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画家たちを熱狂させたしたシュルレアリスムとアブストラクトに迫る┃板橋の前衛絵画(板橋区立美術館)

今回は、8月22日から板橋区立美術館にて開催されている「館蔵品展 もっと魅せます! 板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート」についてご紹介します。

展覧会について

シュルレアリスムとアブストラクト


シュルレアリスム(超現実)とアブストラクト(抽象)芸術は1930年代から40年代にかけて、海外から持ち込まれた作品や、画集、美術雑誌などをを通じて日本に紹介されました。
これまでにない表現方法は主に若い画家や画学生を中心に熱狂させ、曽於影響を受けた作品が次々生まれていきます。なかには、その両方を併せ持った作品も生まれました。

小牧源太郎《ラディオラディア》1940年、板橋区立美術館蔵
寺田政明《夜(眠れる丘)1938年、板橋区立美術館蔵》


戦争により、画家たちの自由な制作活動は、一時中断されてしまいます…
しかし、戦後もまた、画家たちは”シュルレアリスム”や”アブストラクト”、そして新たに生まれたアンフォルメルの作品などに影響を受けながら、当時の日本社会や自身の思いを作品に描き続けました。

芥川(間所)紗織《女3》1955年、板橋区立美術館

本展は戦前から戦後にかけて画家たちを魅了した日本における”シュルレアリスム”と”アブストラクト”アートを紹介します。

日本で展開したこのテーマをまとめて見られる機会はとても貴重です…
不思議な世界観が漂い、作家の思いが詰まった作品を会場で観て、感じてみてください。

Writer's Messege

戦前から戦後にかけて、当時の画家たちを熱狂させたシュルレアリスムとアブストラクト。そんな作品が集められた超贅沢な展覧会です。作品から当時の人びとの思いや、社会状況も読み解いていきたいです!(峯岸真彩)

詳細 / アクセス

【展覧会名】
館蔵品展 もっと魅せます! 板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート
【美術館名】
板橋区立美術館
【開催期間】
2024年8月22日(木)~9月23日(月休)
【開館時間】
9:30~17:00
※入場は16:30まで
【休館日】
月曜日、9月17日(火)
※9月16日(月祝)、23日(月祝)は閉館
【入館料】
無料
【アクセス】
東京メトロ日比谷線 「六本木駅」 1C 出口 徒歩3分
(コンコースにて直結)
都営三田線「西高島平駅」徒歩14分
東武東上線「下赤塚駅」 徒歩24分
東京メトロ「地下鉄赤塚駅」徒歩24分

画像提供:板橋区立美術館

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<勉強会レポート:夏の絵画②>
お楽しみに!



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