見出し画像

聖書的な子育て&子育ての知恵❣26

しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない イザ40:31

息子が赤ちゃんだった時に、周りの人によく言われたのが「これからもっと大変になるよ~」と言うことです。それを聞いて、息子の場合はその時が一番大変だったのですが、これより大変になったらどうしようと絶望しました。

赤ちゃんの時に本当に手がかからない子もいます。その子にとっては、イヤイヤ期や思春期はとても手がかかる時期になるかもしれません?

しかし一概に、赤ちゃんの時より手がかかる訳ではないのです。息子が保育園に通い始めてから、本当に楽になりました。それ以前は仕事=一人になれる時間で、自分の時間が全然なかったので、自分の時間があるってこんなに余裕を感じられるということを知りました。

子育てをする中で、一人一人とても大変な時期があります。しかし『主を待ち望む』恵みを受けると、両親は自分の限界を乗り越えることができるようになります。

子育ての知恵❣

あるテレビ番組で、新型うつ病(最近若者に増えているうつ病)の特集をしていました。医者や教育評論家などが出演し「どういう人が、新型うつ病になりやすいか」という話をしていたのですが「子ども時代、手のかからない、いい子だった」というところで、意見が一致していました。

実際、思春期や青年期になってから、心の病にかかった人の生育歴を調べてみると「子どものころは手のかからない、いい子だった」というケースが非常に多いのです。だから「手のかからない、いい子は危ない」ということは、専門家の間では、共通認識となっています。

ところが一番知っておいて欲しい子育て中の両親たちに、伝わっていないのです。

正しい知識のない人が「大人の言うことに素直に従わないのはおかしい」「正しく育てるためには、もっと厳しくすべき」と、固く思い込んで宣伝することは、危険なことでさえあると思います。しかしそういう人が、保育や教育の現場でさえ、まだまだ少なくないのです。

厳しくすれば、一時的には大人の言うことを聞く、いい子に育つでしょう。しかし、それは恐怖から我慢しているのであって、本当に思いやりが身について、相手の気持ちになっているのとは違います。

そういう人は、成長して相手に恐怖を感じなくなったら、逆に相手を恐怖で支配しようとするでしょう。

「手のかからない子ども」など、本来はあるはずがありません。子どもはみんな、手がかかるものなのです。

かつて子どもだった私たち大人も、みんな迷惑をかけながら大きくなったのです。なのに「手がかからない」とするならば、それは子どもががまんをしているだけではないでしょうか?
もしそうなら、そのがまんはいつか爆発するときが来るでしょう。

「子どもは手がかかるもの」とみんなが認めたうえで、子どもからのさまざまなメッセージを、受け止める度量を持った大人、そして社会になっていきたいものです。

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。