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Alpine Scrambling #6 - Lightning Peak

先日、昨年履修した Mountaineers の Scrambling コースで知り合った友人2人と、Lightning Peak を登ってきました。昨夏、この山は登頂済みなのですが、今回は1人の希望で再びの登山となりました。前回の登山は6月下旬でしたが、今回は5月初旬という時期の違いがあり、雪の状態がまだかなり深く、登りには苦労しました。当初は雪面がより硬いと予想しており、アイゼンを使用する予定でしたが、実際には腰まで沈むほどの雪でした。そのため、スノーシューを使用しましたが、傾斜が急な場所ではスノーシューの効果が限定され、逆に足枷となってしまいました。それでも、この経験は貴重なものであり、楽しい登山となりました。

標高:      1,343 m (4,406 フィート)
標高差:     約1,189 m
距離(往復):    約12.5 km (前回の登山よりも1キロ強短かったです)
時間(休憩込み):  9 時間 15 分
参加人数:    3人

黄色ポイントからオフトレイル登山開始。赤色ポイントが Lightning Peak、緑色ポイントが Timber Peak。オレンジ線は計画ルートで、青線がスマホGPSの軌跡です。
(黄色ポイント地点)Scrambling スタート!右手の山が Lightning Peak
この斜面ではスノーシューが大活躍。スノーシュー無しでは、あっさり股下まで沈むふかふか雪が永遠と続いています。
先頭は私なのですが、傾斜がきつく、一歩踏み出す度にズルズルと落ちています。ある程度の傾斜になるとスノーシューのスパイクがまるで効きません。
今度は最後尾となり、必死について行っています。
この地点で一息つけたのですが、ここから更に傾斜がきつくなり、メチャクチャ苦労しました。
Lightning Peak 登頂
Lightning Peak から隣の Timber Peak へと尾根を渡ります。Timber Peak の標高は Lightning Peak に比べると、若干低いようです。
Timber Peak の頂上にて
Timber Peak の頂上
Timber Peak からの眺め。昨夏登山したとき、この頂上付近の雪は全て溶けていました。どこまで足を踏み出して良いのか分からず、尾根の中央付近で昼飯。
Timber Peak から Lightning Peak を眺めて。その右手、遠方に見えるのは (コーヒーの銘柄でお馴染みの) Mt. Rainier です。
下山開始
Lightning Peak 登山を計画をした友達。

蛇足ながら、Lightning Peak を挟んで尾根伝いに2つの峰に登頂できるのですが、その2つの山は名前が地図に表記されていないことから、false peak、つまり『偽の山頂』と呼んだりする人がいるのですが、少なくとも1つの峰は Timber Peak が正式な山の名前でした。昨夏、この Lightning Peak に登ったときは、そのことを知らなかったので false peak と呼んでいました。こちらは偶然、そこだけ雪が溶けていて見つけた測量マークです。残念ながら、なぜか標高は記されていません。

昨夏の Lightning Peak 登山記録はこちらです。


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