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≪追記済 各馬回顧≫【追い切り全頭診断】きさらぎ賞&東京新聞杯(きさらぎ賞は予想あり)

※回顧は各馬追い切り見解の後に続けています。馬券になった馬と、今後狙いたい馬について書いています。

それではきさらぎ賞から。2レース書いてしまったので、やはり大容量になってしまいますね。追い切りを見る方は一定数いますが、「縦比較」を最重視してる方は意外といないことに気づきました。僕の特徴だと思います。

あと、これについても語りました。

ご購読、ありがとうございます。最近は尖った視点からの低評価が見事に裏目に出てるんですが、変わらずトライアンドエラーの精神でぶつかります。長丁場ですが、どうぞよろしくお願い致します。

きさらぎ賞
A:マテンロウレオ
B:ショウナンマグマ / ストロングウィル
C:エアアネモイ / セルケト / ダンテスヴュー
D:アスクワイルドモア / フォースクエア
E:シェルビーズアイ / トーセンヴァンノ
F:なし

アスクワイルドモア

この馬に関しては前走のホープフルSから目をつけていて、追い切りでの動きはとても良く映る。ただレースでのパフォーマンスは馬柱の綺麗さほど高くないと思い、こんな動けるならもう少し強くてもいいのにな、と感じています。今回はCWで骨のある時計が3本。少し前走とは違うが、負荷は同等程度だろう。動きに関しては相変わらず綺麗に走れており、全身を存分に使えている。

気になるとすれば、右手前での走行時に右前脚が必要以上に高く上がり過ぎており、やや叩きつけて走ってしまっている。左手前に変換してからはやはり綺麗に伸ばして走ることができているので、右手前で直線を走ることになるand直線が大して長くなく瞬発力が問われる中京コースの適性はどうか。頭が若干下がり気味なので、坂があるというのも個人的には向く気がしない。新潟とかはいいのかもしれない。坂が無く長い直線でダラダラ加速していくのはマッチしそう。

評価:D

→調子は良かったと思うが、ただバテて来た馬を差した4着という評価。重賞では足りない。

エアアネモイ

前走の追い切りが凄く重そう。それよりは動きが軽くなってきたし幾分馬体にもキレが出てきたように思う。四肢はより開くようになっており、こちらも上昇気配。前走のパドックは現地で見ていたが、素人目で見ても緩かったように思う。「あっいらんなーこんなん来ないやろ!」とか言って大恥をかきました。

ただ体幹軸は定まり切らずブレが生じているし、もう少し時間はかかりそう。走りも重厚感あり、追ってもキレる雰囲気はない。瞬発力勝負となれば分が悪いのではないか。最終週の傷んだ馬場をどこまで活かせるか、というのはポイントと思う。

評価:C

シェルビーズアイ

こちらはもっとフラフラ。追って追っても追いつけないし、終いにようやく手前を替えたが動きに変化なくハナ差遅れ。頭も終いにかけて上がってしまい苦しそうに走破。良くは見えない。

評価:E

ショウナンマグマ

これは良いんじゃないでしょうか。最後までビッチリ馬体を併せて好タイムで走破。一切脚色が落ちていないし、前目につければ面白い。クビの推進力も活かせているし、体調自体はかなり良さそうです。強いて言うなら右手前での走りは見たかったです。勝ちまではなさそう。

評価:B

→対抗で買いました。調教再審査がんばれ。何とも言えない。

ストロングウィル

L1Fに全集中といった調教。10.9という数字はなかなかお目にかかれない。中間にCW79.2-65.0-11.5といった数字もあり、調教は抜群に動く馬なんだろう。動きとしてはL1Fでの反応は数字が表す通り素晴らしく、ストライドが大きく伸びて全身とも綺麗に連動させることができている。完成度は高そうだし、問題は最後まで気を抜かせずに走らせることでは。坂を上り切ってから脚を使えばいい中京は合いそうだし、追い切りだけ見ると最後まで集中して走れていた。前目で脚を溜めてこのキレ味が使えるとなればかなり強い。踏み込みも力強く、スピードだけではなさそうな印象も良いですね。最高評価といきたいところだが、さらに気に入った馬がいるのでここまでとします。

