【存在するとはいかなることか】大巻伸嗣/interfaceofbeing/真空のゆらぎ
だいぶ前に行った大巻伸嗣さんの個展のこと。
何を感じて、
何を思って、
何を形に残したのか。
受け取り方は人それぞれで、
何を思うかは自由で、
恐らくそこにこだわりはなくて。
存在しているものには必ず意義があって、
その意義を全うし続けている。
人間だけは、
意義があって生まれてくるけど
それが明確ではなくて
それほど大事に思われていなくて。
身体そのものが
ただ存在していることが多いのかな。
この企画展。
影がとても怖かった。
身体すら存在していない感覚。
でも、無機質な光にも怯えてた。
確かに自分は人間の形として存在しているけど、
でもそれも曖昧なもので。
内側の自分は、
何かに憑依して、何かに模して存在していて。
本来の自分自身として存在はしていない。
だから影に包み込まれたとき、
自分が存在していなくて怖かったんだな~って。
光に照らされて出来た影は身体の影。
外側の自分。
無機質な光は、
その形として存在する自分を写し出してて。
そこには暖かみも愛情もない。
冷たい影があるだけ。
何かを求めている最近。
自分の核を探してるのかな。
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