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おっさん鈍足ランナー2023①

4月16日日曜日、第36回伊達ハーフマラソンに参加してきました。

当日は、強い雨と風が吹く悪天候でしたが、会場に到着すると雨も風も収まりました。最高気温が7℃と肌寒かったものの、暑さに弱い自分にはむしろ有難い気温だったと思います。
大会あるあるのガチランナーによる「アップから全力疾走」の姿を見て、これまでなら雰囲気に呑まれていましたが、割と落ち着いてスタートまで待機することができたことも経験の積み重ねだと実感しました。
伊達ハーフマラソンは初参加です。北海道マラソン、札幌マラソンより規模は小さいですが、どの大会も多くのボランティアが存在して成立するのは変わりありません。偽善ではなくボランティアの方々に感謝しながら、11:20にスタートしました。

事前にコース概要を必死に読み取り、ペース配分を一丁前に分析。序盤は抑えめに、そしてレース中盤から16kmまでの登り坂が終わったら、一気にピッチを加速できるよう…とイメージしながら走りました。

伊達トンネルが難所。多くの人が苦しんでいました。

肌寒いものの脱水に要注意。塩分タブレットを5km毎に摂取することも忘れず、更に呼吸が苦しくなる局面では音楽を聴いて乗り切る、とあらゆるリスク管理をおこないながら順調に走り続けました。

このタブレットが個人的には本当に効果あり。

北海道マラソン、札幌マラソンに比べれば沿道の応援は勿論少ないですが、それでも寒空の下で応援してくれる方を見つければ手を振って答えました。給水所でコップをテーブルに並べるだけでなく、手渡ししてくれる高校生を見つければ、「ありがとう」と伝えて貰いにいきました。
世界で一番の応援者である息子はゴールで待っています。心に沁みる応援が後押ししてくれたお蔭で、最後まで立ち止まることなく走る切ることができました。

ゴール間近の激走場面

結果は2時間10分43秒。平凡な結果ではありますが、自分としてベストを尽くすことができたので満足しています。経験を積み重ねる毎に、会場に着いてからレースまでの準備、スタートからのペース配分など、多面的且つ具体的なイメージを持つことができたと思います。また、昨年の札幌マラソンでガイドランナーを経験したことも、今回のレースに活かされたと思います。

振り返ると、ハーフマラソン完走した喜びより、改めてたくさんの人の存在、応援のチカラ、そして経験の大切さを認識した1日となりました。
おそらく、人生のあらゆる場面で通じることだと思っています。仕事も遊びも、独りよがりにならず、人の繋がりを大事にしていきます。そして失敗したらまた次…「trial and error」を恥ずかしがらず実践していき、経験値を爆上げしていこうと思います。また報告します。


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