評価:B

→あまりに売れていたので、回収率で400%を獲りに行くために消しました。先行馬には厳しい流れで坂を超えてから完全に脚が止まっていた。馬場が堪えたらしく、今後は綺麗な馬場の2000mで。見直せる内容で、人気落とすなら。前走は普通に強い。

セルケト

こちらも良さそうですね。操縦性が高く中距離路線で輝きそうな牝馬です。特にトモは非常にしなやかで推進力を生んでいて、もうすこし前との連動がついてこれればさらに良くなりそうです。気になるとしたら綺麗な馬場の方がパフォーマンスを発揮できそうな軽やかでスピードに寄った走りに見えますから、最終週の中京はどうかというところ。前走は重賞でも通用しそうなレースパフォーマンスだったと見てますので、フローラSにでてきたらかなり有力視したいなと感じました。今回はオッズ次第ですね。

評価:C

→これも消しました。さすがに混合戦は厳しかったか。フローラSにきてください。

ダンテスヴュー

まずは前走の東スポ杯ですが、ここから比較するのであれば良くなっています。友道厩舎で最終追い一杯に追ってくるというのは極めてレアケース(≒調整が間に合っていない)ですし、走りも頭が沈み込んでしまい、後躯が前についてこれていなくバランスが悪い。手前も終始決まらないダラダラとした追い切りになってしまっていました。今回はそこの課題は全て解消されてきているし、とてもいい追い切りだったと思います。

ただ、ちょっと重くないか。最終週の中京とはいえ、少し重厚感があり過ぎる気がします。馬体重、パドックまで気にしたい一頭。

評価:C

→折り合いを欠きながらの二着。最も強かったと思う。加速に時間がかかり、先行力もないので長い直線のコースがいい。皐月賞では買わない予定。ダービーでは要検討。ただ距離が伸びて良さそうなのはマテンロウレオ。

トーセンヴァンノ

変わっては来てないですね。どれをとっても平凡。

評価:E

フォースクエア

強く地面を叩きつけ、程よいパワータイプという印象で今の中京にはマッチしそうではある。馬体も良く仕上がっているように見える。ただ軸は安定していないし、何かと競馬を覚えていく過程が必要な気はする。最後にクビひとつ出て先着できたが、力にまかせて無理やり先に出た。綺麗な体の使い方ができていない。気持ちも良い意味でも悪い意味でも強く、ここが爆発しそうな雰囲気は充分にある。

評価:D

マテンロウレオ

まず、最終追いまでの過程に大きく目を引かれた。ホープフルSからの5週間は放牧に出さず在厩で調整。坂路も乗り込み豊富で52.3-12.6、CWでは78.9-64.1-11.6があったりと、かなりの負荷をかけている。その負荷が最終追いの動きにしっかり反映されていて、前走は硬さなど見て取れたが今回は見違えるほど四肢にしなやかさが出てきた。体調は抜群に良いだろうし、前走からの大きい上積みもある。なおかつ本馬は右手前のほうが前肢がさらにのびやかになる。前走を見ても右手前で走りたがるところがある。大きく加速できているのは右→左→右に再変換したところだし、追い切りでも右手前に戻すクセがある。右手前で直線を走る中京コースはまず良いだろうし、前走で力のいる馬場でも末脚を繰り出せるのは証明した。枠は出ていないが、私の予告の本命とさせていただく。

評価:A

→予告の本命、ナイスな勝ち切りでした。騎手がほぼ完璧に乗り、抜群の状態でギリ差し切り。クラシックではシンプルに能力が足りないような。こちらも直線長いコースが良くて、皐月賞では買わないが、成長次第ではダービーではもしかしたらあるかも。距離はもっと伸びて良いと思う。あとは33秒台の上りが使えるかが課題。ステラヴェローチェのようになる可能性はあると思う。期待。

