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高千穂・23歳の天使

スケジュールは手書き派だ。ノートに書きこむ動作が好き。
ノートを選ぶときは表紙やレイアウトだけじゃなく
紙の質感や書き心地なんかも選びまくる。

日記はちっとも続かないけど
このノートに残すメモが日々の記録になっている。

そして2012年のスケジュール帳には
現在につながる言葉がたくさん残ってる。
10年経っても心に残ってる言葉は生きているんだな…

この年の秋に高千穂へ行った。
日本神話の世界を3人で巡った。
そして3人旅で初めて他人が参加するということが起きた。
まったく知らない女の子と一緒に国見が丘の雲海を観に行くことになった。

明け方の出発から朝日を見上げて解散するまで数時間は共に過ごしたというのに、私たちは彼女の名前を知らない。
ふっと参加してふっと去っていった。
4人でいた時間中なんの違和感もなく会話が弾み同じ空気に溶け込んでいた。さよならをして名前を聴き忘れていたことに気づいたのだった。
なぜか年齢だけはきいていた。23歳。私たちの半分ほど。
けれど不思議なくらい馴染んでいた。

きーちゃんが「あれは私たちの23歳のインナーチャイルドだったんだよ!」と言った。
それから23歳の天使についての話が盛り上がった。

かつての自分がパワーを取り戻して現れる。
その逆もある。
未来の自分が手を貸しに現れる。
現実の世界や夢の中で。
時空を超えた中での意識のやりとり。


今ここまで書いて、この記事を書くために以前の資料をめくりつつ
震えている自分がいる。

わたしがこれから始めること。
それにもこの23歳の天使が関わっているんだ!
どうしようW
いよいよ時間と空間の境界線意識がなくなって来たぞ。


きーちゃんから23歳の天使についての考察メールが届いたのは
父が亡くなった日だった。この旅から程なくして父を看取ったのだった。
あれから10年経ってわたしが始めようとしていること。
それも父の最期から受け取った宝物に始まるもの。
「さぁスタートだ」と始動した日にこの記事を書いていること。

偶然は必然。
偶然は必然。
偶然は必然。。すべては流れの中にある。


父の話はイムムコエリ1~5に書きました。









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