未来に残したい名曲⑧「オトシモノ」
2010年12月1日にリリースしたmiwaさんの「オトシモノ」を紹介します。
作詞:miwa
作曲:miwa
編曲:松浦晃久
唄:miwa
歌詞全文
この曲は、2010年10月期の小栗旬さん主演のTBS日曜劇場「獣医ドリトル」の挿入歌に起用されてます。
「獣医ドリトル」は漫画の原作で、動物病院のお話で、この主人公は動物には優しいけど飼い主・人間には非常に厳しくちょっと口が悪いが、動物たちの生命に真摯に向き合っています。
2010年3月3日にデビューしたmiwaさんは、デビューシングルでドラマの主題歌に起用され、以降もドラマ主題歌やCMのテーマソングに色々と起用されてます。
考察
「大事な君のオトシモノ」から始まる歌詞…
落とした事に気付かず遠くへ飛んで行ってしまう。
その「オトシモノ」は何かは分からないが、
余程大事な物なのだろう。
おそらく2人は交際している。
2番の歌詞にはお互いにどっちが失くしたか揉めている。
「もう君が分からない」とケンカして何処かへ行ってしまった。
それほど大事な物…
「失くしたものの大切さを、失ってから今初めて気づいた」
この場合は落とした大事な物と人(彼or彼女)。
物を失くしてから、ある人が何処かへ行ってしまってから、その大切さに気付くのは遅いのだけれど、
誰しもがそんな経験はあるだろう。
当たり前に過ごしているからこそ、普段その事に気付かないのだと思う。
しかし、その当たり前を当たり前と思わない事が大事で、やっぱりいつも「感謝」する事が大事なんだなと…
この2人は、まだ完全に別れては無いと思う。
心のどこかで自分も悪いのかなと思っているのかな…
だから、
「ふたりはずっと大丈夫と もう一度強く君に抱きしめてほしい」
と思っている。
「失ってから大切さに 気付いても今から輝き取り戻せる」
「想いが欠けて消えそうなら あの星屑集めて君に届けてみせる」
お互いがこう思ってるのなら、まだ諦めてないってことだと思う。
最後の「待ってて 信じて」が強く物語ってます。
ここでの「あの星屑」はバラバラになった2人の「心」なのかなと…
この曲は男女の2人の関係が書かれてますが、他にも同じ状況は言えると思います。
毎日使っている物…今見ている携帯電話だったり着ている服だったり食べ物にしても、作っている人がいる事かつ今ある事に感謝しないといけないですね。
また、今、実際に一緒に暮らしている家族や学校の友達・先生、仕事仲間、同じ目的を持った仲間などなど、
当たり前に過ごしているから大切さを忘れがちですが、当たり前と思わずお互いに日々感謝する事が大事ですね。
意見が食い違う事はやっぱりあると思いますが、そんな時でも「感謝」は大事だと思います。
今、自分が居るのは、両親のお陰であり、その上さらにそのまたずっと上も居るからこそ自分が居る。
だから、自分も相手も大事に大切にして、生きて行きたいですね。
人や物の大切さを改めて感じさせる曲です。
「オトシモノ」は、挿入歌になってた「獣医ドリトル」の話ともリンクしています。
最後に、「オトシモノ」のMVを載せますので、聴いてみて下さい。
miwaさんは小柄ではあるが、歌声に力が入っていてバラードでは透き通った歌声が本当に響きますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。