(追加)メイショウゲキリン

かなりの先行負荷があったレースで、大外から位置を取りに行って脚を使っていたのに3着に残した物凄い乳酸抵抗力。次走は条件戦戻りだろうけど、上りがかかるレースではかなり強くて、OP入り後の重賞でも足りると思う。冬の日経新春杯がピンズド。バテ知らずの馬でディープボンドやショウリュウイクゾのイメージ。それまで賞金を積み上げてくれ!(笑)

続いて東京新聞杯を。

アオイクレアトール

逆手前で直線に進出し、全体の動きも硬い。ストライドも伸びないので何かと不器用だけど脚力が強いのでここまでなんとかなってきた感がある。元々そういう馬なんだろうけど切れ味もないので、後ろから行くとこのレベルでは通用する雰囲気はない。

評価:E

イルーシヴパンサー

動きは凄く良いなと思います。1週前時点では動き重苦しく怪しかったが、日曜日にもしっかり追い切ったことで良化してきた。何より反応の良さが素晴らしく、スイッチを入れると急速にピッチを加速させることができる。一瞬の反応はここでも最上位なのではと感じます。ですが、レースと照らし合わせてみると見事に合致しているのですが、本当に「一瞬」しか使えていない。この瞬間のキレ味をどこで使うかというのはかなり難しそうで、前走のように先行して持ったままでL2Fまで来れたら突き放せると思うが、今回は厳しいマイル重賞の流れでそれができるのかという話。前々走は前にいたリフレイムの脚が完全に止まっていたので差し込めた。状態としては前走よりはいいだろうとは思うので、さすがに最低評価にはできないがここは買わない予定。

評価:E

→参りました。追い切りでは確かに一瞬しか脚を使えてなくて、前走のレースはまんまそうだったのでこの評価でした。本番では一瞬どころかゴールまで素晴らしい末脚を持続していました。確かに強かったが、シュネルマイスターには及ばないだろうなあ。。今回は既に人気で、しばらく僕には買えそうにないです。成長していました。そこを見抜けなかったのが悔しいし申し訳ないです。

エイシンチラー

映像で確認できる20秒は少なくともずっと右手前を継続して軸をブラさずに登坂。具合は良さそうではあるし、これであれば右手前で長く脚を使う東京コースで重賞に挑戦してくるのは頷ける。トップスピードの持続力に関しては長けているものがあると思うし、ただ今回にハマる気はしない。東京マイル重賞では緩むケースが少ないし、先行できたところで乳酸を溜めたところでもうひとつギアを上げれる気はしない。差してきてもズバ抜けた切れ味がありそうでもない。L1Fでラップが落ちる展開になれば面白いとは思う。

評価:C

→調子は良かったし、最後は良い脚を使えていた。やはり長い直線の左回りは良いが距離は短い。先は長いが府中牝馬Sがベスト舞台。近いところだと新潟大賞典にきたら少し買ってみたい。

カテドラル

おそらく状態の変動があまりない馬なのかなとは思っているが、今回も従来通り良い状態ではないか。フットワークのキレと頭との連動は上手く取れているし、重賞を勝ったときとも遜色なく動けている。

評価:C

カラテ

状態の良さが一目でわかる悠々の加速ラップ。それも力感なく大きいフットワークでこなせており、昨年と遜色ないのではないか。分かりやすい指標としては全体時計を見ると良いんじゃないかと思う。昨年の東京新聞杯も4F50.7で関屋記念4F51.5。今回と前走は4F52.3とかですが、昨年好走時とは違って悠々の加速ラップなので、時計だけ見てみるとわかりやすいです。ただ前走も秋と比べるとかなり良かったと思うし、そこからの上積みは大きくないだろう。暖かくなると蹄不安が浮上してくる傾向があり、冬の東京新聞杯を勝つために生まれてきたかのような馬ですね。高速決着に対応できるかは見えてこないので、結局は展開に左右されるのでは。適性は中山<東京だろう。前走の4角手前の1F11.5あたりの区間でのズブさはかなり気になる。

