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イメージエフェクト(1年生)

授業紹介です。
イメージエフェクトは1年生向けの選択必修科目です。
いわゆる専門科目ですね。

武蔵野美術大学には、専門科目と講義系科目に大別されます。
これが、午前と午後に分かれてそれぞれ履修します。

映像学科1年生の場合は、午前中が専門科目です。他の学年は異なります。
(他学年のカリキュラムについてなど、別途紹介してもいいかもですね!要望あればコメント欄にいただけると嬉しいのでした)

映像とは何か、その本質と可能性を考えることから始めます。写真、映画、アニメーション、CG、メディアアート、イメージエフェクトなどの映像制作のプロセスに触れながら、広範な知識と表現技法を習得し、さらに絵画、彫刻などの造形の基礎を学びます。

https://www.musabi.ac.jp/course/undergraduate-ctsi/ias/curriculum/
映像学科カリキュラム概要1年生より

イメージエフェクトでは、主にAdobe After Effectsを使ったレクチャーとそれによる映像制作をします。

昨年度は「花火」をモチーフに、モーショングラフィックスを主としつつ、受講者の志向に沿って、手法などをアレンジしながら制作が進められました。

大学内アリーナで大規模上映

各自が制作した「花火」をオープンキャンパスにて公開しました。ちょうど夏なので<デジタル花火大会>の様相を呈してました。

写真はちょっと暗くてわからないかもしれませんが、横幅がバスケットコート長辺分くらいある、いわゆる体育館くらいの規模です。

実はこれ、2022年度に、産官学プログラム(↑)として展開したもののが授業の起点となっています。こちらについては、別途記事にできると!



イメージエフェクト?

授業風景

「イメージエフェクト」という授業名は、一般的ではないかもしれません。
同カテゴリーに属する、「映画基礎」や「アニメーション基礎」、「写真基礎」、「メディアアート基礎」などと比べると、馴染みはないですね。

「イメージエフェクト」という授業“名”の授業名は、映像学科設立に貢献された吉田直哉初代主任教授が命名した名前です。

イメージエフェクトのご担当は、石茂雄先生でした。石先生は『NHKスペシャル』や、『映像の20世紀』という番組タイトルバックなど、昭和世代であれば一度は目にしたことのある番組に携われていた先生です。

実は私も20年ほど前に「イメージエフェクト」を受講していました。
当時の思い出話もいずれ笑

(山崎連基)


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