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契約の旅程―パウロ―

パウロは幼い時から熱心に律法を学び、学歴としては当時最高の大学で学びました。

私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です』ピリ3:5~6

自分で、律法による義についてならば非難されるところがないと言い切ってしまえるのはすごい事です。

しかしその熱心さでイエスがキリストであることを信じた人を迫害したのです。

パウロはイエスの弟子たちを、殺害の意に燃えてダマスコに向かう途中で、天からの光が彼を照らしましたわたしは、あなたが迫害しているイエスである

光に照らされて目が見えなくなったパウロに、神様から遣わされたアナニヤが来て目が見えるようにし、神様からのミッションを伝えたのです。

行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です。使徒9:15

パウロはこの後アラビヤに行きました。そしてそこで荒野(黙想)の時間を持ったのです。今まで自分が待ち望んでいたメシア(キリスト)がイエス様であった、その事を黙想し、霊的なサミットになりました。

アラビヤの時間を終えたパウロは、ユダヤ人を伝道します。しかし神様が、異邦人の宣教のためにユダヤ人の心をかたくなにされたことを悟り、ローマ福音化の為に神様が残された7000人を探す巡回宣教に出かけます。

そしてパウロは悟ったのです。すぐれたことば、すぐれた知恵を用いて、神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。

なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、すなわち十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心したからです。Ⅰコリ2:2

私たちは上手く伝えたら相手の人が受け入れをすると考えていますがそうではなく、ただイエスがキリストを伝える時に聖霊が働かれるのです。

パウロは自分に起こるすべての事は、神様の契約が成就される旅程であることを悟りました。なので監獄に入っても、感謝していたのです。

神様の契約を握ってパウロはローマ16章の弟子たちを探し、テモテやテトスのようなレムナントを育てました。その弟子たちがレムナント(7000人)を探し、250年後にローマ福音化が成されたのです。

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。