デジタルマーケティングの基礎

①インターネット上でのビジネス機会

1.デジタルワークショップについて

デジタル マーケティングの基礎や活用方法を、数分の動画でわかりやすく
学ぶことができる。

コンテンツ マーケティング、オンライン広告、モバイル マーケティング、オンライン販売など、スキルや知識の向上に役立つ、さまざまなレッスンが用意されている。

2.インターネットのメリット

インターネット最大の利点は、見込み客が、インターネットであなたの会社やお店を検索できるようになること。

検索者はあなたのお店のウェブサイトを見るだけで、あなたのお店に関する多くの情報を得られる。

インターネットを活用することで、見込み客が何を求めているか、それをどう提供すべきかを知ることもできる。

3.最初に決める事

インターネットの利用における最大の壁は、インターネットを活用するための計画を作ること。

最初に決めなくてはならない事
①ウェブサイト、ソーシャル メディアなどの媒体を選ぶ
②自社で作るか、それともプロの助けを借りるかを決める
 ・自社で作ればお金はかかりませんが時間がかかる
 ・プロに依頼すると費用がかかる
③明確な中間目標とともに、現実的な予算とスケジュールを設定する

②オンラインで成功するための第1歩

1.オンラインでの目標

インターネットをビジネスに活用する方法はいくつもある。
・ソーシャル メディアを利用したお客様との関係構築
・インターネット上での商品販売

まずは、目標を決める。
①見込み客にお店の存在を知ってもらう
 →インターネット上で情報を提供して検索エンジンや
  インターネット上の地図にお店が表示されるようにする
②お店の情報を知ってもらう
 →ウェブサイトを作り営業時間、所在地、価格、サービス内容などの
  情報を載せる
  新規のお客様を引きつけるための写真や動画を掲載
③見込み客に訴求する
 →ウェブサイトやSNSにお店の写真や動画の投稿、クーポンなどを載せる
④ウェブサイトを訪れた人に商品を買ってもらう
 →お気に入り機能やカート機能などサイトの利便性を上げる
⑤もっと多くの人にウェブサイトを訪れてもらう
 →オンライン広告に投資、メール配信など…

明確な目標を設定し、一歩一歩前に進んでいく。

2.インターネット上に拠点を作る方法

インターネット上での宣伝活動の選択肢
・実店舗向けのローカル検索
 →地域のお客様に向けたサービスに登録し、見込み客が美容院を
  検索した時に、あなたの美容院が表示されるようにすること
・ウェブサイト
 →お客様があなたのお店の情報を確認できる拠点となる
  問い合わせを増やすためには、すべてのページに電話番号を表示
  目的に応じてお店までの地図を記載
  ウェブサイトから予約できる機能を組み込む
  インターネット上で商品を購入するための機能を追加など
・携帯アプリ
 →
予約をしているお客様に自動的に通知を送るなど、様々なことが出来る
・ソーシャルメディアなど
 →あなたのお店のお客様の写真や動画を掲載し訴求する

3.ウェブサイトに顧客を集める方法

検索エンジンから考える
一般的に、何かを検索するときには探しているものを検索窓に
入力する。 検索された内容と関連のあるサービスや製品を
自分のお店が提供していれば、検索結果に自分のお店が
表示される可能性がある。

検索エンジンの2つの訴求方法
①自然検索:無料で検索結果に掲載すること
 →商品やサービスを検索している人に対して、無料でお店の
  ウェブサイトを表示できる。
  自分のウェブサイトがどのような単語で検索されているのかを調べ、
  自分のビジネスに関連性の高いキーワードを知ることも重要。
  検索キーワードを理解することで、検索結果の表示を改善し易くなる。
②検索連動型広告:有料で検索結果内の広告枠に掲載すること
 →特定のキーワードが検索されたときに、自分のウェブサイトが表示
  されるようにする有料のサービス。
  大手の検索連動型広告はオークション方式をとっている。
  自社の広告を検索結果の上部に表示するために、
  希望するキーワードに入札する。

その他の広告
①ディスプレイ広告:ウェブサイトで表示されているもの
 →文字、画像、動画など、様々な形式のものがあり内容を伝えやすい。
  さらに広告を表示する対象者を絞ったり、広告を表示させる場所を
  自由に選択できる利点がある。
②SNS:Facebook、Twitter、Google+ など
 →ソーシャル メディア上で、あなたのお店のページを作成し、お客様と
  コミュニケーションをとることで、関係を構築できる。
③メールマガジン:メールアドレスを登録したお客様にクーポンやセールの
         告知などを送信するもの

4.ウェブサイトの分析と改善

マーケティングを開始しても、「最初から多くの収穫は得られない」
ということを知る必要がある。 ウェブサイトが検索結果に表示される
ようになり、認知されるまでには時間がかかる。

達成できそうな目標を設定し、常に効果を測定、目標を達成できているか
どうかを確認する。

お客様にウェブサイトを見つけてもらうだけではなく、実際に来店予約を
してもらったり、店舗への道順を調べてもらったり、ウェブサイト上の
機能を使ってもらうことが大切。

