見出し画像

【声帯進化】中高音域から高音域まで!ミドルボイスの「安定感」を育てる方法


全国区のボイストレーナーイチです。 僕のブログではあなたの声の悩みの9割が解決できる声帯理論とトレーニング方法を紹介しています。


本日はミドルボイスを習得したものの

・歌になると声が不安定になる

・使えるけどなんかこの声じゃない・・

・出しやすさも聞こえ方も納得がいかない・・・

という壁にぶつかった方向けの「ミドルボイスを育て続けていく方法」について解説をします。


実はボイストレーニングというのは「今のあなたの声帯に必要なトレーニング」を重ねていかないと上達が止まるようにできているんです。


延べ400人以上見てきた中で僕が感じた上達が止まる段階は、主に2つあります。


1つ目は「チェストボイスとヘッドボイスの発声レベルが上がらない」

2つ目は「ミックスボイス習得後の不安定期が続く」

です。今回は2つ目の内容の「ミックスボイス習得後の不安定期」について解説していこうと思います。フォロー、スキしてくれると日々の活動の励みになります♪

それでは本題へいきましょう!


【それぞれに見合ったトレーニングを選べているか⁉︎】


あなたの習得や上達が進まない理由は、今のあなたの声帯に必要な練習ができていないからとも言えます。


1つ質問なのですが、ミドルボイスを育てるための練習とはなんだと思いますか?どんな練習をしていけば上達するかあなたは知っていますか⁉︎


答えは幅広い音域を使ったスケール練習です。


たとえば1.5オクターブスケールを使って

・C3から一気にG4まで上がる→半音ずつキーが上がっていく→最後はHiDまで

というような練習を行うことで声帯がミドルボイスを維持したまま柔軟な対応ができるようになります。


豆知識として歌のメロディの中では順次進行の他に「跳躍進行」というものがあります。跳躍進行とは一度に3度以上音が跳躍することをいい、ドの次にファ以上の音が登場するものはこの跳躍進行です。

中には1オクターブ跳躍する曲もあるので紹介しておきますね。

【うっせえわ】サビの「う」から「せえ」

【The Beginning】サビの「Just」から「Tell」


【どんな曲にも対応できるミドルボイスへ】

画像1

跳躍進行の話からイメージがついたと思いますが、

そもそも1.5オクターブスケールが不安定な状態なのに、歌の中の跳躍進行に対応できるなんてことはまずないんです。


なのでミックスの感覚を掴んだら今度はそのバランスを徹底的に記憶させていく必要があり→記憶させた前提でより歌に順応できる形に整えていくということが求められるのです。


ではこの記憶化→順応をよりレベルの高いものに変えていくにはどうしたらいいのか⁉︎次の章からが本番です!ぜひ最後までご覧くださいね♪


【固定→変化→固定→変化を繰り返す】

画像2

・ミドルボイスを育て続ける方法は「固定化」と「変化」を繰り返す。これにつきます。


たとえば「ネイネイネイ」でC4→C5を出してみましょう。鋭く鼻の奥で詰まったような音色になると思います。

では次は「マンマンマン」で出してみましょう。さっきのネイと同じようにC4→C5までミックスを維持できていますか⁉︎

ではその他に「グゥグゥグゥ」でやってみましょう。他にも「ウィ」や「ノウ」母音のみの「ア」や「イ」でもC4→C5発声がおすすめです。


そうすると見えてくると思うのですが、ネイでは出しやすかった高音域がグゥになるとひっくり返ってしまう。マンでは安定していたがネイになると喉が締まってしまう、イ母音が難しい

というように、「得意な言葉」と「苦手な言葉」があなたの中で出てくると思います。


【得意言語で記憶化し、苦手言語で順応させる】

音域鍵盤-対応表

難しく聞こえたかもしれないので一言でまとめると、ウォーミングアップでミックスボイス化させ、今度はそのミックスを苦手言語で行い順応させていってください。

たとえば

①ネイでスケール→グゥ→ノウ

②マンでスケール→ネイ→ウィ

といったように、どの子音と母音の組み合わせでもミドルボイスを維持できるようにトライしていくのです。これがミドルボイスを育てる方法になります。


僕のYoutubeチャンネルではこの「ミドルボイスを育てる方法」やまだミックスボイスが習得できていないあなたもできる「ミックスボイスの習得方法」を毎日配信しています。

ぜひNoteをスキ、フォローした後にみてみてください何かのお役に立てれば幸いです♪














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?