評価:B

→あきらかにズブくなっている。不利がなかったところであれは勝ちには届いていない。安田記念では買えないし、マイルCSでもおそらくキレ負けする。もう買うことはないと思います。前走が最後の買い時と判断します。強いけどね。G1以外でも、カラテの頭はないと思って予想したい。

カレンシュトラウス

かなり良くなってますね。元々動けますが、さらに効率的に走ることができるようになっています。従来は脚力任せの重戦車って言う印象でしたが、今回はクビを上手く活かしながらの登坂。鞍上の指示にも即座に反応してピッチを加速。もうひと伸び欲しいなというところですが体調は抜群でしょう。可動域は広く、踏み込みの程よい力感とストライドの雄大さ。CWと併用してかなり乗りこんできてますし、パドックで明らかにブヨブヨとかでない限りは重視したい一頭です。長く良い脚を持続できる馬で、東京マイルの適性も充分。

評価:A

→本命でした。パドックでも重め感はなかったし追い切りの通り状態は良かったと思うが、脚が最後止まってしまった。東京マイル重賞ではここが頭打ちと思います。右回りの阪神1600mなら再度見直しできる。まあ今回は相手も強かったですから、重賞を勝てるチャンスは十二分にあるかと思います。

あと、パトロール見たら気づきましたがペースがちょっとしんどそうですね。予想記事でも書いたんですが、締まったペースだと脚がたまらない馬と思っています。1800mでも全然やれると思うので、その重賞なら本命また打ちたいですね。

ケイデンスコール

こちらも体調は抜群。前走よりさらに上げてきたと思っています。毎回良く見せてくる馬で判断に困ります。この追い切りを見てひとつ気になったのは、徐々に距離適性が短くなっていないでしょうか。安田隆行厩舎といえば競馬界随一のスプリンター厩舎ですし、その関係もあるのかな。走りに関してはタメを効かせて終いに弾けさせる、というよりは基礎スピードの高さを活かして短距離で粘りこませる方が合っているように思います。踏み込みはさらに地面を大きく叩きつけるようになっていますし、パワータイプになってきている。もうマイルは長いのでは。前走も鞍上が溜め殺しをしていたため能力を出せなかったと推察します。このタイミングの乗り替わりは良いと思います。力は衰えていないと思いますし、再度距離を短縮したタイミングで狙い打ちたい一頭。四肢は太いですし、ダート替わりの可能性も微粒子レベルであるのかなと。今回ではHペースになるようであれば面白い。

評価:D

→☆☆☆次走大注目ホースです。追い切りの通りだったと思います。何が何でも距離短縮してほしい。前進気勢が出てきており、59kgで先行できたのは大いなる収穫。見せ場は作ったし、L1Fでしっかり止まった。もうマイルでは無理だ。1400mを使うようなら大本命。京都金杯のリプレイはもう一度来る。もちろん岩田康誠は乗らないでほしい。

阪急杯◉ケイデンスコール

シュリ

追い切りだけ見てるとめちゃめちゃ強そう。だからずっと人気してるのかな。前走と変わっていない。追い出してからは意外と弾けない。

評価:D

→秋山で先行する馬は強い!

ディアンドル

ここがラストランでしょうか。気になったのは、G3タイトルレベルの牝馬のラストランってどんな感じに仕上げてくるんでしょうかね。まあそれは置いといて、従来併せ馬でストレスをかけさせて坂路をこなすというのが本馬の定石ですが、今回は単走でL2Fぶっぱなし。とても気持ちよさそうで、元々逃げ馬ということもあり、ポツンとなったときにストレスを開放して力を出せる馬なんだと思います。最後は脚が止まってしまいましたが、L2F目で速いラップを刻みましたし仕方ないのかなと。坂路であまり動かない馬という認識のため、素直に高評価したいと思います。元気良く動けています。

評価:A

→お疲れ様。見せ場は作ったよね。

トーラスジェミニ

ずっと期待してますが、追い切りでの動きがなかなか良くなって来ない。南W主体に切り替えた初戦の安田記念の時は本当に素晴らしくて、別馬かのように雄大に走れていました。どうせ暖かくなったら状態を上げてこれると思いますし、そのタイミングを待ちたいと思っています。今回は初ブリンカーがどうかというところ。

