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まさか、スポークまで調整することになるとは・・・

30年物の自転車を貰い受け、オーバーホールしています。
実はもう接合部という接合部は外して、全部を組み立て終わったのです。一度は・・・

完成した!と思って、タイヤを回してみると、ブレる・・・

そういえば、ホイールにタイヤをはめる際に、楕円に見えたけど、気のせいだと思ってました。

で、タイヤを外して、スポークのテンション調整の作業中なのです。
ボトムブラケットはオーバーホール済みなのですが、動画を作る暇がないのです。

今日は、腰が痛くなり、ここで作業を終えます。

縦ブレをあと1mmくらい抑えたいところですね。

スポークをいじるのは初めてですので、忘れない様に覚えたコツをメモっておきます。

①前輪の方が調整しやすいので、前輪からやるべき。(私は後輪からやってしまいました!)

後輪はなぜ難しいのか?スプロケット(ギヤですね)が存在している分、左右のスポークの長さが異なるのです。
スプロケット側のスポークのテンションでほとんどを支えていると言っても過言ではありません。

③すると何が難しいのか?
説明書を読むと、スポークのニップルは基本的に締めていく一方とのことですが、円形に近づけていくと、テンションが規定値をオーバーしてしまうのです。

④対処方法(正しいのか分かりません)
最初に全部のスポークのテンションを最低値近くの50kgfに揃えます。(私のスポークは2mmですので)
それから円形に近づくように、どんどん締めていきます。スプロケット側のスポークで170kgfを超えそうなスポークにマーキングをしていきます。もうこのスポークは締め付けることが出来ません。
ですので、このスポークを締め付けたいなーと思ったら、逆に両脇のスプロケットが無い方のスポークを緩めます。

⑤逆もしかり
逆に、スプロケットが無い方のスポークは50kgf以下には落とせません。ですので、これを下回りそうなスポークにマーキングをしていきます。ここを緩めたい!というとき、いや本当は緩めてはいけないので、この付近のスプロケット側のスポークを締めるのです。

⑥スプロケット側のスポークを締め付けられず、その両脇のスポークを緩められない状況ではどうするのか?
また、それより、ちょっと離れた位置での50~170kgfの間にあるスポークを、締めたり緩めたりで調整していきます。

⑦ブレが取れた!と思ったら、まだ半分!
実は、タイヤが軸の中心ではない位置でブレが取れているのです。
ですから、中心に近づく様に、片側の全スポークを締め付けていきます。
でも、限界に近いスポークは飛ばさざるを得ませんので、飛ばします。
おそらくスプロケットとは反対側にタイヤ中心が来てしまっているはずですので、スプロケット側のスポークを締め付けます。
限界付近まで締め付けてもまだ、中心に来ない場合には、スプロケットと反対側の全スポークを緩めます。この時も50kgf近いスポークは緩められないので、飛ばします。
これで、タイヤを中心に納めます。

⑧ここから、ブレを取る作業を繰り返します。

で、今回の動画の状況に至る。という訳です。

いやー、もう、この投稿に興味を持つ人なんているかしら?と思うくらい分かりにくいですねー。
早く、動画にしたい。

では、また。

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