夏の化身(ver.アルビレオ)解説


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おはよう♪
あだち麗三郎です♪


アルバム『アルビレオ』聴いていただけたでしょうか?

一曲ずつの解説をしていこうと思います。


1.夏の化身(ver.アルビレオ)

ツアー先で訪れた盛岡でのオフ日、銀河鉄道線という地元電車があったので乗ってみた。
ひたすら田んぼしかない田舎の電車だったのだけれど、ふと気がつくと下校時の女子高校生で電車は埋め尽くされた。
彼女たちの会話を耳にしていたら、まるで自分が体験していた田舎の高校時代がフラッシュバックしてくるようだった。
そう、夏になるとふとした瞬間に小学校の頃の登校のために扉を開いたときの湿度、高校時代をすごした田舎町の家畜と田んぼの混じった北関東の匂い、派遣社員をやりながら音楽をしていた10年前のアスファルトの感触。
そんなものが蘇ってくる。それらの最大公約数として夏は存在している。


あだち麗三郎 Music,Lyrics,Arrangement,Vocal,Drums,Percussion
中川理沙(ザ・なつやすみバンド)Vocal
シンリズム E.Gt
浅野紘子 Flute
メルセデス増田 Bass
谷口雄 Keys

小林大吾さんというポエトリーリーディングの方がいてそのCDがとても素敵だったんです。
ぼくもポエトリーリーディングなら出来るんじゃないか?と思ったのがきっかけです。

ぼくの伝えたいことって、いつも容量がたくさんあって、言葉数が多くなってしまいがちなんですが、
このやり方なら!と思いついたのがきっかけです。

シングルバージョンとは違いコード進行を変えて、より時空が伸び縮みする感じを表現してみました。


時空が伸び縮みする感じは、みんな大好きJ.Dillaさんの"Time:The Doughnuts Of the Heart"という曲で
リフのテンポが半分に落ちるのを聴いたときにをそれを感じてやってみようと思ったのでした。

DweleさんのFind a Wayという曲を聴いてコード進行変えようと思ったんだな。

イントロはStylisticsの"You Are Everything"ですね。
これがDillaさんの元ネタなんだと思ってる。

元ネタとその元ネタを一曲の中で掛け合わせるっていう高度なギャグをやっているわけです笑。
親子丼みたいですね。

influenced...

小林大吾「アビリーンまで何マイル? / how many miles to Abilene?」
J.Dilla "Time:The Doughnuts Of the Heart"
Dwele"Find a Way"
Stylistics"You Are Everything"

バイバイ♪
今日もよい日を♪

あだち麗三郎集大成4th アルバム『アルビレオ』
https://magicaldoughnut.stores.jp/


7/13 HeiTanaka@岡山
7/14 HeiTanaka@高知
7/15 HeiTanaka@神戸
7/19 GUIRO@名古屋
7/21 アルビレオ解説会@水道橋路地と人
7/26 HeiTanaka@FujiRockFes
8/1 片想い@渋谷www
8/3 のろしレコード@代官山晴れ豆
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http://www.reisaburo.info

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