計算フィールドとパラメーター使用時のエラーについて

tableau使用している中で計算フィールドでエラーが出ることが多かったため勉強してみた。

1番エラーの理由が()の形と数でした。なぜその形と色なのか理解出来ていないことによるミスであると思ったので自分なりにまとめてみました。

)がひとつ足りないことにより
赤の部分が閉じられていない計算式
全て閉じられている計算式

師匠さんから教えて頂きました!

エラーが出た時は’計算式にエラーが出ています’▼
を押すとエラーの理由がでてくるそうです!

エラーの理由が記載されている

その他で上手く行かなかったのがパラメータの切り替えです。切り替えのボタンを押しても切り替わらない状態になっていたため先輩に相談したところ。Tableau desktopを使用してみてとの事でした。最初 Tableau publicを使用していたのですが、Tableau desktopを使用することで切り替えることができるようになりました。

先輩も理由についてはわかっていませんでしたが私と同時に同じ作業を行って、Tableau Desktopの方のみ切り替わるようになりました。

ord8-1




まず計算フィールドには関数、フィールド、演算子、リテラル式がある。パラメーターやコメントが含まれる場合もある。

フィールド名は[] で囲んで計算に入れる必要がある。
フィールドはオレンジ色で表示される。

演算子は黒色で表示される。
・+(加算)は数値に使用すると加算を意味し、文字列の場合は連結を意味する。
・ー(減算)は数値だと減算、式に使用すると符号反転を意味する。
・*(乗算)数値の乗算を意味する。
・/ は除算を意味する。
・%(剰余)は除算演算の剰余を返す。Excelでいうmod関数ぽい感じ
・=,>,<,<=,>=,は基本的な比較演算子、TRUE、FALSE、NULL を返す。
・^はPOWER関数と同じ

優先順位は
①ー(反転符号)
②^(べき乗)
③*,/,%
④+、-
⑤==、>、<、<=、>=、!=
⑥NOT
⑦AND
⑧OR

リテラル式とは文字通りにあらわされた定数値のこと。リテラル式は黒と灰色で表される。

関数は今回集計関数についてまとめてみた。
・AVG()
式内のすべての値の平均を返す。AVG に使用できるのは数値フィールドだけ
・COUNT()
グループ内のアイテムの数を返す。NULL値は数に含まれない
・COUNTD()
グループ内の個別のアイテムの数を返す。
・COVAR(1つ目、2つ目)
2つの式の標本共分散を返す
・COVARP(1つ目、2つ目)
2つの式の母共分散を返す。
・MAX()
式のすべてのレコードの中から定一を返す。文字列地の場合はアルファベットで並べたときに最後になる値。
・MEDIAN()
式のすべてのレコードの中から中央値を返す。数値フィールドのみ使用でき、NULL値は無視される。
・MIN()
全てのレコードの中から最小値を返す。文字列の場合はアルファベット順で並べたときに最初になる値が返される。
・STDEV()
サンプル母集団に基づいて、指定された式のすべての値の統計的標準偏差を返す。
・STDEVP()
バイアス母集団に基づいて、指定された式のすべての値の統計的標準偏差を返す。
・SUM()
式内のすべての値の合計を返します。使用できるのは数値フィールドだけ
・VAR()
サンプル母集団に基づいて指定された式のすべての値の統計的へ荷を返す。

参考文献
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_operators.htm

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