聖書的な子育てー悪魔の策略2

イエスがキリストであるという事を信じた私に、どう福音を適用できるでしょうか?信じると適用できます。イエス様を信じて祝福された人のモデルはアブラハムとダビデです。ロマ4:1-8ではアブラハムは行いもなく、誇ることもないと言っています。75年間、父親であるテラの下で偶像を造り拝むことだけしました。その為に、誇ることも行いもありません。アブラハムはイエス様を信じて｢不法を赦され、罪をおおわれた人たちは、幸いである｣となったのです。

私にも適用できることは何でしょうか？これはアブラハムだけでなく、イエス様を信じた私たちのためです(ロマ4:23-25)。と言われています。ガラ3:29｢もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです｣私が霊的なアブラハムの子孫となったのです。創12:1-3のアブラハムの祝福が、私に成就されます。

では今から私は何をするでしょうか？信じるのです。信じるとは何かをするのではなく、味わうのです。では何を信じるのでしょうか？今から私は神様との平和を味わう者となりました。キリストの中でです。キリストを味わうのです。神様との平和を持つ道はキリストです。神様と私のなだめをされたキリストが私の中にいます。それを味わうのです。しかしキリストを味わう内容は何でしょうか？

ロマ6章を見ると古い人は死にました。バプテスマ(洗礼)という言葉は何でしょうか？古い人は死に、キリストにつぎ合わされて新しい人になりました。未信者の状態であった私はキリストとともに死に、キリストとともによみがえりました。

ロマ6:11｢自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい｣と言われました。

ではなぜ私は味わえないでしょうか？弱い肉体を持っている為に、味わえません。その為にパウロは｢私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか｣と言っています。自分の中で二つの原理が争っていると言っています。

その為に私が少し真実になればいいのです。真実になるとは、認める事です。私はできません。私がどんなに努力してもできません。早天祈祷会を一度も休まずに出たら、それが私の義になるでしょうか？なりません。弱い肉体を持っている為にできません。

本当に真実になった時に、真実な祈りが出てくるようになります。私に本当に必要なものは何でしょうか？聖霊の満たしです。私は何を置いて祈るでしょうか？すべて与えられています。味わいさえすればいいのですが、肉体が弱い為に味わえません。真実になると祈りが変わるようになります。私に本当に必要なのは聖霊の満たしです。

その為にパウロは考えの基準が変わりました。罪の基準が何でしょうか？キリストの中か？キリストの外か？以前は肉の弱さの為に、いつも罪に定めて苦しんでいました。様々な弱さや、無能さ、また失敗していまいます。どれほど正しく生きてもみことばの通りに生きることができません。しかしキリストの中にいたら罪に定められることはありません(ロマ8:1)。キリストの外でどれ程立派であったとしても罪人です。私はどこにいるでしょうか？キリストの中にいます。

Ⅱコリ4:7｢私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです｣

弱い肉体を包装するのではありません。私の肉体は弱いので、律法通りに、みことばの通りに生きることができません。その為にキリストが必要です。そしてキリストの中にいる私は赦された義人となりました(ロマ3:27)。古い人は死にました。この事をパウロは言っているのです。

肉体が弱いので律法の通りに生きることができません。律法の要求は何でしょうか？死ななければなりません。みことばを破ったら必ず死ぬ(創2:17)と言われました。死ななければなりません。しかし福音は律法の要求を全う(完了)されました。贖いの代価となってくださいました。この事を信じるのです。私が正しく生きるのではなく、パウロはこの福音を自分に適用した時に、自分の生活に神様の力が現れたと言っています。これが信仰です。神様がキリストとなり、贖いの代価となってくださいました。

福音を私に適用するというのは、信じるということです。誰が私を罪に定めることができるか？誰が私に敵対できるか？訴えるのは誰ですか？｢神が義と認めてくださるのです｣｢私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が｣｢キリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしていてくださるのです｣｢私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません｣

アバ父と呼ぶことができるようになった身分となりました。神様が私の中におられる方法がキリストですが、キリストの内容は、すべてを解決される為に死んでよみがえられました。この中に私がいます。私の古い人は死んで、私はキリストとともに新しい人になりました。神様の子どもになりました。悪魔の子どもであった私は死にました。

悪魔が触れることができない身分となりました。死んだ私に続けて触れようとしてきます。「私は死んだ！」と言わなければなりませんが、生きているかのように反応するので、悪魔は面白いから続けて来るのです。偽りを言うのです。

悪魔は↑の内容を味わえないように騙してきます。神様が私に下さっている契約を逃すようにするのです。今日の内容は長いですが、みことばによって神様が私に下さっている契約を探し出してください。神様は必ず私に下さった契約のみことばを成就してくださいます。どうしたら私に与えらた契約と分かるでしょうか?神様に尋ねた時に平安が与えられたとしたら、私に与えられた契約のみことばです。