見出し画像

自転車のバーテープの巻き付けはなぜ1/3重ねるのか?

今日、自転車のハンドルにバーテープを巻き付けたのです。
動画にしようと録画していたのですが、まったくうまくいかず途中で断念いたしました。

左側のハンドルから巻いたのですが、ブレーキの付け根にうまくテープを巻き付けられませんでした。

この本によると、ブレーキの付け根に4cmくらいにカットしたテープを先に接着しとくとのことなのですが、私の巻いたテープは接着タイプではなかったのです。

横着して、8cmくらいにカットしたテープを両側をくるむように置いておくだけとしたのですが、接着タイプじゃないので、巻き終わりに浮くんですね・・・

完全なる失敗に終わったので、動画はボツになりました。

しかしながら、反対の右側はうまく巻けました。
試行錯誤したおかげで、なぜ「テープを1/3ほど重ねるとうまく巻ける」と本に書いてあるのか、なんとなく分かりました。

「テープを切れないほど、思いっきり引っ張って巻く!」と書いてあるので、テープが伸縮してカーブしているハンドルにも綺麗に巻けるのかと勘違いしていたのですが、テープはそれほど伸縮しません。

ひと巻きするたびに、上部に隙間ができるのですが、(バーエンドから巻き始めるので、上部に隙間が出来るのです)
この隙間をシワなく、テープを巻くには、隙間をどんどん先送りしていかないといけないですよね?でも、それですと、いつか破綻してしまいますよね?

ところがどっこい、1/3ほどテープを重ねた場合、テープの重なりの方向とテープのシワの方向が一致して溶け込むようにシワが無くなるのです。

ようするに、「1/3ほど重ねるとうまく巻ける」のではなく、「テープを巻く時のシワの角度が、テープの重なる角度と一緒になるようにテープを巻く」ということらしく、それがちょうど重ね幅1/3程度である。ということらしいのです。

まあ、初めて巻いただけで、しかも1本目をしくじった者の言うことなので、我ながら「ホントか!」と突っ込みたくなります。

きっとテープが緩んできて、1年程度でダメになるでしょうから、また新調した時に、今度は立派な動画が撮影出来るように・・・との思いからの備忘録でした。

備忘ついでに、接着タイプでないバーテープを巻く際に、テープから手を離せるように、洗濯ばさみがあると便利です。

また、ブレーキのカバー(スカート?)も捲り上げて固定するのに、この洗濯ばさみを使うと楽に固定できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?