競馬法100周年記念 第168回天皇賞（秋）（GⅠ）

さていよいよ真打ちの登場である。
ロンジンワールドベストレースホースランキングにおいてレーティング値129で世界トップとなっているイクイノックスの登場だ。

天皇陛下の東京競馬場への行幸も発表され天覧競馬となる事がＪＲＡから発表された。
またそれに伴い競馬法100周年記念競走として行われる事も発表された。

競馬法100周年記念 第168回天皇賞（秋）（GⅠ）

このようになる。

出走頭数は11頭。
11頭立ての天皇賞(秋)は1980年(覇者プリテイキャスト)以来の43年振りである。しかも当時の天皇賞(秋)は芝3200ｍで施行されていたので、2000ｍに距離短縮されてからは初となる。
それでは過去の11頭立て天皇賞(秋)を見てみよう。

【過去の11頭立て天皇賞(秋)】
1980年　①人気　６着
1978年　①人気　４着
1960年　①人気　７着

このように①人気確実のイクイノックスには厳しいデータとなる。

また過去の副題付き天皇賞(秋)＆天覧競馬の2005年を見てみると、

2005年
エンペラーズカップ100年記念　天皇賞(秋)
１着　14人気　ヘヴンリーロマンス
２着　１人気　ゼンノロブロイ

このように超人気薄のヘヴンリーロマンスが覇者となり、①人気のゼンノロブロイは２着に敗退している。

さらに2012年の天覧競馬である天皇賞(秋)は、
１着　⑤人気　エイシンフラッシュ
２着　①人気　フェノーメノ

このように①人気は２着に敗退している。



ではイクイノックスも連覇は出来ずに敗退するのだろうか？

取り敢えず④番or⑧番に配置されるか様子を見てみよう。

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　　　　　　　《枠　順　確　定》
競馬法100周年記念 第168回天皇賞（秋）（GⅠ）

なるほどそう来たか、という印象。
これはこれで‘アリ’だ。

11頭立てでは①人気に関する不吉なデータが沢山ある訳だが、結論からいうと『過去のデータは一切関係ない』と考えている。

今年の天皇賞(秋)はレーティング数値世界NO.１であるイクイノックスを陛下にお披露目するレースなのである。故に①人気確実のイクイノックスの敗退は絶対に許されないレースである、と言えるだろう。