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ボーカリストも知っておきたい音楽理論9「オシャレなサウンド9th!」

9th b9th #9th
1.3.5.7(キーCの場合のドミソシ)に、9thのサウンド(キーCの場合レ)を足してみてください。
ドミソシレ(鍵盤で弾く場合はドをルートとして左手で、右手でミソシレと弾いてみてください!)とても、お洒落なサウンドになりませんか?
私が、初めて9thを意識した曲は、マライヤ・キャリーの「Without You」のイントロ部分でした。
譜面にもよるかもしれませんが、こちらは、Gbadd9と書かれていますね。

マライヤ・キャリー


マライヤ・キャリーwithout you 譜面

当時はピアノが全然弾けなかったので、(今もコードを抑えられるくらいですが)
9thの音を解釈するのがとても難しいかったです。


また、ゴスペルも少しやっていたので、譜面に C2と書かれているのを見て、これはなんの表記だろう?
と疑問にもぶち当たりました。

なんと!C2は、7thの音を入れずに、ドミソレと弾くのだそうです。
ゴスペル特有だと、当時のキーボードの先生はおっしゃっていました。
確かに、ジャズの譜面ではあまり見かけません。

いづれにしても、
9thの音が入ると、一瞬にして音楽がオシャレに聞こえる。ということです。

では、どうやって9thの音を探せば良いのか・・。
1から数えるのはちょっと大変ですよね・・。

でも、実はとても簡単なのです!

9thとは、
ド(ルート)の1音上の音。


C△7ドミソシ 、Dm7レファラド、Em7ミソシレ、FM7ファラドミ、
G7ソシレファ、Amラドミソ Bm7(b5) シレファラ

呪文のように、繰り返し呟いていると、いつの間にか馴染んで来ます。

更に、それぞれの3番目と7番目の音を抽出できるようになると、とてもメロディアスなアドリブが作れるようになります!

7番目の音は、ルートの1つ下
メジャーの場合は半音下、7th(セブンス)の場合は1音下。
など、コードの仕組みを頭にインプットしながら覚えてみてください!

と言っても、文章を読んでいるだけでは意味が分かりにくいと思います。
ジャズをもっと知りたい!という方は、You tubeやネイティブスピーカーサイモンさんとのレクチャー動画(有料)でも、学べたり、名知玲美のメルマガにご登録頂いて、ジャズについての質問なども出来ますので、ぜひ、アクセス下さいね!

無理のない範囲で、少しづつ♪
と、いうことで、 次回、3、7、少し発展系の9について、もう少し掘り下げてみようと思います!

9thとは?

さてさて、どんな曲に9thは使われているのか?今日から、9thの入った楽譜を探してみてくださいね!
(曲のアレンジによって、違う表記の場合もあります。色々見比べてみるとお勉強になります)

参考:マライヤ・キャリーのWithout youイントロをぜひ、検索してみて下さい!
このイントロ最初の、チャーンチャンチャンチャン…と耳に残る音が9thのサウンドなのでした!

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