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写真芝居のみどころなど 3

こんばんは。
今日も、みどころの続きを少しご紹介いたします。
 
【補正前と補正後】
カメラマン目線の人間がグラフィックを使うとどこを補正・修正するかというポイントを、本の最後にご紹介しています。
 
そこでご紹介しているテクニック以外の修正ポイントとして、作品のイメージに近づけるために、髪や瞳の色を変えたり、写真のトーンそのものを変えることがよくあります。
 
今回の収録にあたり、色の違いがわかるように載せているカットがいくつかありますので、「仕上げの色はこれだけの振り幅があるんだ」というところも、ご紹介させていただきます。 Photoshopを扱い慣れている方には目新しいことはない内容ですけども(^_^;)
 
▼008-013P 古川雄大くん
髪の色の修正前が8〜12P、茶色いトーンにしてあるのが13Pのカットです。

▼014-015P 谷口賢志くん
実際の「ライン」の生写真や当日パンフではカラーでしたが、今回モノクロ+グリーントーンで掲載。
 
▼048-054 RE-INCARNATION RE-BIRTH
50P、54Pの谷口賢志くん、宮下雄也くんの背景の赤が、撮ったままのバック紙の色で、52Pの浅沼晋太郎くんのはそこから大幅に彩度を抜いて暗く処理、48-49Pのパンフレットビジュアルはさらに炎のグラフィックを足して、ややオレンジの方向で仕上げたものになります。赤のままもカッコ良かったので、生写真は赤で仕上げました。
 
▼068-083P 美しの水
68Pの西田大輔さん、72P、76-77Pの久保田悠来くん、80Pの森田成一さん、82-83Pの中島愛里ちゃん、はねゆりちゃん。
これはすべて同じ障子の前でカラーで撮ったものを、本番ではモノクロで使用しましたが、同じモノクロでも、印刷の場合はセピアにしたり、イエロー、ブルー、グリーンとトーンを加えられるので、作品のイメージで微調整して仕上げます。今回は72Pの悠来くんがブルートーン、80Pの森田さんがややイエロー。また、76-77Pの久保田悠来くんの初出しカットは、モノクロにせず、彩度を50%ぐらい残したものです。
 
 
【撮影アイテムのいろいろ】
バック紙・布は、都内では大手の「銀一」さんによくお世話になっています。
http://www.ginichi.com/
 
レンタルスタジオの検索で便利なのは「レンタル撮影スタジオ.jp」さん。http://studio.jwcc.jp/
 
楽器のレンタルは「楽器レンタルドットコム」さん。
http://www.gakkirental.com/

 
 
 
今日はこのへんで(´・ω・`)
 
清水みちるアートディレクション写真集「写真芝居」
好評発売中です★
http://besten.shop-pro.jp/?pid=76472197

★掲載役者(50音順・敬称略)
浅沼晋太郎 猪狩敦子 石川智晶 井深克彦 置鮎龍太郎 小田井涼平 一内侑 唐橋充 草尾毅 久保田悠来 窪寺昭 小谷嘉一 椎名鯛造 白川裕二郎 純烈 杉本有美 染谷俊之 武智健二 多田あさみ 田中良子 谷口賢志 塚本拓弥 椿隆之 中河内雅貴 中島愛里 中村誠治郎 西田大輔 根本正勝 萩野崇 はねゆり 広瀬友祐 古川雄大 細貝圭 松風雅也 三上俊 三角大 宮下雄也 村田雅和 村田洋二郎 森田成一


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