それでも言う
それでも言うしかない
ライブの主催者をやってると、いろんな面で、いろんな角度からの
「これおかしくないですか?」「これ注意してくださいよ」
が飛び込んでくる。
納得できるものもあれば、そんな気にする?って事もある。
芸人からくる場合も、DMなどでライブを見に来ていた方からご意見を頂戴することもある。
そういった意見は正直非常にありがたいです。こちらが気付かない事も多く
その現場を目にしていない場合もあるから。
(ただ喧嘩口調だったり非常に上から目線だとちゃんと見ない時もあります)
でまぁ、思い当たる場合は即修正するわけです、割とその辺のフットワークは軽いと自負してます。もちろん行き届かない所があり皆様にはご不便とご迷惑をおかけしてしまう事はありますが・・・。
運営面でのご意見は良くも悪くも僕次第な所が多く、出来る事出来ない事を切り分けてやっててますが。
問題なのは芸人さんの良くない事のご意見、これは結構神経使います。
勿論素直に注意を受け入れてくれる芸人がほとんどですが
中には結構不満を持つ方がいます。
個人に対して言うと 「詰められた」
皆に対して言うと 「俺に直接言えばいいのに」
それ以外にも「言い方がキツイ」「こわかった」「多分出禁かも」など
注意に対するアンサーのボキャブラリーはフリースタイルラッパー並みに
色んな角度から弱者の反撃のような、強者の一撃を喰らわせてくる。
注意された内容に対するアンサーはあんまないけど。
要は注意された内容より、注意された事実が気に入らないのだと思う。
芸人は馬鹿ではないので内容は理解してるけど、注意された精神的ダメージの方を前面に出すと、加害者だったのに被害者になれるからである。
すばらしいやり方。俺もたまに使います。
でもそんなんはどうでも良くて
こっちは治安の維持をしなきゃいけないのである。
舐めた感じでサンダルとか草履で漫才する人には注意するし
ライブの進行を妨げる行為をした芸人にも注意するし
観客が不快になる差別やセンシティブなネタをやれば注意する
※もちろん全て度が過ぎるとであります。
たとえ
「すぐ怒る」って裏で言われても、それでも言う
だってみんな思ってても注意することから逃げるじゃん。
なので僕は言い続けます。
治安維持と、より良い環境の為に。
勿論自身の言い方や接し方などは日々良くしてかなきゃいけないですし
僕自身が良くない行動をしている事も当然ある。
でも注意する時は自分の事は棚に上げないと何にも言えないので。
嫌われても、いじられても
それでも
とりあえず言う
たぶん
心が折れなければ
お笑いライブの運営資金にしたいです!