きでもって操作するので、ページ移動など、数値の変更よりかは画面操作に適していると感じる。
なお、スクロールもボタンとしての機能がある。ノブやダイヤルと比べ、押すときの力が一番必要ない。しかし押す時の指が、私の場合人差し指となるため、若干押しづらいようにも感じる。また、押した時の音は三つの中で一番小さい。
Tour
ノブの左端にあるボタン。押すには一度ノブに添えられた指を外さなくてはいけないので、ダイヤル同様ワンアクション分の動作を要する。
とはいえ、形がとても特徴的だ。流れ作業の中で使うボタンというよりかは、別のアクションが発生した時(漫画作業でいうところの、線画描写から修正作業への移行など)、一番初めに使うボタンとして割り当てると、スムーズに次の作業へ移れるかと思う。
トール(Tall)、ショート(Short)
長さは違うが、役割はほぼ同じで、ノブに添えられた手を外して押すと言う動作が必要とされる。しかし場所が右側にあるので、比較的力の入れやすい親指で操作しやすく、Tourよりも押しやすい。
また、トール・ショートに親指を移動したとき、自然と人差し指がトップへ来ることになる。トップ+トール、トップ+ショートの組み合わせは、個人的に押しやすいものと感じている。
C1、C2
一番右上にあり、他ボタンとの距離も空いている。また、ボタンの大きさも一番小さい。だが、ノブの真横にあるため、指の移動は確実に発生するものの、親指で押した後にすぐノブへ指を戻すことができる。
これらから鑑みるに、比較的切り替えを多く要するショートカットを割り当てるといいのかもしれない。クリスタでいうところの、定規にスナップやグリッドにスナップなど、真っ直ぐ引きたい時と曲線に引きたい時にすぐさま切り替えられるのがここかな、と私は割り当てた。
以上、各ボタン等への印象でした。
Tour Box へショートカットを割り当てるには専用のアプリケーションをダウンロードする必要があるのですが(https://www.tourboxtech.com/jp/downloads.html)、自分自身がどのボタンへ一番アクセスしやすいか全て把握しきれてないと割り当てるにはちょっと時間がかかるかな、と思います。
時間があったら、そのために作ったNumbersシートを公開したいと思います。
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