哀
1人、バイトもなく部屋に篭る日々が3.4日続いた。昨日3時間だけスタジオでメンバーと会ったけど、それ以外はずっと家で1人だった。なんか色々考えてしまってさっきは柄にもなく部屋でまあまあ泣いてしまった。見事にこの数日で昼夜が逆転して、さっき朝飯を食べるような始末である。なんてこった、明日は12時からスタジオだぞ、起きれんのか俺。まあそんな事は置いといて、色々考えた内容を書き残そうと思ってnote開いたんだった。
なんか、人間いくとこまでいったら本当によく分かんない事を本気で考えるようになるんだな。俺がさっきまで考えてたのはクサいけど愛ってなんだって事だ。恋人がいなくなってから何ヶ月かな、いわゆる独り身ってやつでこの期間過ごしてきたけど、部屋にはまだあの時のお土産とか2人で見に行った世界一好きなバンドのライブチケットが残ってる、2枚分。別に目に入れるつもりもなかったけど、部屋でぼーっと寝そべって壁とか、棚とか眺めてたら目に入ってしまったのだ。あー今頃何してんだろうなとか、就活頑張ってるかなとか、好きな人できたりしてんのかなとか、そんな事思ってしまった。きっと、俺の事は忘れてないだろうけど、忘れる準備でもしてんだろうな。女の子って、将来のこと考えると、家庭持ちたいって子はやっぱり子供産むには早い方が良いから、一生の出会いも早い方が良いに決まってる。俺が付き合ってた人もそうだった。だから早く素敵なパートナーを見つけなきゃならん、俺なんかのことずっと考えてる場合じゃないのだ。俺も結婚するって思ってたんだけどなあ。よく彼女はもっと愛されたいとか、愛が〜とか言ってたけど、俺は全然その意味が分からなかったな。今考えたら、分かる。分かるんだけど、分かんないよなそんな事。俺にはもう哀しか残ってない。それは分かる。愛は哀に染まってしまった。もう誰を好きになったら良いのかも分からんし、あんな気持ちにはなれる訳ねえやって半分諦めてるくらいだ。でも彼女はまたどっかで別の色の愛で、哀を愛に染めるんだろうな。
結局、愛って何だ。
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