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【MMD】from Y to Y /裏話

いつも小説やMMD動画を楽しんでいただき、ありがとうございます。

さて、本日は8月8日。
皆さんが待ちに待った、時透無一郎誕生祭ですね!
素敵なイラストやマンガ、小説等などで溢れかえっていることでしょう。
私も、無一郎推しの端くれとして色んなものを作ってみたわけですが、
きっとこんなところまで足を運んでくださっている方は、もうすでに全ての作品を見られたことでしょう。
格別の感謝を・・・。


今回の誕生祭に使用させていただいた楽曲。
「from Y to Y」ですが、皆さんはご存じだったでしょうか。
ニコニコ動画が全盛期と呼ばれた頃に再生回数300万を記録した名曲です。
MMDを触り始めた頃から使ってみたかった楽曲だったので、久しぶりに耳にタコが出来るほど聞けて楽しかったです。

◆歌詞のお話◆
まずは歌詞のお話をしましょう。
動画内の歌詞の文字色が微妙に違うことと少商式の表情が違うことには、お気づきになりましたでしょうか?
今回も少商式くんには一人二役をお願いしました。
とっても頑張ってくれたので、ふろふき大根あげましょうね。

下記のように、一度歌詞を書き出して振り分けをしました。

歌詞振り分け

歌詞で見ると、同じくらいになったかなぁと思ったのですが、実際は間奏部分に兄さんが入ることで兄成分多くなってしまいました。
あまり歌詞の内容など考えないで楽曲を決めてしまったので、一時はどうなることかと思いましたが、兄さん参戦のおかげでどうにかまとまりました。

◆表情のお話◆
「この二人の見た目の違いは眉の角度だけか?」という疑問から始まった表情付け作業でした。
原作とアニメを何度も見返し、弟のほうが若干たれ目か・・・?嫌、誤差だな。みたいなことを一人で悶々と悩みました。
二人を描き分けられる絵描きさんはやっぱり凄いです。
結局、「眉と表情の豊かさの違い」という自論で決着をつけました。
表情をよく見ていただくと、弟は曲が進むにつれて記憶を思い出しているという設定なので、少しずつ表情が変わっていきます。
それに反し、兄さんの表情はほぼ変わりません。感情表現が苦手そうじゃないですか。そう思いますよね、有一郎推しの皆さん。

『背中を向けて~ねぇ』までの無一郎の表情は原作14巻「無一郎の無」での、〈そんな言い方するなよ!〉を参考にしています。
あ、今更ですがこういう細かい話が今回は永遠に続きます。
次の『少し広く感じる~』の無一郎は記憶を失っています。
そのあと『もう二度と~』からは思い出した無一郎です。
なんとなくわかってくれたら嬉しいです。

◆台詞のお話◆
間奏部分の編集をどうしようかとかなりの時間悩みました。
MMDで別カットを入れようかとも思ったのですが、私の技術的に時間が足りないとなり諦めました。
そんな時にふと舞い降りたのが、原作の台詞を使うことでした。
先ほどの歌詞同様、原作14巻から双子の会話を全て書き出しました。
その過程で生まれたのが、、、

こちらのネイティブ兄さんですね。さすがに笑いました。スマン

台詞を使うことを決めてから次に立ちはだかった壁はフォントでした。
実はこの動画、4種類のフォントを使用しています。
最初に歌詞用に使っていたフォントさんがあまり漢字に対応していなかったことから、フォント探しの旅が始まり結局明朝MSに落ち着きました。
旅とは・・・。って感じでした。
正直、台詞を入れたことは正解だったのか?と今でも微妙な気持ちなのですが、今の私が思いつく最適解だったとさせてください。

◆小道具のお話◆
ラストのサビで無一郎くんが草原で華麗に踊っているシーンには、いくつか小道具を入れてみました。
まずは二つの椅子ですね。片方は倒れています。これは言わずもがな分かると思いますが、失った兄を表しているんだと思います。
そして机の上のお花。これは勿忘草ですね。
勿忘草の花言葉は"真実の愛""真実の友情”...それと、"私を忘れないで"。
もう多くは語りません、次行きましょう。
最後に、エンドカードにも出てきた無一郎くんの愛刀ですね。
あれに関しては使いたかったから。それだけです。
だってかっこいいじゃない?みなさんエンドカード止めて見ましたよね??


◆最後に◆
ここまで長々と喋りましたが、もっと細かいことを言えば喋り足りないのですが、流石にここまで読んでくださっている方に申し訳ないので、この辺にしておこうと思います。
5分を超えるMMDと動画編集は思っていたよりも難しかったし、すごく技術不足知識不足を実感しました。
あとは、PCの空き容量が少なくなって最後のほうはかなり作業しずらかったのでこの度SSDを追加で積むことにしました。

色々とありましたが、作業中からTwitter(Xに変わったんでしたっけ?)で、日々見守ってくださったフォロワーさんはじめ楽しみにしてくださってありがとうございました。
ここまで書き込むってことは、私もそれなりに一生懸命作ったものですので、良ければまた遊びに来てくださると嬉しいです。

それでは、時透兄弟誕生祭を貴方と迎えられたことに最大級の感謝を。
こんな末文まで目を通していただき本当にありがとうございました。

次回作にご期待ください。


@ren_net0

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