評価:F

→追い切りの動き次第でまた狙える。そこまではどこを使おうが静観。ただ競馬を完全にやめてしまっており、そもそもメンタル面がやられてる可能性もある。能力的には衰えていないと思うが、、

ドナアトラエンテ

こちらもラストランか。前走と同じです。前肢のしなやかさは抜群。

評価:D

→お疲れ様。

ファインルージュ

先に現状の見解だけ言っておきます。

・東京1600mは合うだろう
・買いタイミングはVM>今回ではないか(今回3.5倍以上つくなら話は別)

まず追い切りですが、過程としては同じ休み明けの紫苑Sとほぼ同じ。動きはというとそこより物足りなく感じます。ファインルージュにしては珍しい行きたがる素振りも見せていましたが、マイルへの距離短縮なので問題ないとみています。気になったのは動きの方で、「手前変換時の伸び方」になります。この馬は追い切りでは手前を本当に替えてくれないので困ってますが、今回の最終追いでは終いに変換。紫苑Sではさらにギアが上がっていましたが今回は上がっていない。全体感としても少し重たさが残っており、少し物足りない内容。

評価:E

・東京1600mは合うだろう。ということですが、まずファインルージュは超高速馬場の桜花賞をこなせたように基礎スピードは世代屈指のものを持っていることを証明しています。後ろからいくとさすがに抜群にキレるわけではないので厳しいですが、騎手の意識次第でマイルでも位置は取れると思いますし、追走力はかなり高いので脚は溜まるだろう。本来は先行脚質だと思う。

・買いタイミングはVM>今回ではないか。ということですが下記ツイートの紹介を。

僕はファインルージュが秋華賞馬だと思っていて、本当に強かったと思うんですよね。それが「手前変換できず詰めが甘くならざるを得なかった」こと。この課題を露呈したのが冬の荒れ馬場のフェアリーSと持久戦となった秋華賞。紫苑Sは綺麗に手前を替えてズバ抜けた強さで押し切りましたが、この二戦はそれができてないです。

何故そんなので重賞勝てるんだ?と、フェアリーSの怪物的強さを見て「さらにパフォーマンスを上げるだろう」ということで僕は桜花賞でファインルージュを本命にしました。着差以上の強さと感じたためです。

何が言いたいかというと、能力はかなり高くG1を勝てると思っている。ただ馬場は野芝100%で超高速となってさらに軽いレース質となるだろうVMの方が向くだろうし、相手強化でオッズも今回よりはおいしくなるだろう。これらの理由で今回は静観しておきたいなということです。まあ、この中では抜けて強いと思ってるので消しにはしないですが。。できれば負けてくれないか。

VMまで言うと、僕はソングラインより余裕でファインルージュを買いたいな、と思っています。

→能力と適性で持ってきた2着。上の見解に修正はないです。VM大チャンスホースです。バキバキの状態を期待します。おそらく直行便でしょう。

ホウオウアマゾン

これまた僕の好きな馬なのですが、最終での動きは良くなってきましたね。前肢のしっかりと伸ばして、全身を綺麗に連動。これはマイルCSの雰囲気と似ています。引っかかることとしては本来は最終追いは坂路で調整されるんですが、今回はコースでしっかり長めから追い込まれてきた。1週前時点では怪しかったんだと思う。が、最終の動きを見ると良化してきた。終いは手前を戻してさらにギアを上げようとしていたし、勝ち負けできる状態にはあるのではないか。

騎乗した坂井は「動きは良かったです。絶好調とまでは言わないまでも、態勢は整ったと思います」と納得の笑み。抜群だったマイルCS5着時の出来には及ばないが、前走より上向いているのは確か。矢作師も「阪神C以上に仕上がっています」と胸を張った。

レース前の厩舎コメントはほとんどアテにならないですが、このチーム矢作だけは本当に信頼できます。なんでも正直に言ってくれる。というのはずっとTwitterで言っています(笑)僕もすべて同意できる内容です。やはりマイルCSでは最高評価をしたし、そこよりはというところ。ただこれを受けても本命にしたいくらい、ホウオウアマゾンは強いと思うし東京コースも問題なくこなせると思っています。安田記念でも買いたい。次のマイラーズCとかはブヨブヨで出てくるのではないか。

