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#2 Don't Cry •*¨*•.¸¸☆*・゚

挑戦する人になろう!と強く元気な私のビジネスチャンスはそんなにあっさりと簡単に訪れた訳では無くて、今の自分がどうやって誕生したのか考えるとこの後お話することをベースに
そこから巻き起こった数々の出来事があったから強くなれたんだと思うのでさらけ出しちゃいますね!

2020年6月現在
私の家族構成はこう。
8歳年下の夫と今月28歳を迎える娘と高校2年生になった息子の4人家族。
2月に結婚した娘は、めでたく家を出ていったので今は3人暮らし。

20年前
当時19歳だった夫とは飲み屋で働く姉ちゃんと客。と言うありがちパターンで出会い、私は娘を連れて同棲からの再婚。まぁここまでは珍しくもない話ですよね。笑

子供はどうしても3人産みたいと子供の頃から思っていた私。なんなら大家族でもいいくらい子供が大好きで授かれるのなら何人でも産んでみたいとすら思っていた。けれど何故だか欲しいと思うと授からない…。
原因を知りたくて婦人科に通った。けれど原因がわからないまま治療も出来ずに月日は流れて2年が経った頃、息子が突然お腹にやってきた!
正直、毎月生理が来る度に泣いている2年だったからやっと出来た子を奇跡の子と呼んだりして溺愛。

この子が7歳の時に発覚したんだけれど胎内記憶ならぬ受精記憶と言うレアな記憶の持ち主だったんです。私を選んだのは妥協だったらしいから笑えるꉂ(ˊᗜˋ*)
この話はファンタジーな世界の話なので機会があれば番外編とかでしたいと思いますので今回は割愛させて頂きますね!笑

息子が生まれてから13年。今から4年前の2016年の夏にこれまた突然に待望の3人目を授かった。長い長い2人目不妊生活だった。
この時私は43歳。不安よりもめちゃくちゃ嬉しくて♡嬉しくて♡嬉しくて♡
家族が増える事に子供達も夫も大喜びで、息子は勝手に名前まで考えたりして。私も私で某有名な妊婦雑誌買ったり、まだ初診にもいっていないうちからマタニティキーホルダーして買い物には必ず子供達が同行してくれて荷物を持ってくれたりと家族はみんな沢山の手伝いをしてくれた。

そして世間はお盆休みに入ったばかりの頃、いつも通り出勤しようと支度をしている時に大量出血をしてしまった。
今起こっている現実を受け入れられなくてそのまま職場に向かったけれど運転している時から気が動転して号泣。職場に着いても当然仕事どころではない。同僚に今すぐに病院へ行く様に諭されて職場をあとにしたものの、どこへ電話をしても病院はお盆で休み。ERのある総合にかけると受け入れてくれるとのこと。出血している状況と陽性反応が薄い事から絶望的な言葉を浴びせられて泣きながら帰宅。

奇跡だけを望んでお盆明けまで待って、通いたい!って思っていた産婦人科へ不安だらけな初診へ。そこで分かったのはお腹に赤ちゃんがいる証拠になる胎嚢が残っていた。

まだ希望はある。

絶対安静の生活をする事に。

それからは暇さえあればネットサーフィンの日々。

泣いてばかりいても仕方ない!本来ならめちゃんこ明るい性格なので気持ちをごまかす為、ずっと取得したかったリンパドレナージュの通信教育講座を見つけて取得してしまった(^^)

それからまた半月。検診の日…
なんとなくは覚悟していたけれど、先生から申し訳なさそうに諦めるように言われてしまった。胎嚢は全く成長していなくて空っぽの状態。中にいるはずの赤ちゃんがいない超音波のモニターを見せられてしまったら言い返す言葉もなかった。
先生は穏やかな口調で、「残念だけど」って。
このままだとお腹の中で残された胎嚢が腐ってしまう可能性があって、そうなると今後も妊娠を望むならリスクがある事を説明してくれた。「心の整理がつかないのなら、そのまま自然に流れるのを待ちますか?それとも手術で胎嚢を取り出しますか?」と選択をするように言われて…

この日までどれだけの涙を流しただろうか…

流産を待つ日々を過ごすなんて、もうこれ以上はメンタルがもたないと、私は手術を選択した。涙が枯れるんじゃないかって思うほど泣くだけ泣いた。

そして迎えた手術当日
食事をするのなら何時まで!と決まりがあったので、なるべく明るく過ごそう!って私のリクエストで家族で焼肉屋へ。そんな時間を過ごしている時だった!本当に何の前触れもなく突然、同僚からの電話。

「僕と一緒に独立しない?」

謎な引き抜き!?に私の頭の中は『?…。』

「あの!私、今夜これから手術なんですけど…」

この電話のお陰で心の傷は少し軽く済んだのかもしれない。笑
「じゃあさ!詳しい事は手術の後で話すよ!何時に終わる?」って…おいおい!どんなタイミングだよ!って家族で大笑い出来た。
泣いてばかりの1ヶ月から、前を向かなきゃって思えた瞬間だったのかもしれない。

次回はこのおかしな引き抜きのその後の展開と、そこから巻き起こった転機のお話をしますね。


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