愛犬の行動から、思うこと。

うちの愛犬は一筋縄ではなくて
単純ではなくて
どちらかというと猫みたいな犬。

すごく意思を持っていて
意思疎通も長けていて
まだ2歳だけど
人間の言葉も結構解っている様子。

甘えっ子で、納得いかない日はスネて
おいで!って抱っこしようとしても来ない。

喜んでる時は寄ってきて
抱っこ抱っこせがむのに。

抱っこしてあげるよって言ってるのも
きっと通じてる。
でも、拒否する。逃げる。

そこで私は、ふと思うことがあった。

自分は心の底から、愛犬を想って
可愛がって、抱っこしてあげたくて
その気持ち100%で向かっているのに
嫌だという、愛犬の感情。

自分が良かれと思って相手に捧げたことが
相手にとってみたら"拒否"事案であること。

犬ですら、そうなのだ。

ならば、ましてや人間なら。。

感情と言葉と事情が入り組む人間社会で
いくら自分が良かれと思っても
本気で正しいと信じていたとしても
それを拒否されることもあり得るのだと。

嫌なものはきっと嫌なんだ。

親の子への世話焼きもきっとそう。
子供のことを想って尽しても
子供にとってみたら余計なお世話。

哀しいかな、人間って、そういう生き物。

自分の脳内が全てではないのだと、
もっと開き直った生き方をしていこう。
そうでないと、"脳外"の世の中では
きっと生きていけないのだろう。

とても哀しくて切ないけど
受け入れられないこともある

とても悲しくて辛いけど
受け入れられないことを受けとめて
持ち帰るしかないこともあるのだと。

その想いが届かず散りゆくこともある。

切ないね。

でも、その場では届かなくても、
いつか、遥か遠い未来のとある日に
ふっとその優しさを思い出して
受け入れてもらえる日が来るかもしれない。
人生とは、人間とは、そんなもの。

なんだか、泣けてくるね。

皆、一生懸命なだけなんだけどね。

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