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【1本満足!】初心者が正しく確実に。ボイトレで歌を上達させる5つのマインドセット


全国区のボイストレーナーイチです。僕のブログでは初心者の声の悩みの9割が解決できる声帯理論とトレーニング方法を紹介しています。


本日は初心者、素人、またはボイトレで伸び悩んでいるすべてのあなたにみてほしい、

ボイトレで歌を上達させる5つのマインドセットを紹介していこうと思います。

僕自身ボイトレ前は発声が安定しておらず、力んだ声や叫んだ声で歌っており、数年間ひどい有様が続きました。

ですが正しいボイストレーニング理論を勉強した結果どんどん声帯の使い方が変わっていき、

力みなくHiBやHiC、HiAといった中高音域、高音域が出せるようになっていったんです。


【初心者がやりがちなNG練習】

まず大前提として真の意味で上達したいならあまり続けない方がいい、危険な練習法を3つ紹介しようと思います。

これを知っているかいないかで、1年先でそれが可能になるのか、10年先でも解決できてないかくらい別れる貴重なマインドセットです。

【禁止事項】

①カラオケでの歌い込み

②1日1時間以上毎日同じ練習をする

③友人や知人からのコツを実践し続ける


どれもやりがちでした笑 なんでダメなんですか⁉︎


大枠の知識として覚えてくださいね。

どんな人であれ声を変えるためには「力みをとること」「バランスを作ること」の2つが必要なんです。

カラオケで歌い込んで声が枯れないとか、力まずに歌いきれるのであればどんどん上達していける範囲なのですが、


「高音が力む」

「キーが続かない」

「喉でひっかかる」

「キンキンする」

などのバランスが明らかにおかしい発声法では確実に上達は見込めません。


【声帯の操作方法とは⁉︎】

※上図が外喉頭筋の一部。力みの原因であり声のバランス(声質)にも関係する

※下図が内喉頭筋の一部。高音域やミックスボイスはここの操作で可能に。

※ちょっと難しい内容ですがこれがわかるだけで素人なら頭3つ飛び出て歌が上手くなれます。押さえておいてください!


声帯の操作は主にこの2つが目的にあります。


1つは外喉頭筋とよばれる喉まわりの筋肉たちの調和を保ち、力みをとること。

2つ目は内喉頭筋と呼ばれる喉の中の声帯の操作を覚えること。

この2つになります。


ふむふむ・・ってあれ、さっきの2つのお話に似てますね!バランスと力みの話の・・・


そうです。この2つを攻略するリハビリテーション。これがボイストレーニングの真のあるべき形。目的なのです。


★腹式呼吸の習得はこの力みが入りにくい状態を作り、声帯操作のバランスを効率よくトレーニングするための土台構築

チェストボイスの習得は声の厚みと芯を残す豊かな発声で、将来ミドルボイスに移行するための下地をつくる土台構築。

ファルセットの習得は輪状甲状筋とよばれる「歌でもっとも大切な筋肉を起こすために必要」な土台構築

ヘッドボイスの習得は地声で出せない苦しい音域を可能にするためにファルセットに閉鎖を加えて強く発声する方法。

ミドルボイスの一歩手前の土台構築。


というように、すべてのボイストレーニングには明確な目的があり、すべてがあなたの発声のバランスをつくるために必要なスキルだと言えるんです。


【シンプル。できてへんだけ。】


ということで解決策なんですが、歌が上手くなりためには⁉︎といったら、浮かんでくるのがミックスボイスを習得することですよね。

ですが焦りは禁物で、ミックスボイスで高音を出すことだけを考えたら、力みを残したままでもある程度できてしまうんです。

ですがそれは本来のあなたの完成体ではありません。


まだあなたの中の良い状態、完成された状態とは言えないのです。


なのでシンプル。歌が上手くなる方法はボイストレーニングを徹底的に学び、行い、発声を整え続けることです。


なるほど・・じゃあもう好きで好きで、気がついたら続けてる!って人が最強に上達できるんですね!


そういうことです!

正確には上達できるではなく、「上達し続けられる」ですね!


【全体のまとめ】


今回のまとめに入ります!


①課題は「喉周りの力みをとること」と「声帯の中のバランスを作ること」

②カラオケでの歌い込みや無理な発声は続けない

③腹式呼吸やヘッドボイス等の基礎の習得がすべてに繋がっていく。

④その先にあるバランスの取れた発声=ミックスボイスが習得できれば、あなたの歌は確実に上手くなる。

正しいボイトレを続けることであなたはどんどん上達し、歌が上達し続けられる


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