ウェブサイトで訪問者が何をしているかを分析することで、うまく
機能している要素と、していない要素を理解し、改善する

インターネットの世界は常に変化していることを意識
新しい技術が毎日のように登場するため、あなた自身がお客様に何を
してもらいたいかという基本的な概念は変えずに、最新の技術を
取り込んでいくことが大切

ウェブサイトでもあなたの業界の最新情報を掲載することで
お客様の興味をひくことができる。

③ウェブサイトの活用

1.オンラインでの集客について

①Webサイト
情報を調べることも、専門家に相談をすることも、お客様の口コミや
動画を見ることもできます。 さらには、商品を購入し、注文を
追跡することまでできる。

②地域情報サービス
お店の商品やサービスの説明、口コミ、地図、写真などの情報を公開する
ことができます。 これらのサービスは通常無料で利用できる上に、
あなたのお店を検索結果に表示されやすくする方法の一つ。

③口コミサイト
お客様が口コミを投稿し、お店が回答する。
その中に高い評価があれば、競合他社よりも優位に立つことができる。

④ソーシャルメディアやアプリ
Webサイトの補助として、場合によっては Webサイトの代わりに活用。
アプリを使えば、GPS、地図、電話など携帯電話特有の機能を利用して、
お客様との関係を確立できる。

2.ウェブサイトの仕組み

基本の用語
・サーバー(提供者)
 インターネットに接続されたコンピューターのこと
・IPアドレス(サーバーにある独自の住所)
 端末がサーバーから情報を取り出す時に使われて、数列のみで表される。
 IP (インターネット プロトコル)
・ドメイン(例:www.google.com)
 IPアドレスの数列を分かりやすくしたもので、ウェブサイトに
 訪問する際、入力するもの。
 www. (World Wide Web)
・ホスティング スペース
 家を建てるための 1 区画の土地のようなもの
 有料の場合もあれば、無料の場合もある

ウェブサイトが表示される仕組み
①携帯電話やパソコンなどの端末でドメインを入力する。
②サイトの情報がどのサーバーに置かれているか把握し、サーバーに通信
③サーバーに「そのウェブサイトの表示に必要なすべての要素」を要求
④サーバーは、ウェブサイトの表示に必要な情報を提供
⑤端末にきれいに構成された ウェブページが表示

3.ウェブサイトの構成

①ドメインを決める
・希望するドメインが利用可能かどうかを確認する(被ったら使えない)
・覚えてもらいやすいように、短く、ビジネスと関連性の高いものにする
・ドメインの種類を変えてみることで、選択肢を増やすこともできる
 「.com」や「.co.jp」など(非営利組織は「.org 」を使う)

②ホームページの構成を決める
・ウェブサイトにアクセスしたときに最初に表示されるページ
・「メニュー」ボタンを配置して、ウェブサイト内の他のページへ誘導

③ウェブサイトの内容を決める
・さまざまな企業がウェブサイト用の雛形を利用する
・「会社情報」や「店舗案内」など、重要度の高いページを作る
・お客様が求める内容を、掲載することが大切。
・お客様が必要な情報を簡単に見つけられ、注文しやすいように構成

④お客様が使いやすいように構成する
・メニューボタンがわかりやすい場所に表示されているか
・いつでも見たいページを表示したり、前のページに戻ったりできるか
・文章は読みやすく画像や動画はきちんと表示されているか
・問い合わせフォームを設け、お客様とのコミュニケーションをとる

4.ウェブサイトをビジネスに活かす

①ウェブサイトのデザインを考える
・すべてのページの見やすい位置に、電話番号を表示
・「今すぐお電話を」のように、お客様にお問い合わせを促す文言を追加
・初めてサイトを訪れる方のために、お問い合わせページを見つけやすく
・携帯電話向けの電話発信ボタンを設置するのも良いアイデア
・お店への地図だけでなく、詳細な道順をウェブサイトに載せる

②ウェブサイトの内容
・過剰な売り文句や、専門用語はできるだけ避ける
・要望をいかに満たせるか、問題をどのように解決できるかを説明する
・あなたのお店がお客様に対して提供できることに着目
・活用事例を紹介し、商品に満足した客の声や動画を掲載することも有効

③ウェブサイトの読み込み速度
・表示されるまでの時間が長いと、途中で閲覧するのを諦めてしまう
・画像や見出し、わかりやすいメニューボタン
・内容を簡潔にする

5.サイトを使いやすくする工夫

①「ナビゲーション」の工夫
ナビゲーションとは、お客様のことを考えてサイトを整理すること
・種類が似ているサイトはまとめる
・メニューボタンを配置してどのようなページがあるか知らせる
・次に何をすべきかを理解しやすくする

②検索窓
すべてのページの同じ場所に検索窓を配置することで、検索窓が
見つけやすく、急いでいても必要な情報を見つけやすくなる。

③ウェブサイトのルール
・トップページに戻りたい場合ロゴをクリックするため、ロゴをすべての
 ページに表示し、クリックするとトップページに戻るようにする。

④デザインの統一性
ウェブサイト全体でフォント、画像、デザインが、一貫性を保つ
・文章を読みながら視線を行ったり来たりさせなくても良いように工夫
・重要な項目は見やすい位置に配置
・見出しと箇条書きを使用して、素早くページの内容を判断しやすくする

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