いけにえとは？

『彼らはあなたの声に聞き従おう。あなたはイスラエルの長老たちといっしょにエジプトの王のところに行き、彼に｢ヘブル人の神、主が私たちとお会いになりました。どうか今、私たちに荒野へ三日の道のりの旅をさせ、私たちの神、主にいけにえをささげさせてください。｣と言え。』 出3:18

私たちの罪を赦すためには『いけにえ』が必要です。

旧約時代は、牛や羊やヤギや鳩などの動物を殺して血を流しました。それを『いけにえ』といいます。

出3:18ではイエスさまがこの『いけにえ』として来られることを預言しています。罪の赦しには必ず血が流されなければ赦されることはできません。

私たちはアダムの子孫である為に、産まれた時から『原罪』という罪を持って産まれてきます。そして『原罪』という罪がある為に罪を犯してしまいます。それが『自犯罪』です。自分で犯す罪です。子どもに悪いことを教えなくても、子どもは悪いことをするように(例えば嘘です。教えなくても子どもは嘘をつくようになります)、それは原罪があるから悪いことをするしかないのです。

そして先祖が偶像崇拝してきた罪も、出20:4~5で『あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし』3~4代まで『先祖の罪』が及びます。

日本人の多くの人は刑務所に入るほどの悪いことをしない限り、地獄に行くことはないと思って生きていますが、罪があったら行くしかありません。(地獄は御使いであった悪魔を入れる為に作られました。悪魔は一人でも多くの人を地獄に道連れにする為に働いています)

しかしイエス様が十字架で『いけにえ』として血を流し死んでくださったことで、この十字架の『血』は私のためであるとこを信じる時に、すべての罪(原罪、自犯罪、先祖の罪)は赦され天国に行くことができます。