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footballに試されている

ここ最近感じてることをぶつけて書きました。別に同情して欲しいとかそんなつもりは何も無くて、自分の気持ちをまとめることで自分に整理をつけたくて、もし、同じ悩みとかを感じてる人がいるならお前だけじゃないから頑張ろうぜって励ましてあげたいし、みんな違う何かで苦労してて、一所懸命生きてるんだよ、だから一緒に頑張ろうぜっとことを伝えたくて書きました。

現在、大学生3年生の夏。
あれ、この前入学したばかりだよね?って思うほど今日まで一瞬だった。

青春は振り返ってみたら青春だったと言う。恋愛だけが青春じゃない。何かに熱中し、没頭し、いつの間にかその時間が終わってることも青春と呼ぶだろう。
そして今、俺は青春真っ最中。
大学生になってまでもサッカーを続けてきて改めて思ったことがある。
それは、サッカーというスポーツにベタ惚れしてること。
サッカーに対してこんなにも愛が溢れるなんて想像もしてなかった。サッカーが人として成長させるなんて思ってもなかった。

こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、サッカーはプロになるとか、ならないとかそんなことよりも大切なものがあるって感じる。完璧になれないから、誰かの助けが必要で、人それぞれ役割があって、誰かの短所を自分の長所で補ったり、サッカーで表現する奴、チームにとって必要な奴、色んな形でサッカーが俺たちを大人に、紳士にさせてくれる。

しかし、そんな大好きなサッカーができなくなり、怪我をして8ヶ月が経とうとしてる。
大事な時期に神様は試練を与えてきた。
怪我をした瞬間を思い返してみれば、
何で俺なの?しかも、大怪我?ふざけんなよ。って思いは何一つなかった。

この怪我を乗り越えた時、俺最強になってるだな。こんな壁、俺なら余裕で乗り越えれる。そう思っていた。

しかし、怪我をして、サッカーから離れて、練習を見るたび悔しくて、試合を見るたびにみんなとサッカーしたいし、点を取って喜んで、負けて悔しがりたい。それしか出てこないくらいこのチームが好きで、試合に出てないのにこんなに魅力を感じるチームが初めてだった。
早期復帰に向けて、痛みに苦しんだり、身体と頭が上手く連動しなくて、クッソ腹たったり、嫌になったりしたし、よくなったと思ったら痛みが出て、また振り出しに戻ったり、リハビリの先生ともめたりもした。

リハビリをこんな熱量でやってる奴はいないだろう。しかし、熱量や根性などで早く復帰でできるもんじゃない。

正直、めっちゃくちゃ苦しいよ、そりゃ苦しいさ、

でも、こんな長い怪我をしてて気づいたことがある。

自分をもっと大切にすること。
苦しい時は苦しいと言うこと。
弱さを認める心を持つこと。
痛みは人を強くするということ。

俺たちは結局人間である。そして、人はめっちゃくちゃ弱い。どんな人間も弱さを隠して生きている。強がって生きている。

今までの自分は弱いって言葉が嫌いで、弱い自分を見せたくなくて、強いって言葉で押し切ってた。だけど、別に俺は強くない。なんにも。弱さを認めよう。弱さを認めて、強くなろうって。苦しい時はちゃんと苦しいって言おう。助けてほしい時はちゃんと助けを求めよう。強いことが全てなんかじゃないって。

あれ、描いてた夢って何だっけ。何を目指してるんだっけ。自分の道なのに何もかもわからなくなる時だってくるし、突き抜けるものがなく、違う楽しさに浸たったり、現実に目を背けて逃げたりすることもある。

この世は矛盾だ。正解がない世界を正解を求めて生きる。それがどれだけ難しいことか。

経験とか人生とか若い時にたくさん失敗しとけとかそんな言葉に助けられてると同時にそれが妥協に変わってる気がして、そんな自分に嫌気がさして、どうしてこんなに人は悩むのだろうか。


話は変わるが、組織には必ずリーダーというものが存在する。
リーダーになるって、上に立つって簡単なことじゃない。いや、そもそもリーダーってなに?みんなから認められた奴がリーダー?チームを勝たせられる奴がリーダー?チームがサッカーが1番うまい奴がリーダー?
どんなリーダーが正しいとかすらわからない。チームの状況がよくて、好調の時になんか誰でも声が出せる。雰囲気を作れる。リーダーシップを発揮できる。それはリーダーの仕事じゃない。いい時にこそ、チームの問題手を見つけ、問題を事前に潰せるか、常に目を配って状況を理解して、チームがいい方子に行くように嫌われてもいうことは言えるか。
チームや学年として、問題点や事象がたくさん出るたびに、すごく責任を感じたし、とにかく悔しかった。どうすればよくなるのか。どうすれば強い学年、組織になれるのか。ミーティングをしたり、個人で話すことを増やしてみたり、一人で抱え込まず、仲間に相談してみたり、今までとはまた違うことをやった。俺は、全国優勝もしてないし、強い組織にもいたことがないから経験ではあまり語れない。だから、俺なりに本を読み漁ったり、リーダーの講義を受けたり、過去のキャプテンと話したりした。俺はこのチームにとって、どんな価値を与えられているのか。俺がいないといけない理由は何なのか。それでもやっぱり、何が正しいのかわからないし、どんなリーダーがいいのかもわからないし、もがくことが多い。リーダーってこんなに大変でチームのことを考えて、観察して、個人にアプローチして、いくら目に見えないところで誰よりもチームのことを考えていたとしてもそれは、自分も結果を出さないと誰もついて来てくれない。めっちゃクチャむずかしいし、大変ってことを改めて実感した。風邪を引いた時も一つのミスで1番指摘されるし、上に立つ人間ほど罵倒される。責任の言葉の重さを感じる。
それでもリーダーにこだわってやって来たし、俺なりに積み上げて、今年、そして来年優勝したいって思う。挨拶係になるつもりもないし、キャプテンマークを巻くだけの人にもなりたくない。あの時のキャプテンすごかったよな、って名前を残してやりたい。苦しいことの方が多いけど、やり遂げだ先にやってよかったな、頑張ってよかったって言える、最高の景色を見れるって考えたら、楽しみでソワソワする自分もいる。そして、感じた。俺、プロになるための手段変えよう。
プロになるために勝つ、自分が目立ってプロになる。そうじゃなくて、チームを勝たせられれば俺はそれでいい。もっといえば、チームが強いなら俺はプロになれる。

どんなに苦しくて、もがいたって、サッカーをしてなかったならこんな想いや感情、経験は出来なかった。だから、

今、俺は、footballに試されている。

自分の夢を諦めて、チームのことを考えるのをやめて、サッカーから離れれば全て終わるだけの話を、俺は自ら、困難な道に行ってる。いや、そんな道を行きたい。だって、サッカーが今の自分の全てだから。

人生なんかわけわからなくなってからが本番。

俺ならできるって自分を信じてやり続けよう。


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