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ボーカリストも知っておきたい音楽理論8「3つの7th(セブンス)の見分け方」

今回は、「コードの構成音を理解すること」について触れてみたいと思います!
下記の表で、Cメジャーセブン(C△7またはCM7と表記される)は、音符4つで構成されていますよね。
ドミソシ…ルートを1として数えて1、3、5、7番目の音。

Dマイナーセブンは レファラド…ルートを1として数えて1、3b(3番目の音がフラットしている)5、7番目の音。

2−5−1と4和音の構成音

4和音の構成音は、
C△7ドミソシ 、Dm7レファラド、Em7ミソシレ、FM7ファラドミ、
G7ソシレファ、Amラドミソ Bm7(b5) シレファラ

これをひたすら呪文のように、繰り返し呟いていると、いつの間にか馴染んで来ます。
ピアノなどの鍵盤で確認しながら、毎日5分、唱える…とか(笑)
軽い気持ちで習慣にしてみて下さいね!

さて、
膨大で奥の深い音楽理論ですが、私達ボーカリストは、基礎的な知識をまず覚えれば良いと思っています。
もちろん、深く知るに越したことはありませんが、
私の場合は、理論は覚えることが多すぎて挫折してしまいそうになったので、
そのために割かなければいけない時間を考えると、歌詞を暗記する時間や、発声練習に当てる方を優先すべきかと結論に至ったわけです。

挫折といえば、私がコードを覚え始めた頃に、「もう嫌!!ややこしい!」とぶち当たった壁がありました。

「7番目の音=7th(セブンス)の種類がいろいろあって混乱!!」

ということで、整理してみたいと思います。もしかしたら、これを読んでいる皆さんは難しいと感じていないかもしれませんが、一緒に確認してみて下さいね!
◉7thは、大きく分けて3つ!
メジャーの7th、マイナーの7th、そして、5度セブンの7thです。

7thの「見分け方」と言いますか、3つの7thの法則(特徴)は
こんな感じです。
↓↓↓
7thは、メジャーの場合は半音下、マイナーの場合はルートの1つ下、
5度7thの場合は1音下。

7thの違いが見分けられるようになると、コードに対して馴染みが湧いてきます(笑)

更に、構成音を知り、それぞれの3番目と7番目の音を抽出できるようになると、とてもメロディアスなアドリブが作れるようになったりするので、理論を知ることが楽しくなってきますよ!

と言っても、文章を読んでいるだけでは意味が分かりにくいと思います。
ジャズをもっと知りたい!という方は、You tubeやネイティブスピーカーサイモンさんとのレクチャー動画(有料)でも、学べたり、名知玲美のメルマガにご登録頂いて、ジャズについての質問なども出来ますので、ぜひ、アクセス下さいね!

無理のない範囲で、少しづつ♪
と、いうことで、 次回、3、7、少し発展系の9について、もう少し掘り下げてみようと思います!

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