話題のFLUX(フラックス)を低スペックPCで試してみたらミッドジャーニー超えてた(その2)【プロンプトあり】【Midjourney】
昨夜は睡魔に負けてFLUXの記事が途中までとなりましたので続きです。
何度か試してみたところ、Midjourney(ミッドジャーニー)を超えているであろう生成は実感しました。
が、導入するには私のようなプログラミング系の知識素人、低スペックPCだとハードルが高いです。
ですので、FLUXのデモ版を利用するのですが、先の記事のようにFLUXには3種類のモデルがあり、
1:FLUX.1 prp
2:FLUX.1 dev
3:FLUX.1 schnell
という3種類用意されています。
最も精度の高いpro版はローカルに導入するには結構な容量と知識が必要です。
「dev」は非商用利用ならダウンロード可能
schnellは下位グレードですが、軽量。との事。
pro版を試してみたのですが、利用するのはデモ版である、
このデモ版サイトで、Midjourney(ミッドジャーニー)との比較を試しました。
昨日の記事(パート1)で、いくつか事例とプロンプトを掲載しましたが、続きです。
Midjourneyで使用したプロンプトと全く同じものを入れてみた結果で、優れていると感じた画像と、負けたかなという感じの画像を紹介します。
■舌を出すプロンプト
これは完全にFLUXが優れていて驚きました。
ミッドジャーニーの画像はかなりガチャを繰り返してマシな画像です。
■座っている日本の女子高校生
写真左がミッドジャーニー、右がFLUXですが、これは好みによるかもです。
個人的には人の質感がFLUXの方が好みなので、FLUXの勝ちと思います。
■カラフルな服装の可愛い日本人
縦横比が違うのですが、プロンプトは
■目の色を変えた日本人美少女
これは個人的にミッドジャーニーのほうが目の自然感が出ていると感じた画像です。
■人物をイラストに、背景をリアルに。
背景はまだ改良の余地があるとして、手前の水たまりのリアル感を出したくて試行錯誤していました。
結果は大体同じレベルかな。
これをステーブルディフュージョンで何度もガチャするよりかは、ミッドジャーニー、FLUXの方がいいですね。
このへんは、これからも試して、記事にします。
FLUX.1の上位版(pro)と下位版(schnell)の比較。
共に、デモ版サイトで利用できます。
下位版のschnellを試せるサイトはここ
こちらもhuggingfaceのログインIDを作ればすぐ利用できますし、プロンプトを入力するだけの簡単な画面。
これで、FLUX proとFLUX schnellの比較をやってみました。
圧倒的な差があります(-_-;)
全体の質感が全然違うので、他の画像はまだ試してないですが、やはりpro版のほうがクオリティは高いです。
いかがだったでしょうか?
突如話題となっているFLUX。
しかし、個人的な感想としては、まだpro版を本格的に利用できるサービスが公式にあるわけでもなく、お試し版というかデモ版が利用できる状況なので、しばらくはデモ版で試しながら自分の表現したいイメージを出してくれるサービスを利用するのがいいと思います。
私もまだ当面はミッドジャーニーで十分だと感じていますが、まだ試しに何種類か生成、比較したくらいですので、また記事にしたいと思います。
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