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朝倉涼子感謝祭2023.12.18.

「正しい」ことを自己に求めることは、時として、その人の命を奪う。
 かくいう筆者がそうだった。
 
「『生きていて』も、よいのだろうか」
 
 新潟県警糸魚川署のお世話になる事案を起こしてしまったばかりなので、自ら命を奪うことはできない。しかし、居場所が、ない。両親や親戚に迷惑をかけるわけにはいかない。そんな、「ない」ばかりがある、2009年を過ごしていた。
 
 奇跡が起きた。
 
 2010年2月6日。
 早起きを苦手とする筆者は、なぜかその日に限って、早起きをした。
 気が付いたら小田急町田駅から海老名駅に向かっていた。
 当時は、事前に席を予約しなくてもよいシステムだった。
 社会の風景は、こういうところから変わる。
 
 『劇場版 涼宮ハルヒの消失』の、朝倉涼子(CV:桑谷夏子)は、筆者に「生きよう」と思わせた。「生きるには、『力』が必要」。彼女はそう教えてくれただけだ。不倶戴天の者は、排除すればよい……というのはたとえば政治闘争のような限定的な用例に限られるが、(筆者は日本の警察を信頼しているので)生命までとはいかなくとも尊厳を危うくする者に対しては、「斬る」ことにした。
 
 それにしても、冒頭にあげた「正義」。奇しくも拙著のテーマになった。

 その目的とするところは同じはずなのに、「正義」が「正義」と戦う。執筆したのは筆者自身のハズだったのに、三好と扇谷の物語になった。このことは元日に投稿しようかと思う。
 
2023年12月18日 午前4時30分公開(予約投稿)
(午前4時23分頃に公開するのは筆者にはできないので同時刻公開にした)

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