今まで体験した介護の仕事信じられない内容

私、介護福祉士なんですが、
介護職ってなんかこう、毎日に忙殺される、というのがお決まりみたいなところがあって、でもやった仕事内容、例えばお世話の事例なんかは自分の中で、同じパターンが数年にわたりやっていく上でそれに対する対処的なものが仕上がる、これはどの仕事でも言えると思う。


今日書くのは、そんな事例でも、二度とないやろ、みたいな結構あるかもしれないが多分滅多にないだろいうのはなし。

介護の世界に入ったのは平成15年、平成13年にヘルパー2級を取得したので。それまではヤクルトレディやっていました。
うちの住んでいるヤクルトは隣県と違い制服もバイクもリース料取られる。売上なければ元がない。そんなの仕事なのか?ただの暇つぶし行ってるだけのような気がしてヘルパー2級を持ってるんだからそっちをやる。(生活のため)というきっかけで、最初は毎週土曜日一件のみ食事介助を行っていた。

それから本格的にヘルパーとして過ごすことになった時に初めて伺った訪問介護の利用者宅での最初の仕事は庭にある巨大なネズミの死体処理。
えっうそやろ!?と思いつつ新聞紙で包んで処理(といっても袋に入れただけ。

これは家事援助という項目の(トイレ掃除や利用者の居住スペースのみの清掃)という項目内のことだったんだけど庭は居住スペースじゃぁねぇだろうと思わず思った、だって庭でキャンプしてたら別だけど寝室や台所のみだろうと今にしたら思う。なかなかのっけからこれは衝撃

次はこれも家事援助に行ってたところ、家主が緊急入院され一週間後退院して、家事援助に伺った、同時に担当者会議の横で、ケアマネがいらしてた時に冷蔵庫を何気に開けた瞬間私

「ヒェ」(冷蔵庫バタン!)

ケアマネが「何?」

共に冷蔵庫オープン

そこには無数の蛆虫が…

泣きそうになりました。ケアマネと共に掃除しました、後は覚えていない

さらには別のお宅にて、家事援助で1時間で4品食事を一口コンロで調理、結構ハード、調味料が古く、新しいものを探すと下の棚から昭和58年製造の醤油瓶出てきたり、棚の中では粉の白砂糖が液状化、すぐさまサ責の連絡。あの時の醤油の味は最悪だった。

自宅から比較的近くて結構有名場所に家事援助に行った時のこと、
その家は木造、めっちゃ古い、床が傾いている、水洗じゃないトイレ
時期が猛暑であれがわんさかいるわけですよ。
その時にとても異臭がしているのはのちに黒いあれが無数にいるとそういう匂いというのを自ずと学んだわけです。

これもとある一軒家、居住スペースのみの清掃(家事援助)に伺うとニートのお子達(いい歳)のわがまま放題と拾ってきた猫数匹からダニが多数湧いててその中で生活されていたんですが基本その方のための援助に行ってるのに子供たちが私の食事作っておいてっていうので思わず「甘えてんじゃねえ!」と怒鳴ってしまったことがあった。

とまぁ今にすると若かったのとよく耐えたな、というのがあるけれどこれも家族が支えてくれたのは大きい。

おかげで今は施設で勤務ですけど
半分好きな絵を描きながら今を過ごせている。
夢も叶えられた。
後はこれを今笑い話でも、あの時の自分が耐えたことは誇りたい。

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