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鎌倉殿の13人 ネタバレ(前編)

おはようございます。レジュメ太郎です。

プロ野球開幕まであと一週間です。いよいよ千葉ロッテマリーンズの今シーズンが始まります。今年こそは優勝してほしい。

さて、今回は今絶賛放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の盛大なネタバレをしていきたいと思います。(ネタバレといっても、既に約900年前の歴史を説明するだけですが、、、)

「鎌倉殿の13人」はどういう大河ドラマなのかというと、北条義時が主人公となり、北条時政や政子、源頼朝らが出てくる、源平の合戦の時代〜が舞台となっている大河ドラマです。現在は10話まで放送されています。

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/

1.これまでの流れ(2022.3.19放送時点)

時は平安末期。平治の乱(1159年)、平清盛と源義朝が対立。原因は先の保元の乱の恩賞の差とも言われています。

この戦いで源義朝は破れ、義朝や子の義平、朝長は殺されます。頼朝は当時12〜13歳程度だったため、池禅尼(清盛の継母)の懇願によって死刑は免れ、なんとか伊豆に流されるだけで済みました。範頼や義経などの弟も同じく命を助けられます。

そこで出会ったのが伊豆の豪族、北条家。その娘の北条政子と結婚します。

そして遂に挙兵。しかし石橋山の戦いで平家方の大庭景親に敗れます。この時敵に見つかり殺されそうになりますが大庭勢の家人、梶原景時の計らいにより命からがら安房に逃げ延びます。(後に梶原景時は源頼朝に付き従います。)

安房で再起を図る頼朝は、上総広常や千葉常胤、畠山重忠などを味方につけ、鎌倉に入ります。

平氏は平維盛を総大将とした官軍を派遣し、富士川で相対しますが、水鳥の羽音を敵の襲来と勘違いし、戦わずして敗走。これが富士川の戦いです。

こうして勝利した頼朝は義経、範頼と出会い、鎌倉での地位を確立していきます。

ここまでが前回鎌倉殿での流れでした。
ここからどうなっていくのか。流れを説明します。

2.これからの流れ(2022.3.20以降の放送)

富士川の戦い後、頼朝は鎌倉で関東平定に勤しみ、平家追討は範頼と義経に任せることになります。

また信濃では、かの有名な木曾義仲が挙兵。倶利伽羅峠の戦いで平氏を蹴散らし、京に入ります。

そして1181年、ついに平清盛が病死してしまいます。その子の重盛は既に病死しており、三男の平宗盛が跡継ぎとなります。

一方、京に入った木曾義仲は、振る舞いなどがあまり良くなかったのか、治安がどんどん悪くなっていきます。

義仲は、最終的に義経と範頼に殺されてしまいます。

また、鎌倉殿の13人で味方につけた上総広常も、謀反の疑いがかけられ頼朝に殺されることになります。

源平合戦は源氏と平氏の戦いもありましたが、このように源平同士、味方同士の戦いもたくさん起こることになります。

そして1184年、一ノ谷の戦いが起こります。源義経が断崖絶壁を駆け降り、平氏を蹴散らした戦いです。この戦いで熊谷直実が自分の子と同じくらいの平敦盛を泣く泣く打ち取ったエピソードがすごく有名です。

そして翌年、屋島の戦いが起こります。源義経が平家拠点の屋島を襲います。海からではなく陸から攻め込むという奇襲を思いつき、破ります。この戦いで那須与一が扇を矢で射抜くというエピソードが残されています。

その後、ついに壇ノ浦で決着をつけることになります。
最初は潮の流れを利用し、平家が優勢でしたが潮の流れが途中で変わり、一気に源氏のペースに。
義経は、武士ではなく、水夫(船を漕ぐ人)を狙い撃し、船の動きを止めるという奇策を使い、(諸説あります。)平氏を倒すことに成功します。
当時戦で戦闘に関係ない水夫を狙うことはタブーとされていましたが、勝つためには手段を選ばない義経。勝てば官軍。この戦いで勝利し、英雄となります。
安徳天皇や平家一門は次々と海に飛び込み自殺。ついに平家は滅びます。生き延びた平宗盛も最終的に斬首され、ついに平家の血は途絶えてしまいます。

平家が滅ぶと、徐々に源氏同士、また味方同士の争いが過激化していきます。

まず、頼朝と義経が対立。原因は義経が勝手に官位を受けたから、義経は危険だからなどいろいろ言われていますが、やはり頼朝の権力を絶対のものとするために追討したと考えるのが妥当でしょう。
義経追討のために守護や地頭を設置したとも言われています。

義経は結局頼朝に追われ、奥州に逃げ延びていきます。
そこで藤原秀衡に匿われますが、秀衡が死んだ後子の泰衡に殺されます。
この時立ったまま討死した弁慶の話は有名ですよね。

だが藤原泰衡も殺され、奥州藤原氏は滅亡します。

そして頼朝はついに、1192年に征夷大将軍に任命され、幕府を開くことになります。

今回はここまでとしましょう。

後編は頼朝が幕府を開いて以降の出来事を書きたいと思います。

それでは。


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