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菜食+無農薬+無添加+...

前回の続きはこちらです^^

前回で、菜食としたほうが健康に良いということは考えたものの、全員が全員菜食に変えて上手くいっているわけではありません。そのため、健康には他にも何か必要な要素があるのではないかと考えました。

そこで、上手くいきそうな菜食生活の過ごし方を検討したところ、最初は3つのタイミングに注目して過ごし方を変えてみることにしました。

①野菜・果物を買う(選ぶ)とき

最初に注目するのが野菜・果物を買う(選ぶ)ときです。わたしはできるだけ、自然の力で育てられたものを選ぼうと考え、以下の方針にしました。
・できる限り野菜・果物は無農薬(または自然栽培)かつ旬のものを選ぶ。
・加工食品を食べる場合は食品添加物がない(無添加)ものを選ぶ。
・遺伝子組み換え作物を選ばない。

わたしは、野菜・果物は太陽や土、水、風などたくさんの自然の恵みを受けて育ったほうが栄養があるのではないかと思い、農薬や肥料をなるべく使わないほうがよいのではないかなと考えました。

実際にインターネットで調べてみると、昔と比べて今の方が野菜の栄養価が少ないとも言われていたり、農薬や肥料を使ったことで土が衰えるとかそのような話もあり、農薬や肥料を使うことと野菜・果物の栄養価に関係がないと限らないようです。

また、ビニールハウス栽培などで季節に関係なく様々な野菜・果物が登場するようになりました。ですが、野菜や果物には本来、旬があり、旬のときとそうでないときとでは栄養価が変わります。(もちろん美味しさも変わります!)

もし、菜食生活をするにしても、栄養価の少ない野菜・果物ばかり食べていたり、または季節関係なく特定の野菜・果物ばかり食べていれば、場合によっては栄養失調になってしまうこともあるのではないかなと考えました。

そのため、野菜と果物は無農薬(または※自然栽培)で、なるべく旬のものを選ぶようにしました。
※自然栽培・・・農薬や肥料を使わず、自然の力のみで育てる栽培方法。

さらに、加工食品を食べる場合、添加物のないものを選ぶようにしました。化学的なものが入っている場合、短期的には影響がないかもしれませんが、長期的にみれば影響があるかもしれないため、添加物があるものを避けた無難と考えました。遺伝子組み換え作物についても同様で、長期的に見ればやはり悪影響がないとは言い切れないため、それらの作物についても口にしないほうがよいと考えました。

参考1:さびまりの野菜栽培ブログ 野菜の栄養価が、昔と今では大きく異なる 【有機農業を科学するBLOF理論について ②】
参考2:すけたろうの雑記帳 野菜の栄養価の変化 昔と比較して減少している野菜の栄養成分 理由と栄養を少しでも失わないようにする方法

②食べるとき

2つめに注目するタイミングが食べるときです。菜食生活を始める前のわたしは、たくさんの肉や卵、乳製品など動物性のものを食べたいだけ食べていたため、いきなり動物性のものを食べるのを止めるのはハードルが高いものです。そこで、自分を戒めるところと、自分を許すところを同時に作って、自分自身が達成できそうな方針を以下の通り決めました。
・肉/魚/卵/乳製品など動物性のものを"徹底的に"口にしない!
・一日三食、野菜や穀物(白米や玄米等)を我慢せず、満足できるまでたくさん食べる!
・できるだけ家で料理する!

菜食を始める時、最初から"徹底的に"動物性のものを口にしないことにしましたが、なぜかというと、中途半端にすると、一度気を許したときにいつの間にか緩めてしまい、途中で止めてしまう可能性が高いと自分で考えたからです。

わたしはものごとを始めるときは、何日かやってみてから途中で挫折するパターンと、あきらめずに続けて、とことんまでやり続けるパターンの2つがあるため、今回は後者のパターンに入ることができるように、「できる限り」ではなく「徹底的に」やると決めました。どうせ始めるなら、三日坊主で終わらせたくなかったため、やるならば「徹底的に」やり切ろうと思いました。

ただ、「徹底的に」やると自分に厳しすぎるので、代わりの方針として野菜や穀物であれば、量を気にせずに好きなだけいっぱい食べることを自分に許しました。

わたしは学生時代に運動部だったこともあってか、食べる量が人よりも多く、会社に入って運動をしなくなってからも、毎日たくさんの量を食べていました。もしかしたらそれも不健康の要因だったのかもしれませんが。

ですので、もし当時のわたしに「肉が食べられないこと」と、「少ししか食べられないこと」のどっちかを選べと言われたら、「肉が食べられないこと」を選びます。肉の美味しさと空腹のどっちが辛いかと言われたら、空腹のほうがつらいと思っていたため、「肉が食べられないこと」は「少ししか食べられないこと」に比べたら辛抱できると思っていました。(今では肉を食べたいと思わなくなりましたし、いっぱい食べなくても満腹を感じるようになりましたが^^;)

③運動するとき

どちらかというと、この3つめのタイミングについては菜食を始めたときから意図的にやろうと思っていたものではなく、自然にそうしたくて始めたものです。菜食を始めると以下のようなことも行っていました。

・気の向くままに外に出かけて散歩する。(一度出かけたら30分~1時間)
・散歩する時間を楽しめるよう、近所の川とか木とかリラックスできるところを探してみる。

なんとなく、食事だけで健康になるよりは、ある程度の運動もあったほうが効果が出そうだなとは思っていました。ただ、当時のわたしは運動することに対して気分が上がらず、やる気が出ないため、ジムに行ったり、家で筋トレしたり、スポーツをしたりすることも何だか大事に感じられて、その行為自体が面倒に感じていました。

ただ、なかなかやる気が出ず、体が重い日が週に2、3度はあったため、頻繁に滅入りすぎるのも何だかなあと思い、そんな日は這ってでも気分転換に外で散歩しました。はじめはカメのようにノロノロとした歩みでしたが、少しずつ近所にある川、木、虫、鳥など眺めてながら歩いてみると、気分が回復して、わたしの体がわたしの思いに応えてくれるように動きを取り戻していくような感覚がありました。

それは菜食を始めるだいぶ前から習慣としてあったもので、菜食を始めてからもありました。今にして思えば、この散歩自体が軽い運動となり、菜食の持つ効果とも繋がり、結果的に健康になったのかもしれません。

いざ、菜食生活スタート!

以上のように菜食について3つのタイミングに注目して最初の方針をまとめ、昨年(2021年)9月から菜食生活を始めることにしました。次回以降の記事から当時の食生活の様子と、身体の変化などを書いていきます。

次回に続きますm(_ _)m



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