中山金杯 / 京都金杯
お久しぶりです。約13カ月ぶりのnoteとなります。休止はほぼ本業が理由なのですが、馬券自体も半年以上買ってませんでした。先月久しぶりにやってみたら重賞は半分以上当たって楽しかったので、また無理ない程度にやれたらいいなーと思います。ちなみに以前のようなお金をいただく予想家としては、今のところ再開するつもりはありません。メンタルと時間が追いついてません。
追い切りは書くの疲れるので省略します。追い切りのイメージを払拭したいこともあって詳しくは書きません。予想には当然組み込んでいます。
中山金杯
馬場はここ5年でも最も良好な状態と言っても過言ではなく(昨年末参照)、枠並びから見ても隊列はスンナリ決まりそう。前半が速くなる要素が少なく、コースなりのラップを刻む展開と想定する。後半4〜5ハロンの勝負。となると定石通り内枠先行で最も残せそうな馬から入るのが最善だろうか。
じゃあ◎ボーンディスウェイで良くね?と思ったんですが、確かに人気が示す通りに強い馬と思います。ただ本馬が高いパフォーマンスは決まっていて「入りの3ハロンで脚を使いすぎない」ことにある。当然今回も楽をできるケースは充分想定できるので押さえには留めたいが、1角までの距離が長い中山2000mで行われる重賞では、2ハロン目が10秒台と速くなるケースがほとんどである。現に昨年の同レースでもポジション争いが激化していないのにも関わらず2ハロン目が10.6を計時している。同じ中山でも1800m/2000mの最大の違いはここにある(阪神2000m/2200mと似たイメージ)。
力説してしまったんですが、ローシャムパークと叩き合ったレースが当てはまらないのを見落としてました。ブランクです。まあでも前走は楽に先行できた割にはデコラシオンと叩き合ってた馬を今回2番人気で本命には据えたくない。とはいえ消す理由も特に示せず相手本線。この時点で買わない方がいいのかもしれませんね。
ということで本命はクリノプレミアム。こちらは昨年2着馬なのにも関わらず人気していないのでここから買いたいです。昨年はマイル中心に使われてきたのが謎なのですが、おそらく折り合いが難しくなってきているという人間側の認識からでしょう。しかし本馬にはマイルに対応するトップスピードが絶望的に足りず、中山牝馬Sのような急激な速い上がりが必要となるレースでも厳しくなる。
昨年2着時も力みながら追走していながらも脚を溜めれて好走できたことから距離延長は歓迎である。追い切りを見ても一切の劣化を感じさせない。馬場の高速化や騎手への信頼が薄いため自信は持てないが、オッズはつくので甘めに査定して買います。あとこの騎手は早めに追い出しすぎなので、昨年のミルコ騎手のような騎乗をイメージしていてほしい。
サクラトゥジュールは如何にもマイラーという雰囲気でしたが、加齢につれて距離適性が若干長めにシフト。年齢を重ねると基礎スピードが衰えて追走で脚を消費しやすくなるのは多々見られるケース。強い割に人気ないだけでいいと思います。ニューイヤーSが特に凄い。あとは観光気分のキング騎手にやる気出してもらいましょう。日本食は美味しいですよ。
正直自信ないので外れると思います。勝負はどちらかというと京都金杯にて。
京都金杯
馬場がわからん。まあそこそこ速いのであれば想定内です。これは私のロマン馬から買わせていただきます。
3歳時からロマンを抱いて注視してきたアンドヴァラナウトを本命。普通に実績上位だし、久々に適性が高い舞台で走れると思います。まず本馬が好走するには、直線に入っても極限までトップギアには入れずに我慢させることが必要。これを元乗り役の福永現調教師は理解して騎乗していました(見ている限りは)。
最大の長所は一瞬でトップギアに切り替えれる瞬発力。一方で、そのトップギアを持続できない弱点の露呈が直近の敗因と考えます。このタイプは根本的には、トップスピードを持続させる必要がある阪神、東京コースは向きません。使える脚が一瞬しかないタイプが好走しやすいのは中京、京都コースと考えます。共通点は最後の4コーナーが下り坂の形状になっていること。トップギアに入れずとも、下り坂を利用してスピードに乗って直線に入りやすいコースです。内回りならもっと推せましたが、東京や阪神よりは全然いいでしょう。
基礎スピードもこの中では高いので距離短縮は全く問題なく、出来はやや太めが残りそうだがこの時期なので仕方ない。充分力を出せる出来でしょう。武豊騎手も京都外回りはかなり上手くのってくれる印象なので、先行させずに脚を溜める競馬をしてくれれば満足。馬場とパドックでの出来次第ではレートアップ。
セッションは2000mで卸したのが不思議なくらいで、いずれ1200〜1400mを走っていそうもまだマイルは守備範囲。シンプルに能力が高いと思うのですが、序盤ポジション争いはやや激化して先行負担が大きくなりそう。前を行かせた4〜5番手の競馬ができれば突き抜けまで。メイショウシンタケは休み明けでも出来は充分。揉まれない競馬に徹しすぎて最後方まで下げる無能騎乗が無ければ。極端に包まれなければ今回なら流れに乗せても末脚は使える馬のはず。
アルナシームはこれまた私のロマン馬ですが、鮫島克駿騎手が前走の溜めた騎乗に味を占めてるなら怪しい。本馬はトップスピードの持続力はこの中では異次元なのですが、そもそもそのトップスピードが大したことないのが気になる。ざっくり展開としては「速→緩→L2F瞬発力戦」と想定しているので、差し遅れる可能性は充分に。
東スポ杯ほんまに見てください。異次元です。
アヴェラーレは能力上位もルメートルが謎である。前走は追走がすべて。楽になる今回は見直し。
ありがとうございました。
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