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スタートアップメンバーに最も求められる力は◯◯力!?

こんばんは。RemitAidの小川です。

最近、弊社CTOの岩崎と、チームメンバーの成長について話をします。
もちろん、スタートアップにおいては個々人の成長を待っている余裕なんてないので、採用の時点でのスクリーニングが最も大事なのですが、それでもメンバーの成長を再現させることができれば、採用の失敗も一定取り返すことができるようになるわけです。
もちろん、メンバー1人1人には個性があり、再現させるなんて甘くないのは承知ですが、議論しトライする価値はあるなと思ってます。

そんな議論をする中で、成長が早い人に共通している力ってなんだろうという話になりました。
言い換えれば求められるスキルだと思うのですが、私の結論は「アンラーニング力」です。

私は2回目の起業になりますが、スタートアップの環境は改めて特殊だなと感じています。
そもそもビジネスパーソンとして、0から道を切り開いていく経験を持っている人は少ないと思います。仮に0→1の経験をどこかでしていたとしても、1ヶ月、1週間、1日の遅れによって、事業の運営に大きな影響を与えかねないスタートアップのプレッシャーを理解している人は極めて少ないように感じています。

これはメンバーだけでなく経営陣にも言えることだと思っています。
実際に私たちも、イントレ脳からアントレ脳に切り替えるのに非常に苦労しました。
最近、創業して1年が経とうとしていた頃に、CTOの岩崎、最初の正社員である齋藤と数時間ディスカッションをしたことをよく思い出します。
デジタル決済の流通が伸び始めた中で、そこに集中するのか、次の大きなマーケットを見据えてアクションするのかを話合いました。
結果として、後者を選択して今があるわけですが、そもそもなぜ自分たちはスタートアップという形態を取って事業を運営しているのか、どんな世界を目指しているのか、世の中に何を求められているのかを再度確認・言語化することに繋がったと思っています。
あの日のアンラーニングがなければ、チームとして、小さくまとまっていた可能が高く、今の私たちの中にある、ビジョン・ミッションも戦略も提供価値も何も生まれていなかったように思います。
こういったディスカッションができるメンバーがいることが本当にありがたいと常々思っています。

スタートアップという環境を選択するのは自分自身ですが、飛び込むまで本質的にその環境を理解することは難しいと思います。
だからこそ、
「唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」
というダーウィンの進化論のように、自らの経験に紐づくこれまでの学びを、時には捨て、思考や行動を変化させていくことが重要です。私自身、そんな人であり続けたいと思いますし、そんな人たちとこれからも一緒に生き残っていければと思っています。

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