ヘブル人への手紙11章の証人

信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人々はこの信仰によって称賛されました。ヘブ11:1~2

ヘブル人への手紙は、旧約聖書の要約です。旧約聖書の人たちがどのような答えを受けたのでしょうか？

旧約聖書の人たちは御座(神の国)の祝福を味わっていました。神様はモーセを通して御座の模型(型)を写して作りなさいと幕屋を造らせました。

そしていつも神様が臨在しておられることを味わうようにされたのです。神様を味わうとは、神様はキリストなのでキリストを味わったということです。

ヘブ1~2章では御使いについて書かれています。王の祝福を味わいました。

3~4章ではみことばの祝福です。預言者の祝福を味わいました。

5~10章では御座について書かれています。御座に出た時に恵みを受ける大祭司の祝福を味わったのです。

そのことを味わった人たちは勝利しました。それがヘブ11章に出てくる証人たちです。この人たちはヘブ11:38『世にふさわしくない』人たちだったのです。

世の人たちは、目に見えることの為に生き、それを得るために偶像を拝みます。今、旧約聖書を読んでいますが、神様の幕屋の祝福を味わって神様が祝福されると、すぐに偶像を作ります。そして災いを受け、悔い改めをし、祝福を受けるとまた偶像を作る。イスラエルの歴史はその繰り返しです。

しかしその中でも御座だけを見上げ、勝利を収めた人物がいます。それがヘブ11章の人物たちであり、レムナントです。

私たちも世の中で勝利する為には、目に見えることではなく、目には見えないけれども永遠に存在する御座の祝福(みことば、光、いのち)を味わう時に勝利します。

次回からレムナント7人を一人ずつ紹介していきます。子どもたちにも伝えてください。神様は私と子どもをレムナントとして召されました。様々な困難の中でも神様を信頼し、人を生かす祝福を味わう私たちレムナントになります。