本会議場の議席はどのように並んでいるのか?
参議院本会議場
水道橋博士参議院議員の議席が最前列ど真ん中!
と話題になりました。
なんと言ってもご本人がびっくり
https://note.com/suidou_hakase/n/nc29c23bc17e4
この席はどのような並びなのか?
参議院ウェブサイト「よくある質問」を見てみましょう。
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Q.本会議場の議員の席は決まっているのですか
A.本会議場で各議員が座る席は決まっており、「議席」と呼ばれています。議席は召集日の本会議において議長が指定しますが、その区分については衆議院、参議院ともに会派別に分けられています。衆議院では、議長から見て右側から左側に向かって大会派順に割り当てられているのに対し、参議院では、議席の中央を大会派が占め、その左右に小会派が位置しています。各会派とも当選回数が少ない議員ほど演壇から見て前のほうに座り、当選回数を重ねた議員になるほど順次後方の席に座っていくのが一般的です。
ちなみに、帝国議会の貴族院においては、最前列の席に皇族が座るなど、議席は爵位によって決められており、衆議院では、明治37年(1904年)を境に、それまで抽選によって議席が決められていたものが、それ以降は会派別に改められたということです。
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なるほど〜
衆議院では、議長から見て右から左に大会派順。
確かに、最ミニ会派のれいわ新選組は、議長から見て左端に、縦に3人並んでいますね。
(前から順に、大石あきこ議員、たがや亮議員、山本太郎議員。現在は、山本太郎議員の席に櫛渕万里議員。)
一方、参議院では、大会派を中央に、大会派順に左右に振っていく配置とのことですね。
でもその説明だけだと、小さい会派は左右の端になりそうですが…!?
実際は、2〜5人くらいの会派だと、下図のように前方に配置されているようです。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/giseki_kubun.htm
参議院れいわ新選組、2019年(れいわ元年)からの3年間は、議員2人中2人とも、大型車いす・要介助で特例的に最後列にいたため(図左下)、気づきにくかったかもしれませんが、実は同規模の会派は最前列中程に座っていたのですね。
今年2022年(れいわ4年)の参議院選挙で、天畠大輔、山本太郎、水道橋博士の3議員が当選。
参議院れいわ新選組は5人になりました。
天畠大輔議員は、舩後靖彦、木村英子両議員とともに後方の議席に。
山本太郎議員、水道橋博士議員は、前方に。
その中でもど真ん中なのは、「大会派を中央に…」の法則によるのでしょうか?
(れいわは5人、他の小会派は2人ずつ。)
でも、第24回通常選挙後の図を見ると、5人の会派が左で、2人の会派が演壇の真ん前ですから、そうでもないのでしょうか。
臨時国会召集日、会期を3日間とすることについての賛否を問う起立採決の際、反対(着席)の山本太郎代表が発した声がはっきりマイクで拾われた、良い席だ!
という好評価も聞かれ、身も蓋もないことを書くのも何ですが…
見る側にとっては良いけど、座る側にとっては、
前は良席の扱いではなさそうですね😅
衆議院では、3人と言えども前後に並んでいるので、その中で一番後ろに代表、というのはまだしも絵になっていました。
参議院は、2人と3人に分かれて座ることになっちゃいましたので、2人の中じゃ、後ろも何もって感じですね。
代表を駆け出しの頃の席に戻してしまったようで、なんだか申し訳ない😅
れいわ新選組で縦1列を押さえられるようになって、後方に座らせてあげたいな✨
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