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福島第一原発の処理水について〜含まれる核種〜

福島第一原発の冷却に使われた処理水を海洋放出すると決定したとの速報があったが、私の処理水の海洋放出反対の考えは変わらない。地元の漁業関係者の今後を考えた時、とても賛成なんてできない。それでも政府は金で解決しようとするのだろう。。。

ただ反対を叫んでも、何が問題なのかが理解されなければ、「金目当てだろう」とか言われかねない(私には一銭も入ってこないのだが。。。)。また、「処理水放出反対して風評被害を煽るのか」なんて訳の分からない事を言ってくるだろう。

やはり問題点を整理すべきだろう。事実を共有することが必要だ。という事で、色々と調べてみた。

【処理水って何が含まれてる】

原発で発生する核種は下記の資料で確認できる。
主に6種があげられている。

http://www.japc.co.jp/atom/atom_7-2.html

特にプルトニウムは、半減期も長く毒性が強いとされる。ただし、事故で放出された量は微量と考えられている。
通常問題にされるのは、トリチウムとセシウム137でトリチウムは水分子と同じ挙動をとるので分離が出来ず、且つ影響が予想できない。セシウムは水に溶け込み体内に吸収される可能性がある。

【処理水中の核種】

資源エネルギー庁の資料によれば、処理水の中には、環境基準を超える放射線核種が含まれているようです。核種の半減期を見ても30年以上のものも含まれています。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/shorisui02.html

例えば、セシウム137やストロンチウム90などです。トリチウムだけではないですね
では、自然界や人体に対する影響は?薄めたとして海洋放出して問題ないの?
結論を言えば、誰にも分からないし、現状証明できません。

それを海に流すのです。トリチウムは、水の分子と同じで、蒸発するし、雨になって降り注ぎます。
セシウム137やストロンチウム90は水に溶けます。体内で蓄積されればどうなるのか?誰もわかってないですね
海洋放出に賛成の方たちは自分に関係ないと思ってるのでしょう。

問題は未来に起こるかもしれない。今私たちが無責任な決断をしてもいいのでしょうか?

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