評価:B

→うーん。。。ブヨブヨではなく一定は馬体も仕上がってましたね。僕の見立てでは、直線を向いて手前を替えた時には既に脚がなくなってました。距離や瞬発力以前の問題です。左回りが絶望的な可能性が高いんじゃないかと推測しています。安田記念ではさらに状態を上げてこれるのであれば買いますが、それでも本命にはとてもできない負け方でしたね。次走はマイラーズCを使ってくると思いますが、僕は本命にはしないつもりです。おそらく仕上げてこないです。頭はないと見ています。やはりマイルCSが最大の狙い時か。。

マルターズディオサ

動きを見ると、思ってたほどではないも前走よりはいいだろうというところ。VMの良い時のイメージがずっとあるのですが、頭の位置が安定せずストライドが伸びる気配がない。ただトモのバネ感はあり決して悪くはないのでは。個人的には結局買わないだろう。府中牝馬を見ると馬場に恵まれたのはあるし、この馬としても大してキレたわけではない。このメンバーに入るとさすがに劣るか。

評価:D

→まずこの馬は馬群がダメなので内枠では基本買えません。今回も馬に囲まれて結構暴れてましたね。直線が短いコースの方が良い。あとは追い切りでの動きがVMくらいになってくれば。距離は1600~1800mでしょう。2000mでもやれなくもない気がする。いずれにせよ脚が速くないので先行はしたいよね。

ワールドバローズ

維持に努めたところだろう。前走が見れないのでわからない。上体が沈みこみ、前進気勢もたっぷり。前走の反動とやらは一切感じない。とはいえ上のレベルではマイルは長いのでは。1400mがピッタリな印象を受ける。ケイデンスコールみたいに。

評価:D

→重賞では足りないかなあ。。1400mをこなせそうな基礎スピードもなさそう。

ヴェロックス

脚元だけ見れば相変わらず良いんですが、明らかに頭を上手く使えないようになってるんですよね。走り方を忘れてしまったか。体調は悪くないと思う。

評価:F

→これも先行してきましたね。ビックリしました。中山マイルとか面白いのでは?まったく切れないのでそういったコースがハマる気がするが。もしくは1400mを試してみても面白い。持続力は高く、それは今回証明した。穴を開ける日は来ると思う。ただ長い直線のコースでは瞬発力がないのでどうしても厳しい。

回顧は以上となります。来週もよろしくお願い致します!!



以上となります。ご購読ありがとうございました。今週もよろしくお願い致します!予想はまた別途土曜夜までに答えを出したいと思います。この記事内か無料記事で出します。

きさらぎ賞 予想

おまけです。こんなクソ長い見解にお金を出していただいたので、お礼になるかはわかりませんが気持ち程度ということで。

◎ 2 マテンロウレオ
〇 5 ショウナンマグマ
▲ 3 ダンテスヴュー

京成杯は追い切り最高評価のオニャンコポン、ロジハービンで大爆発。エルフィンSも良化が凄まじいと評価したアルーリングウェイ、ママコチャで決着。(別の穴馬から入ってしっかり外してしまいました)もう3歳戦とくに春はシンプルに追い切りでの上昇度が高いと感じた馬からでいいかなと思いました(笑)

マテンロウレオは追い切り見解の通り予告の本命とさせていただきましたし、B評価の2頭を対抗単穴。C評価とはいえ妙味あるセルケトと着実に良化して実績優位のダンテスヴュー。この5頭で馬券を組みたいなと思います。

ちょっとオッズが前日時点で読めないのでどういう馬券を買うかはわかりませんが、◎-印の馬連、◎〇のワイドは確実に買うと思います。ダンテスヴューがパドックでしっかり馬体を絞れているなら◎と二頭軸三連複とかでもしたいなと。

では、日曜日も楽しみましょう。ありがとうございました!







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